2023年9月29日金曜日

ミスタッチを減らしたかったら

これを言ってもあまり信用されませんが、
ミスタッチを減らしたかったら、
わざとミスタッチをやらかしながら
練習するのがいいです。

説明しますと、
ミスタッチをするときに、
あまりにも「正確に弾こう、正確に」と思いすぎて、
体に力が入ってしまうことがあります。

そんな時、
少しテンポを下げて、
もうちょっとちゃらんぽらんに弾いてみますと、
とたんに、メチャクチャになりますが、
実は、その時にいわゆる「脱力」状態になっていることが多いです。

その状態で、
少しずつ、それでは
「今度は、もうちょっと右に」とか
「もうちょっと左寄りに」と気をつけながら、
あくまでもちゃらんぽらんに繰り返します。

すると、
だんだん、正確な音に当たるようになってきます。

それが、理想的な弾き方だったりします。
つまり、
脱力していて、かつ、コントロールされている状態です。
また、
その方がラクに弾けます。

お試しください。


* わざとミスタッチを許して弾く



 


Chiyo

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2023年9月28日木曜日

ピアノという楽器の、不思議


先日は、ピアノの音色を決めるものについて、
お話ししました。

あと、もう一つ不思議なことがあります。
ピアノの音色が、
ピアニストによって変化しているようだということです。

これは、科学的にどう説明できるのか?
よくわかりませんが、
ピアノテクニシャンも同じことを言いますので、
私の気のせいだけとも言えないようです。

ピアニストが弾き込んでいると、
その楽器が、
だんだん、ピアニストの音色になってくる、ということです。
実に、変ですが、
そういう経験をしたことがあります。

音楽院で、
長年使っていた部屋を変わることになった時。
それまで使っていたピアノは、
私の音色になっていました。
私の生徒さんも、同じような弾き方をするのでしょう、
そうなってしまったようです。

そして、
別な部屋で、別なピアノを使い始めた時、
しばらくは、テクニシャンにお願いして、
色々手を加えてもらいました。
最初の2年くらいは、安定しなくて、
困りましたが、
あるとき、今年の春くらいから、ぴたりと安定しました。
そして、
音色が、私の音色の理想になってきたのです!

これには、びっくりです。

古いですし、
ハンマーもだいぶ疲れている楽器ですので、
あまり期待はしていなかったのですが。
この変化は、
ほぼ、奇跡のようなレベルです。

こんなことを
テクニシャンに話しますと、
「そうなんですよ、わかりますか」と喜びます。

技術だけではどうもうまくいかないところがある、
説明のつかない、
マジックな部分がある。
だから、どんどん弾いてください、ということでした。

私の今の楽器も、
まだまだ変化すると思いますので、
どんなふうになるかしら、と
ちょっとワクワクしながら、毎日弾いています。


* 科学では割り切れない、不思議な部分



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2023年9月26日火曜日

ピアノの音色を決定するもの


ピアノの音色を決定するものは、
もちろん、私たちピアニストの弾き方です。
今日は、ちょっと角度を変えて、
楽器のことを考えに入れて、のお話です。

私は、長いこと、
楽器というのは、

*木の共鳴板と、
*金属の弦で、

響きが決まるものだと思っていました。
それは、
まったくそうではなかったということに、
気がつきました。

もちろん、それも大事ですが、
かなり大事なのは、
弦をたたくハンマーでした。

ハンマーの頭は、徐々に変形します。
硬さも、変わります。
毎日毎日たたいているので、
少しずつ変化しますから、音色の違いにも、
なかなか気づきませんが。


今年、私は、ハンマーを全とりかえしました。
すると、
楽器が変わったように、音のキャラクターも変わりました。
そして、
調整してもらうたびに、変化していきますし、
私が弾けば、これまた変化します。

なるほど、
これほど影響力があったとは、と
今になって、感心しています。

また、
変化のしかたについて、
おもしろいことを経験したので、
また、次に、お話ししたいと思います。




* まとめ

ピアノのキャラを決めるのは、
主に、ハンマーの頭









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2023年9月25日月曜日

ミスタッチの直し方


 ピアノを練習している時に、
知っておくと得するコツがあります。

それは、
ミスタッチをしてしまった時のことです。

「あ、ミスタッチをしてしまった、
そうならないように練習しよう」という考えが起こります。
そして、
そこを繰り返す。

その時に、
その音のひとつ前、とか、ちょっと前から
取り直すようにすると、いいのです。

ミスしてしまった音を、正確にしたい、という気持ちで、
その正しい音から始めたくなってしまいますが、
そこをぐっとおさえて、
ちょっと前からとる。

なぜかと言いますと、
ミスしたのは、厳密にはその音ではなくて、
その前の音から、その音までの移動が、
うまくいかなかったからなのです。
その移動をマスターするのが目的です。

まずは、試してみてください。
きっと変化が起こると思います。


* まとめ

「音」ではなく、「移動」をマスターする




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2023年9月20日水曜日

小さい時に感じていたこと



 

 先日、高校時代の友人とパリで落ち合いました。
高校以来、まったくの音信不通でしたから、
おしゃべりすることは、たくさん!

高校時代には彼がフルート、
私がピアノという形で、
アンサンブルをよく楽しんでいたのです。
そして、彼が思い出していうには、

「あなたはよく、バッハのことを熱く語っていたね」
ということです。
へーぇ、私は、ちっとも覚えていないのですが。

言われてみれば、
バッハは好きでした。
弾くのも、
聞くのも。

そして、
ずーっと好きでしたし、
今でも大好きです。

それで
なるほど、と思います。
小さい時に感じていたことは、
もしかすると根強く残っているかもしれない、
そして、それは、本当の自分の一部かもしれないです。

もちろん、
それ以来、いろいろな別なことを知りましたが、
バッハの気に入りは、
やはり、ちょっと別格なようです。
それを忘れていました。

みなさんは、いかがでしょう?
何か、特別気に入っていたことはありますか?
忘れているかもしれないけれど、
もしかすると、
根強く、どこかで眠っているかもしれません。


* まとめ

「本当の自分」










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2023年9月19日火曜日

「今、ここに」で集中

ピアノを弾くときには、もちろん
集中力があった方がいいのですが、
それにはどうしたらいいのでしょうか?

はじめのうちは、
音をとるのに夢中ですし、
いろいろなことに気をつかうので、
集中はできています。

問題は、
曲がある程度でき上がって、
ラクに弾けるようになった時です。
他のことを考えながらでも、弾けちゃったりします。

そういう演奏は、
聞いていますと、すぐわかってしまいます。
「心ここにあらず」という日本の表現がぴったりの
演奏になります。
これでもいいですが、
せっかくでしたら、
あなたらしい、いい演奏をしてほしいと思います。

それには、いろいろやり方があると思いますが、
私は、どうやっているかと言いますと、

音楽を心の中で歌っています。
それをしていると、
「あ、今のはうまく弾けたかな」
と思うヒマはありませんし、

「あ、あの難しいパッセージが待ってる」
などと心配しているヒマもありません。

これで、
私はかなり救われています。


* まとめ

音楽でも、「今、ここに」いることは効果あります


 


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2023年9月7日木曜日

きらさんの、3ヶ月プログラム

 



今日は、前にも登場したことのある
「きらさん」というオンライン受講生の方のお話です。

こんなうれしいメッセージをいただきました。

「3ヶ月プログラム、最終分の
録音よろしくお願い致します。


3ヶ月プログラム、ありがとう
ございました。
この3ヶ月は、貴重な体験でした。

樹海の糸は、私には難しい
レベルの楽譜でしたが、
先生のおかげで、最後まで、
通す事ができました。
ありがとうございました」


どういうことかと言いますと。

きらさんは、
「樹海の糸」という曲を練習なさっていました。
しばらく、勉強なさっていましたが、
この夏には、終えたい、ということでした。

さて、今まで、
きらさんは、数小節ずつ進む、というペースでした。
それを、夏には終える、となりますと、
もう少しペースを上げなければなりません。
そういう時に、私だったらどうするか?

プロの人は、当たり前ですが、
いつも締め切りとにらめっこしています。
ですので、そういうことには慣れているのです。
どうやって、効率よく仕上げるか
これが一番に優先することです。

というわけで、
まるで、私が締切を出されたように、
計画表を作りました。
大事なことは、
少しずつ進んでいくのではなく、
難しい部分から、取り組んでいくことです。
そこに一番時間がかかるのですから。

そして、逆算して、
どのようなペースでいけばいいのかを計算します。
こんな感じです。



















そして、きらさんは、見事に、
この計画表にしたがって、
完成なさいました!

ブラボーです!
おめでとうございます!



「樹海の糸は、私には
難しく、練習もあまり
できなかった時期があり、
かなり時間がかかりましたが、
3ヶ月プログラムで最後まで
通すことができて、
本当にありがとうございました」


お仕事をしながら、
子育てをなさって、
ピアノも弾いて。
よくがんばられたと思います。
拍手。


*まとめ

一つの曲を仕上げる時は、
難しいところから取り組んでいく




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2023年9月1日金曜日

現実的かどうか、を見極めます


たまに、
生徒さんに曲を提案しますと、
遠慮なさる方もあります。

私には無理、と思ってらっしゃる。
まぁ、そうかもしれませんが、
私は、できる、と思いますが。

先ほど、
庭先で、ささっと、
4つ葉のクローバーを見つけました。
これは、それほどむずかしいことではないそうです。

絶対見つかる、と思って探せば、
割とすぐに、見つかるそうです。
あるわけない、と思って探すと、
見つからないそうです。
これは、アンドリューワイルというアメリカの医者が
書いていることです。
病気は、治るかもしれないと思って努力すれば、
治る可能性がぐんと上がる、というような内容です。

もしかすると、
ピアノの曲も、そうかもしれません。
どうせダメと思って取り掛かれば、ダメかもしれませんが、
できる、と思って練習すると、
できてしまうかもしれません。

私は、そこが面白いと思っています。
現実的かどうか、を
プロの私は、まずは見極めます。
あとは、
ご本人が、その気になるかどうか、に
かかっているのかもしれません。







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