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2024年4月15日月曜日

こうやって、ガラッと変化




ピアニストは、音を扱う芸術家です。

ですから、耳を使うのが、一番大切なはずです。

それが、
ともすると、目の方が優先になっている時もあります。

目に見えるものと、
耳から聞こえるものと、どちらの方が、
われわれに影響を与えるかというと、
がぜん、「目に見えるもの」なのだそうです。

テレビのコマーシャルだって、
しゃべっている内容より、
見えたものの方が、影響するそうです。

それを逆手に取ります
楽譜のオタマジャクシを追いかけてばかりいると、
耳が使われていない可能性がある。

ですので、
そういう時は、暗譜で弾けばいいですし、
さもなければ、そのパッセージだけを目をつむって弾く。

すると、
聞こえ方が、ガラッと変わると思います。
私は、よく、こうやって、
ピンチを乗り切っています。


* まとめ

聴覚を、優先させる方法









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2024年4月11日木曜日

「脱力」という誤解


ピアノを弾くのには、

脱力をしなくてはいけないと思っている方は多いです。
特に、先生に多いです。

ですので、そう言われた生徒さんは、
そう思ってしまいます。
ですが、ちょっと考えてみると分かりますが、
脱力して弾いているピアニストは、いません。

例えば、手のアーチ、と言いますが、
これは、脱力していては、できません。

また、ピアノを弾くときには、
椅子に座って、
背筋をまっすぐにしますが、
これは、脱力していては、できません。

だらっと、寝っ転がっている時でさえ、
きちんと脱力しているかといったら、
そうとは言えないのです。

さて、
先生が、「脱力して」とおっしゃる時は、
たぶん、きっと、
肩が固まっている、とか、
息を詰めていて、横隔膜が上がりっぱなし、とか、
そういうことだと思います。

まぁ、先生の前では、
上手に弾きたいですので、
どうしてもそうなってしまうのかもしれません。

解決策は、
ちょっと逆説的ですが、
きちんと指のエクササイズをして、筋肉をつけておくことです。
練習をこなすことで、柔軟性もつきます。

また、腹筋など、体幹の筋トレをしておくと、
体の使い方に余裕が出てくるような気もしています。
無駄なところに、力を入れないですみます。
猫のように動けるようになります。

そういうことの積み重ねで、
徐々に、「脱力」して、ラクラク弾いてるように見えるのだと
思います。



* まとめ

よく練習して、筋肉をつけておくと、
しなやかに、弾けるようになる



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2024年4月8日月曜日

曲を通して、伝えたいこと


(しばらく、スローになっていました。
どうやら、タチのわるい風邪にかかったようです。
もうだいぶよくなりました)

さて、
前回の、曲を通して言いたいことをよくわかっているといい、
というテーマについて。
いく人の方から、どうしたらいいのか、というような
ご質問を受けました。

すぐ、答えが浮かばない方は、
それで、大丈夫です。
方向として、そちらの方を見る、という感じでいいと思います。

それまで、
手始めとして、
他の人の生の演奏を聴いて、
「好き」
「何かちがう」というような感想を
持つ習慣をつけるのもいいかもしれません。

この人は有名な人だから、とか、
この人は、賞を取った人だから、と、
そういうことは脇に置いて、
純粋な感想に、注目します。

そのほか、
この作曲者のものが好き、とか、
いろいろ出てくるでしょう。

そのためにも、
アンテナをめぐらせておくのは、いいと思います。

お稽古事ですから、
「型」を覚えなくてはなりません。(技術、楽譜の読み方など)
そして、
それと同時に、もう少し自由に、
感性」を育てておくのもいいと思います。

そのバランスが、いいのだと思います。






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2024年3月26日火曜日

これがないと、ちっとも上手くなれない

先日テレビで、心に残った言葉がありましたので、
書いておきます。

先週は、ちょっと風邪をひいていました。
やっと起き上がれるようになって、
まぁ、テレビも見られるようになった時。

とてもマニアックな世界を見せてくれる番組を見ました。
ラーメンを自作する人たちのコンテスト。

ファイナリスト3人は、
自由自在に、
課題「あなただけにしか作れない塩ラーメン」を、
創造していきます。
2週間かけて準備。
そして、本番スタジオでは、
審査員の前で、1時間半作り上げます。

ピアノコンクールを体験したことのある方は、
ちょっとは共通点があるような気がして、
手に汗をにぎるかもしれません。

さて、
みなさん、ものすごいレベルの
追求の仕方です。
ラーメンとはいえ、これですと、
もう、芸術のはんちゅうに入るといえます。

そして、
最後、審査員の一人、フランス料理のシェフ(日本人)
がおっしゃっていた言葉。
それが印象に残りました。

「何を伝えたいか、何を言いたいか、がわかっていること」
というようなことです。
あぁなるほど、
実に、その通り。

ピアノでも、私は、技術に気を取られて、
結局、何を言いたかったのか、
忘れている時があります。
特に、コンクールのステージで、そうなります。

そして、
そういうケースも、よく見てきました。
それが、
ラーメンの世界でも、そうなのですね。
なるほど。

そして、これは、
ピアノのどんなレベルの人にも言えることだと思います。
これをわからずに、ただ「上手くなりたい」だけでは、
なかなかうまくいきません。
逆に、それがわかっている人は、
上達が早いです。




* まとめ

「この曲で、何を言いたいのか」を、わかっていること






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2024年3月16日土曜日

譜読みに、時間がかかる


ピアノ初心者の方から、たまに、

譜読みに時間がかかります、ということ聞きます。

譜読みに時間がかかるのは、
ある程度しかたありません。
私も、小さいころ、
譜読みの期間が苦手でした。
実は、今でも、あまりこの作業が好きではありません。

やはり、
指が曲を覚えてくれて、
自由に弾けるようになる瞬間が、待ち遠しいです。

ところで、
楽譜の読み方の話です。

ほとんどの場合、
ヘ音記号とト音記号と、
2つの違うシステムの音符を、並行して読んでいます。
これは、すごい能力だと思います。

そうでない楽器もあるのです。
一度に1音しか出さない楽器。
それと比べたら、ピアノの譜読みは、
かなり複雑なのです。

その時、
あなたの目は、どのように働いていますか?
漠然と見ていますか。
それとも、
下、上、下、上、でしょうか。

慣れてくると、
漠然と見ているようにも思えますが、
実は、(私の場合は)和音など、
下から上、
下から上、ということを繰り返しているようです。

(まずは片手ずつ、次に両手で)

特に、初心者の方は、
そこを意識して読むと、
譜読み速度の効率が上がるのではないかと思います。


* まとめ

譜読みをできるだけ早くする
→ 下の音から上へ、と読む


 


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2024年3月11日月曜日

もっとキビキビと、カッコよく弾きたい


もっと、すっきりと、キビキビとした音で、

かっこよく弾きたいのに、と思います。
特に、
8分音符や、16分音符が並んている時。

そういう時は、ごたごたと考えずに、
リズム練習をします。
片手ずつです。

1)ターッタ、ターッタと。
そして、その逆、
2)タター、タター。

それが終わったら、
(これは、私のオリジナルなのですが)
3)元気のいい、フォルティッシモの、スタッカートで
弾きます。

ちょっとゆっくり目で、
上から指を落とすように。
すると、手が響いて、少しインパクトがあります。
それは、
以前にガッテンという番組で見た、
「かかと落とし」という体操と似ているようにも思います。

(もしかすると、
同じように、骨にも影響があるかもしれない、と
このごろでは、ひそかに思っていますが、
実際どうなのかは、よくわかりません。
体に良さそうな気もします)

いずれにしても、
こうすると、てきめんに、指が器用になって、
うまく弾けるようになります。


* まとめ

きれいに弾きたくなったら、リズム練習。
そして、ff のスタッカート練習も。










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2024年3月7日木曜日

上達のコツ


 音楽表現で、大事なことがあります。

ここを、押さえておくと、
上達が、ぐんぐん進むように思います。

それは、
自分は、ここで、何を言いたいのか、
何を表現したいのか、を、
はっきり感じている、ということです。

それがなくて、
ただ、先生に言われたことを、
そのままやってみるだけでは、
なかなかうまくいかなかったりします。

先生は、あのように言われるけど、
私は、ここは、絶対こうしたい、
こういうことを、表現したい、
というのが、強くある、のがいいのです。

そうすれば、
先生は、「それを言いたいのですね。
それだったら、このように表現したらいいでしょう」などと、
お手伝いすることができると思います。
(理想的には) 

それがわかっていると、
今まで先生に頼っていたのが、
自分を頼って、表現することができるようになります。
色々なことが、
どんどん進むと思います。


* まとめ

「何を言いたいのか」を、わかっていることがコツ






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2024年2月28日水曜日

どこに私の才能があるか?


 私のところへピアノを習いに来る方で、

特に、再開なさった方。
初心者の方もそうですが、

レッスンを受け始めて、
私にこんな才能があったんなんて」と、
驚かれる方がほとんどです。

どこに才能があるかは、
その方、その方それぞれ違います。

初めは、
私がお世辞を言っているのだと思っていらっしゃる方もあります。
あまり信用されていない感じがしますが、
それでも、だんだん、
納得されるようではあります。
また、
そうと気付くことなく、
ただ単に、
ぐんぐん上達されていく方もあります。

いずれにしても、
どんな方でも、才能、素質があります。
(だいたいレッスンを受けに来られるような
大人の方ですと、
たいていは、音楽的素質に、
とても大きな資源があります)

まずは、それを見極めます。
そして、それをピアノの音に出して、聞いていきます。
どういう感じがするか、
そこにアンテナを張って、
それを頼りに、進んでいきます。

それが、上達の道のように思います。





* まとめ

どんな方にも、
才能、素質があります。
それを、見ていく。




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2024年2月23日金曜日

どの曲を弾くか?が問題


 


ピアノを習ってくときに、
「曲選び」という作業があります。
これは、なかなか奥が深いものだと、感じています。

曲のおかげで、モチベーションがグンと上がる生徒さんがあります。
もちろん、その逆もあります。

大きく分けて、
生徒さんに提案する曲には、

1)その人の才能が生かされて、聞きばえのするもの

2)その人が苦手としていることを、そうでなくできるようなもの

の2つがあります。

試験、コンクールなどでは、もちろん、1)の聞きばえのするものを、
選びます。

たまに、ふだん練習の時に、
2)の、苦手っぽいものを提案することも、します。


その、塩梅が、微妙ですので、
そこは、教師のセンスが問われるところです。

いずれにしても、
私は、かなりの時間をかけて、曲選びをします。
機械的に、どなたにも同じような曲を与える教師も、あります。
どちらが良い、とは言えません。

ひとつ、生徒さんに、耳打ちをしたいことがあります。
それは、
弾きたい曲を、先生にお伝えする、ということです。

先生にも、お考えがあるので、
相手にしてくださらないかもしれませんが、
もしかすると、頭の隅に置いといてくださるかもしれません。
ひょっとすると、
そうしましょう、という展開になるかもしれません。
今は、無理でも、
「あぁ、そういうものが好きなのですね」と
似たような曲を、勧めてくださるかもしれません。

お伝えするのは、ワルくないことだと思います。

そして、
私は、うれしく思います。
生徒さんが、「弾きたい気持ち」を持ってらっしゃるのが、
よく伝わってくるからです。
心に秘めたその気持ちが、エネルギー源ですから、
大切にしています。






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2024年2月21日水曜日

譜読みが上手になるには

  

私が、ピアノ曲を弾く段階で、一番いやだなぁと思うのは、
譜読みの段階です。

新しい曲を始める、という、うれしさ。
音は耳に流れるのに、手が動かない、というもどかしさ。
テキトウに、弾いてみたいけど、
きちんとやらないと、この先苦労する、という切迫感。

そして、
生徒さんのあいだでは、
この問題は、深刻です。
(特に、フランスの)

けれども、
私には、マジック解決法は、ないのです。
ふつうに、片手ずつ、やるしかありません。

けれども、
ふだんから、譜読み力をアップすることは、できます。
そして、譜読み期間を短縮できます。
筋力をつけるみたいに、

少しずつ、やるしかありませんが、
ちょっとずつやれば、確実に、
アップします。

1)今弾いている曲より、2ランクくらい
やさしめの楽譜を用意する。

2)毎日、5〜8分くらい、片手ずつ譜読みをする。

*その時、大事なのは、ぜったいテンポをくずさないこと。
ゆっくりでいいのですが、何があっても、
ぜんぜん違った音でも、前に進む。

これは、もっと上級の「初見法」のトレーニングをアレンジしたものです。

とてもやさしめの楽譜でやるところが、大事です。
地味ですが、
毎日続けてみてください。

2週間ほどで、効果が感じられます。
ちょっと勇気のいる、やり方ですけれど、
やれば、それだけのごほうびが、あると思います。



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2024年2月15日木曜日

クラシック以外の場所では、結構使われている

  



ハノン練習曲は、有名なわりには、
近ごろのフランスクラシック界では
あまり使われていないように見えます。

先日も、音楽院で話題になりました。
ある生徒さんが
「この16分音符、速く弾きたいんですけど、
できないんです」と。
「ふーむ、ふだんから、ツェルニーとかハノンの練習を
課題に出しているのにぃ」と私は心の中で思います。

フランスの作曲家ですので、「アノン」と発音する方が、
正しいのですが、
実を言うと、
フランス語では、「アノン」と言ったら、
「オーノー!」と言っているようになるのです。
どうも、人気が出ないのは、そのせいか、と思ってしまいます。

とは言うものの、
ひと昔前までは、フランスでもよく使われていたのです。
ハノンは、ただの指の訓練ですから、
これだけ弾いていても、上手くならないかもしれないですが、
これを弾いて、キビキビした指をゲットできれば、
いい演奏をするのに、重宝するのも確かです。


大事なのは、

* 姿勢、フォームを正しく
* 粒をそろえることに、気を配る

ことでしょうか。
これさえしっかりしていれば、
いい習慣が身につきます。

また、
リズムなどで、変化をつけて練習するのは、
特に、効果があります。
いずれにしても、いい耳で鋭く見張りながら
練習するのが、いいです。





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2024年2月12日月曜日

上達の、コツ


 音楽表現で、大事なことがあります。

ここを、押さえておくと、
上達が、ぐんぐん進むように思います。

それは、
自分は、ここで、何を言いたいのか、
何を表現したいのか、を、
はっきり感じている、ということです。

それがなくて、
ただ、先生に言われたことを、
そのままやってみるだけでは、
なかなかうまくいかなかったりします。

先生は、あのように言われるけど、
私は、ここは、絶対こうしたい、
こういうことを、表現したい、
というのが、強くある、のがいいのです。

そうすれば、
先生は、「それを言いたいのですね。
それだったら、このように表現したらいいでしょう」などと、
お手伝いすることができると思います。
(理想的には) 

それがわかっていると、
今まで先生に頼っていたのが、
自分を頼って、表現することができるようになります。
色々なことが、
どんどん進むと思います。


* まとめ

「何を言いたいのか」を、わかっていることがコツ






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2024年2月6日火曜日

女性がピアノを弾く、ということ?


女性がピアノを弾く時、ちょっとしたコツがあると思います。


国際コンクールなどで、
男性が賞を取ると、私は、その骨格、手の大きさに、
うらやましいという気持ちがしてしまいます。
もちろん、
きゃしゃな女性が賞を取ることだって、あるのです。

そういう視点でコンサートを観察してみますと、
女性が、いろいろ工夫をして、
手を使っているのがわかります。

そのポイントの一つは、柔軟性です。
それを十分に使っていると思います。

そして、
その副産物(?)としてかもしれません、
音色に、幅が出てきています。

それ以外にも、
手の動かし方のコツ、というのはあります。
また、
この柔軟性というのは、
男性だって、使うといいのです。
さらに、可能性が広がりますし、
長いこと弾いてもくたびれない、など、
いろいろいいことはあるかもしれません。

そういう視点で、演奏を観察するのも、
おもしろいかもしれません。
どんどん盗んで、
自分の技術に取り入れるといいと思います。







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2024年2月2日金曜日

これが見つかったら、こうする!(効果抜群)

一つ、フランスでよく話題になることがあります。
marche harmonique という、和音進行です。
これが見つかったら、どう、ということはないのですが、
これをどう弾くか、ということを知っていると、
とても得になると思います。
では、どうすればいいのか。

答えは、
何も考えもせずに、
ただ、こうすればいい、のです。
「そのmarche (階段)ごとに、音色を変える」
ただ、それだけでいいのです。

例えばです。
まずは、濃い緑色
次は、淡い緑色
そして、そのあとは、
中間色の緑、などの音色にします。
(という想像で)
すると、グラドュエーションができます。
とても、美しくなります。

その部分の、作曲家の意図が、すぐはっきりしてきます。
つまり、
「音楽的に」なるのです。

これを、日本の方にご説明するために、
ネットで探しましたが、
あまり、話題にのぼらないようですので、
フランス語版のリンクを、ここにつけておきます。

(例がいくつか、聞けるようになっていますし、
フランス語でも、今では、
Google翻訳、DeepL など、
とてもいい翻訳ロボットがいますので、
それを使って
お読みになれると思います。見に行く



日本語では、
「和声反復進行」と言います。
なんだか、むずかしそうに聞こえますが、
例をお聞きになれば、
「なんだ、これか。
これなら、歌謡曲やポップミュージックに
よく出てくる、あれだな」と、すぐわかります。

これが、
バッハなどによく出てくるのです。
それを見つけては、
どうぞ、お遊びください。




* まとめ

これが見つかったら、考えもせずにこうする!




 


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2024年1月30日火曜日

すぐに効果がほしい

 


ピアノ練習の中には、

すぐに効果があらわれないものがあります。

ですので、

このようにずっと弾いていれば、いつかは
ステキに弾けるようになるだろうと思っていらっしゃるのが
わかります。
すぐには効果があらわれない、だから、
しんぼうづよく待ちます、とおっしゃいます。

そこが、大事な分かれ目です。

確かにそうなのですが、
どうやって、ずっと弾いていくかが大事です。
なんとなく楽しく、
ゆっくりに弾いていれば、いつかは、
延長線上にステキな演奏が待っているかどうか。

そこは、
ちゃんと見分けましょう。

私は、
即効性のある、
効率のいいのが大好きなのです。
かなり地味に見える練習になりますが、
わりとすぐに、効果が見えてくるやり方です。



* まとめ

こうやって弾いていれば、
いつかはきれいに弾けるようになるかどうか
たえず、確認する





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2024年1月26日金曜日

作曲家も、人間だった


 先日、音楽院でのことです。
コンクールに弾く予定の曲について、
作曲家のことを面接で聞かれるかもしれないので、
調べておくこと、という宿題を出しておきました。

グリーグという作曲家について。
まじめなこの生徒さんは、
次の週、色々調べてきたことを教えてくれます。
でも、
私の知りたいことは、その中に入っていません。
知りたかったことというのは、
その人は、どういう家庭の出身だったか、ということです。

民族音楽に興味を持った人ですが、
それは、どういういきさつだったのか。

ですので、一緒に、ネットで調べます。
すると、いろいろな情報が出てきます。
その中に、
2人で、わー、かわいい!と思わず叫んでしまったことがあります。

それは、
グリーグは、大人になっても、
手の上に乗るような小さなぬいぐるみ
好んでいた、ということです。
カエルや、豚のぬいぐるみ。

寝るときにも持っていたし、
コンサートの時は、あがらないように、
ポケットの中に入れていたカエルをにぎった、
ということです。

へえぇ、グリーグさんも!と、
とたんに親しみが湧いてしまいます。

もしかすると、
(その話が本当ならば)
ノルウェーのグリーグ博物館には、
このぬいぐるみのレプリカが、
お土産屋さんに、売られているかもしれませんね、
という話になりました。

コンクールを受けるのではなくても、
作曲家のことを、ねほりはほり調べるのも
おもしろくて、いいのではないかと思います。
曲を弾くときに、
また、ちがった気持ちがするかもしれません。









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2024年1月25日木曜日

ミスタッチの効用

 


先日、自動車を変えました。
慣れるまで、しばらくかかりそうです。

一つは、
今までギア付きだったのが、
オートマチックになること。

もう一つは、
車体の形がずいぶん違うという事です。
感覚をつかむまで、ちょっと緊張します。
駐車するときなどは、誰かに手伝ってもらったり。

車体の感覚をつかむのには、
やはり、壁をこすったり、
うしろの車にぶつけて、
「あぁ、ここまで行くと、ぶつかるのだな」というのがわかると
いいと思います。

ですが、実際は、
そんなことをするはずありません。
できません。

体は緊張したまま、
じゅうぶん余裕をとって、ハンドルを切ります。
もっと、そばへよってもいいはずなのですが。

さて、
ピアノでは、そういうことができるのに、と思います。
ミスタッチをしたって、お金はかかりませんし、
損害は、
自分の耳が、あっと驚くくらいです。
それに、
だれにも迷惑はかかりません。

つまり、楽な姿勢で、
気楽に弾けるのです。
もちろん最初は、あさっての方に行って、
ミスタッチになります。
でも、脱力しているという意味では、
正しい姿勢になっているのです。
技術的には、正しい。

これを続けて、
ミスをしながらじゃんじゃん弾いていますと、
だんだん、距離感とか、
ジェスチャーの感覚が自然につかめてきます。
そして、リラックスしたまま、ちゃんと弾けるようになります。


* まとめ

ミスタッチしながら、距離感をつかむ




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