3月になりましたが、まだまだフランスは
寒いです。
1月、2月、と時は流れますが、
音楽も、
1、2、と拍があって、
それがあるから、心地よい、ともいえます。
とても上手に聞こえます。
同じテンポで弾くのが良いですが、
上級になると、テンポルバートというものも
習います。
これは「時は盗まれた」というような意味で、
きっちりと拍をとらない、ということです。
これがちょっと複雑で、
テンポをどうやっても良い、とはいかないのです。
速くしたり、ゆっくりしたりという加減が
難しいと言えば難しい。
これを美しくできるようになるには、
まずは、杓子定規でもいいですから、
きちっとテンポ通り弾けることを習ってから、
が良いのです。
ですので、
私は、中級のおわり〜上級にならないと、
テンポルバートの曲は提案しないようにしています。
また、
安定したテンポで弾けているかどうか、ということは
なかなか自分では気づきにくいことです。
そのために、メトロノームを使うこともできます。
私は、どちらかというと、
メトロノームよりも、
録音したものを聞いて、
あ、ここが走っている、とか
のろくなっている、と気づく方法が
好きです。
いずれにしても、安定したテンポで
弾けるというのは、とてもいいことです。
自然にできる人もあれば、
そうでない人もありますが、
もしできなくても、上に書いたように訓練していれば、
できるようになります。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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