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2025年4月4日金曜日

弾いている時の、頭の中

たまに私がピアノを演奏しているときに
どんなことを考えているか、と聞かれます。
自分でも、以前、それを観察してみたこともあります。

答えは。。
あまり信じてはもらえませんが、
拍をカウントしていることが多いです。

言い換えますと、
ビートを感じていることが多い。

もちろん、
歌を歌うことはしていますし、
全体を聞いています。

同時に、拍をとても気にしています。
テンポの軸となるものに、いつも気をむけています。
これは、人によって違うかもしれませんが、
私は、こうなのです。
そうでないと、とてつもなく関係のないことに
思考が飛ぶこともあるのです。

「さっき、あの人がこういうことを言ったが」に始まって、
「今日の夕飯は?」などの、ごく平凡な問いも。
集中のために、
マントラのように、カウントしていますし、
同時に、それは、とても
便利なことでもあります。
曲の安定感として、とてもよろしい。
いい指揮者さんが、いい音楽を奏でられるのと同じです。

それはさておき。
皆さんは、何を思って弾いておられるのでしょうか。
今度教えていただきたいものです。

興味いっぱいです。




 


Chiyo

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2025年4月2日水曜日

エレガントなルバートを、目指す

日本の生徒さんの中にはみられませんが、
フランスで、よくみられるケースです。
最近のソルフェージュレベルが、
ちょっとアヤシイらしいのです。

そうすると、
ショパンのノクターンでも、メロディを、
書かれているリズム通りに弾けなくなります。

でも!

ルバートがあるから安心、と思っている人もいます。
適当に加減すれば、
それらしく聞こえる、と思うらしいです。

また、
速く弾けば、大丈夫、と思っている人もいます。
まるで、漫画の走っている人の足のように、
ただ、線がささっと描かれている感じです。
一つ一つの足が見えなくても、
足が速い、というのは伝わってきますし、
リズムの誤差も、まぁ見えなくなります。

まぁ、一理あるのですが。

しかし、
美しいルバート、
美しい速さ、というのは、
やはり、きめが細かいのがいいのだと思います。
そして、一番大事なことですが、
演奏する人の歌心が伝わることなのだと思います。

そのためには、
まずは、
基本的な、リズムを棒読みで読みます。
弾きます。

そして、ショパンのおよその意図がわかったら、
それを基礎に、
アクセル踏んだり、
リットをかけるのが、自然なルバートになると思います。
つまり、
拍をいつも意識して、
そのビートを速くしたり、ゆっくりするための
ツールとして使うのです。
馬のたづなを握っているように、コントロールするのです。
うまく歌うことができるように。

そうすると、
エレガントな動きができるようになります。
これは、体験すればわかります。


リズムの不明さをルバートに隠すのでもなく、
速くすれば誤差も少なくなることを期待するのでもなく、
真正面から、
せめて行きましょう。
誰にでもできることです。

そして、
美しい演奏は、
すぐそこに待っています。






 


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2025年3月25日火曜日

どうやって技術的にレベルアップするか?


音楽院で、
新しい生徒さんが編入学なさいました。
もう、かなりのレベルを持っている男性。

とても音楽がお好き。
したがって、そういう心を持っておられるので、
ピアノの表現も、
そういうことに敏感です。
それがよく伝わってきます。

同時に、
技術的には、もう少しレベルアップしたい
とご本人も感じているようです。

さて、どうするか。

一生懸命ショパンのエチュードを
練習しているようですが、
なかなか変化がないということです。

色々解決法はあるのでしょうが、

私のやり方では、
もう少しシンプルな練習曲を、
もっと要求度を上げて練習する、というのが
いいように思われます。
最短で行けるような気もします。

たくさんの曲を弾けるように
するのはいいことです。
そして、それと同時に
一つの曲をとことん掘り下げて、
要求度を上げて、磨いていくのも、
また、これもいいと思います。

実力アップの良い機会となると思います。




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2025年3月21日金曜日

歳のせいでか、集中力が。。


 「歳のせいか」という枕詞を使うのは、
どうも気に入らないのですが、
それでも、若いころと比べて「むむむむ」と
思ってしまうことは多いです。

しかたありません。

ところで、
先日、人工頭脳に色々質問をして、
私の練習の仕方をもっと効率的にできないか、
を、探していました。

どうやら、それによれば、
私の練習の仕方は、もうこれ以上効率的にできない、という
もののようでした。
これには、少しは誇らしくは思いますけれど、
もう節約の部分がない、ということですから、
がっかりニュースでもあります。
ちょっと期待していたのですが。

ただ、一つだけ、
グッドニュースがありました。

このごろでは、
集中力が減ってきたのかどうか、
15〜20分くらいすると、
気分転換をしたくなる、ということが多くなっています。
上に書いた「歳のせい」ではないかと
心配していたのですが、

そうかもしれませんが、
それはそれで効果があるようなのです。
アスリートの訓練の仕方があるそうです。

ちょっと集中して、休んで(アクティブに休む)、
そしてまた集中練習、という形をとるそうです。

これは、なかなかいいかもしれない、と
思っています。
私なりに、そして、ピアニスト向けに
カストマイズしていこうかと、思いました。









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2025年3月14日金曜日

必ず、犯人がいます


 初級でも、上級でも、
いくら練習しても
どうしてもうまくいかない、という時に。

自分に合っているレベルの曲なのに、
うまくいかない箇所がある時、
たった一つの理由があることが多いです。

はじめは、
漠然と、「そのあたり」がうまくいかない、と
感じます。

それを、
片手ずつにしたり、
ゆっくりにしたり、
リズム練習したり、、、と、
煮たり焼いたり蒸したりして、
それでもダメな場合は。

*指遣いを変えた方がいい、とか、
*どうも、この不協和音が嫌いで、
なるべく聞かないようにして弾いていた、とか、

たいていは、そんなことですが、
犯人が、あります。
と、私は思います。

それを見つけてしまえば、
あとは楽なものです。

あと、
どうしても、ここだけ暗譜できない、
というのも、
犯人が隠れている可能性大、ですので、
そこを探るのは、大いに意味があります。







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2025年3月10日月曜日

マニュキュアを塗るときのように

先日、とてもマジメな生徒さんと話をしていましたところ。

難しい箇所は、繰り返し練習をした、
ということです。
これは、とても良い習慣です!

ここまではいいのですが、
ちょっと気になったので、
何分くらい繰り返していたんですか、と聞けば、
15分くらい、ということです。
苦しかった、と言います。

私に言わせると、
それは、まずいです。
2小節くらいの部分を、15分というのは
長すぎ。
つまらなくなって、当たり前です。

「完璧にできるまで頑張ったんですか?」
という問いに、
そうだとのこと。
やっぱり。

まぁ、そういうのが好きな方もあるのかもしれませんが、
私だったら、
まず、テンポを落として、
これくらいのゆっくりさだったら弾ける、という
速さで、8回くらい繰り返します。
そして、ほおっておきます。

ですが、
次の日に、また戻ってきて、同じように
ゆっくりテンポで繰り返します。

それを何日か続けていると、
だんだん、「弾けるテンポ」が
速くなってきます。

こうしますと、
しっかり身に付きます。

マニキュアを塗るときに、
ボタッと厚く塗るよりも、
薄く、何度も塗ると、いい感じに仕上がるそうです。
車の塗装も、そうらしいです。
それと似ているかもしれません。

少しずつ、
リラックスして、
重ねてゆく。

これで、ばっちりできるようになると思います。






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2025年3月3日月曜日

安定したテンポで弾ける、ということ


 3月になりましたが、まだまだフランスは
寒いです。

1月、2月、と時は流れますが、
音楽も、
1、2、と拍があって、
それがあるから、心地よい、ともいえます。
とても上手に聞こえます。

同じテンポで弾くのが良いですが、
上級になると、テンポルバートというものも
習います。
これは「時は盗まれた」というような意味で、
きっちりと拍をとらない、ということです。

これがちょっと複雑で、
テンポをどうやっても良い、とはいかないのです。
速くしたり、ゆっくりしたりという加減が
難しいと言えば難しい。
これを美しくできるようになるには、
まずは、杓子定規でもいいですから、
きちっとテンポ通り弾けることを習ってから、
が良いのです。

ですので、
私は、中級のおわり〜上級にならないと、
テンポルバートの曲は提案しないようにしています。

また、
安定したテンポで弾けているかどうか、ということは
なかなか自分では気づきにくいことです。

そのために、メトロノームを使うこともできます。
私は、どちらかというと、
メトロノームよりも、
録音したものを聞いて、
あ、ここが走っている、とか
のろくなっている、と気づく方法が
好きです。

いずれにしても、安定したテンポで
弾けるというのは、とてもいいことです。
自然にできる人もあれば、
そうでない人もありますが、
もしできなくても、上に書いたように訓練していれば、
できるようになります。










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2025年2月28日金曜日

「ここまで沼ってます」

けさ、
オンライン「ふだん塾」受講生の方の写真を見て
びっくり。
SNS上に載っていたのですが、
とても感心したので、載せておきます。

Sさんは、ただいま海外に1週間の旅行中。
ピアノを持っていかれ、
ホテルの部屋で練習中、ということなのですが。
写真には、
ショパンのタブレット楽譜も見えます。

それが、
なんと、持っていかれたのは「紙」のピアノなのです!
以前に、ロールピアノも考えておられたようなのですが、
結局、こちらの軽い方をお選びになったのでしょうか。

「音が出なくて、難しい」ということです。
そうでしょう、そうでしょう。

たぶん、長時間は弾けない(?)だろうと思います。
でも、これは、とても意味があると思うのです。

私も、以前に、
紙ピアノではありませんが、
楽譜のみの練習、というのをおこなっていました。
移動中の電車の中、また、
ピアノがある我が家でだって、楽譜のみの
練習をしたことがあります。

これは、暗譜をすること、
それから、
曲想や流れを考えるのに使った覚えがあります。
私のお師匠さんも、
「指揮者の練習法と同じ」と言っていました。

これは、とても効果があります。
ピアノは、筋肉だけで弾いているのではないのです。
頭やこころを大いに使っているのですから、
それを練習することになるのでしょう。

もちろん、
指を動かすことができれば、
これもいいですね。

その昔、モーツァルトや、リストが、
最近では、シフラが、
音の出ない小さいピアノを持って旅行したのですし、
パリの楽器博物館には、
音の出ない旅行用ピアノ、というのが見られます。
また、

極端な例ではありますが、
政治犯でろうやに入れられていたピアニストが、
机の上に鍵盤を描いて、
そこで練習していた、という感動的な話も、
私は、本人から聞いたこともあります。
(Miguel Angel Estrella)

たとえ、少ない時間でも、
このように楽しみながら曲に触れていると、
どんどん上達すると思います。

「ここまで沼ってます」とおっしゃるSさん、
すごいです。
どうぞ、楽しいご旅行を〜。





















 





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2025年2月27日木曜日

「一生懸命」やってるのにぃ

 



一生懸命、練習する。
テクニックも、練習して、
毎日弾いて、頑張ってるのに、ちっともすすまない、

ということは、あります。
だから、ちっとも楽しくありませんし、
先生も、明るい顔になりませんから、
ますます、くじけます。

それにしても、腹が立つのは、
これだけ「一生懸命」やってるのに、というところです。
それなのに、結果が出ない。

こういう経験は、私は、
いくらでもあるのです。
生徒さんにも、そういうことはあって、
まれにですが、
私に、怒りをぶつけてくる人もあります。

そういう時、思うのですが、
やはり、
「一生懸命」だけでは、足りない、と。

では、何が必要なのか。

それは、
いつも私が絶賛してやまない「独学パワー」です。
好きで、楽しくて、弾いてる、というパワー。

もちろん、そういう方にも、
うまくいかない、という時期はあるのですが、
「弾きたい」気持ちの方が、ちょっぴり大きいのです。
だから、
あまり気にせず、進んでしまいます。

人がなんと言おうと、
自分が楽しいから、いい、という、
パワーです。

それがあると、
たいていのことは、乗り越えられてしまいます。

「一生懸命やってるのに!」という文句は、
どこかへ行ってしまいます。
どなたかの弾き方を、マネするなり、
コツを盗むなり、
他の曲をやってるうちに、
気がついたら、解決していた、ということになります。

と、
思います。

* まとめ

「一生懸命」やってるのに、という文句が
出たら、独学パワーを注入する








Chiyo








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2025年2月25日火曜日

私の練習メニュー


プロが練習曲を練習していると言うと、
びっくりなさる人もありますし、
第一、プロなのに、まだ練習するのですか、と
言う人もあります。

スポーツのプロだとしたら、
トレーニング風景がすぐ浮かぶのだと思いますが。
私たちアーチストは、
かすみを食べて生きているわけではなく、
残念ながら、
やはり練習しないと弾けません。

演奏旅行で、ホームステイをさせていただき、
ピアノの練習を始めますと、
そこのホストは、
きっと耳をそば立てて聞いていたのでしょう。
あとで、「それは、なんという練習曲ですか」と
聞かれることがありました。

私のルーチンは、
*ブラームスの練習曲。
選曲して、行います。
ダブルノーツのもの。
そしてその変形

次に、
*ラフマニノフの練習曲。
これは、楽譜は売られていませんが、
口づてに聞いたものです。

それぞれの調性に、ドから始まって、
その上に3音和音と、4音和音をつけて、
それをアルペジオにします。
4オクターブ上りと下り。

これを、全部の調整で行います。
黒鍵で始まる調整はとてもムズカシイです。
私は、6音はじまりくらい行います。

そして、その日によって違いますが、
*ツェルニーなど。

これでだいたい、その日の練習をするための
コンディションが整います。
15〜20分くらいのルーチンです。

みなさんは、
何を使っておられますでしょうか?








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2025年2月24日月曜日

コツコツと、続ける

オンラインレッスンの受講生の方でも、
音楽院の生徒さんでも同じですが、
コツコツ続けておられる方は、上達が良いと思います。

先日どなたかが書いておられましたが、
「才能がある人だけが上達するわけではない」ということは、
実にそのとおりだと思います。

練習の仕方を工夫する、
そして、
コツコツ続ける、がいいと思います。

すぐには気がつかないかもしれませんが、
じわじわと、
色々なことができるようになったり、
楽に弾けるようになったりすることに
だんだん気がつかれると思います。


応援しています。

 


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2025年2月19日水曜日

つけておくといい習慣


ピアノ初心者の方の曲は、まだ短いですが、
それでも、すでにこの習慣を身につけることができます。
これは、
将来、とても良いこととなると思っています。

それは、
一曲を弾き始めたら、
最後まで弾き通す、という習慣です。

部分練習をしている時は別ですが、
そうでなく、
さて、この曲を弾こう、と身構えた時。

気をつけておくことは、
どんなに間違っても、やり直さないで、
最後まで行く、ことです。
この習慣が身につけば、
将来、お友達にご披露するにしても、
もちろんレッスンの時にも、
とても良い結果となります。

もし間違ったり、
うまく行かなかったとしたら、
私は、その場所がどこだったか、思い出せるようにしておきます。

外国に住んでいる身ゆえ、
たまに飛行機に乗る機会がありますが、
CAの方が、お客さんから注文を受けた時、
座席番号を見て、あとで戻って来られるように
しているのを見かけます。
(だと思います)

それと似ていて、
どこどこの小節、と覚えておき、
曲を終えたあとに、
そこに戻って、処理するようにしています。

もう、初心者でない方は、
今からでも遅くないですから、
お試しください。

*集中力が増す、
*本番に強くなる、
*ずっこけても切り抜けられるようになる、
などなど、

色々良いことができるようになると思います。











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2025年2月18日火曜日

アイロン台で、ピアノ練習


 今は、フランスではスキー休みです。
フランス人全員がスキーをするわけでもないですから、
一応「冬休み」と呼びます。
皆が同時にやってきて、
スキー場が満杯にならないようにと、
フランスは3つのゾーンに分けられて、
ちょっとずつずらしながら、
バカンスを取るようになっています。

ところで、私は、
スキーではなく、
海辺で数日過ごしました。
冬のノルマンディは、ひと気もなく、
ひたすら、波がザザーンとこちらに来ては、
向こうに帰るだけ。
それを眺めては、よく休みます。

さて、
そんな時、私は、
最近では、折りたたみピアノを持っていきます。
すると、
お宿でも、練習ができるわけです。

この折りたたみピアノは、
音はイマイチです。
また、タッチも、
本物のピアノとは、あまり似ていません。
ですが、
音量を最低限にして、
(もしくは、音を無しにして)
指の練習はできます。

また、
腹筋や腕の筋肉をよく使うような曲では、
その訓練にもなります。
家へ戻ってきて、
本物のピアノで弾いてみると、
あぁ、筋肉が発達している、
このパッセージが弾きやすくなった、
ということが起こります。

以前は、
旅をするときは、
ピアノが弾けないのが残念だったり、
仕事に支障が出ていましたが、
このごろでは、こんな便利なことが
できるようになったのは、
嬉しいことだと思っています。

折り畳むと、
大体バイオリンのケースくらいの荷物になります。
ただし、ちょっと重たいです。

今回は、
お宿の、アイロン台の上に置いて弾きました。
ちょっとぐらぐらしましたが、
自分の部屋で、思う存分弾けました。
























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2025年2月7日金曜日

ピアニストの、栄養とは?



 
ピアノを弾くには、
ビタミンだとか、タンパク質だとか、
バランスの良い栄養が必要です。

そして、
もう一つの栄養についてお話しします。

音楽がランゲージ(言葉)の一種だとすれば、
いわば、外国語を学んでいるようなものですから、
他の人の演奏を聞いて、
この「言葉」に慣れるのも必要です。

音楽好きの皆さんですから、
もう、すでに、
たくさんの演奏を聞いて楽しんでおられると思います。

遠い昔、昭和時代には、
コンサートに行くのと、
レコードで聞く、くらいしか手段がありませんでした。

今では、
もっともっと手軽に、いろいろな演奏が聞けます。
それは、ものすごく素晴らしいことだと思います。

さらに、
私の好みを言いいますと、
録音よりもライブの演奏に触れるのは
ずっと影響力がすごいと感じています。

ライブと、録音の差は、
お料理で言ったら、
取り立ての食材と、
缶詰や冷凍食品との差があるでしょう。

たまには、
ライブのハートの伝わる演奏を聞くことは
おすすめしたいです。

それが、栄養として、
貯金されていくと思います。
すでにお持ちのセンスが、ますます磨かれましょう。









 


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2025年2月6日木曜日

趣味ピアノの方に、オススメ


 


趣味ピアノの方に、オススメなことがあります。

チャレンジが好きな方も多いのですが、実は、
ちょっとレベルを下げた練習曲が、オススメです。

というと、
がっかりなされる方もあるでしょう。
がっかりなさった方こそ、やっていただきたいです。
それがチャレンジ?

どういうことかといいますと、
順を踏んで、基礎を固めてゆけば、
必ずできるようになることがあります。
技術というのは、そういうことが多いです。
分解すれば、ピアノの基本は、そう多くはないのです。

あとは、
もちろん音楽的表現の話になりますが、
技術だけについて言えば、
少しずつ段階を踏めば、少しずつ身についてきます。
それには、
ちょっと易しめのを、徹底的に身体で覚えるのがいいです。

すぐにできるような曲ですから、
できるようになったら、
テンポを上げる、とか、
フレージングに注目する、とか、
強弱の練習をする、とか。
でも、最初から苦労するようでしたら、
それは、まだ早すぎということです。
ちょっと脇に置いておいて、
ワンランク軽くするのがいいと思います。

その方が、
確実に身につくはずです。
無理せず、
お気楽に、
かつ、ていねいに、繰り返し練習をしましょう。




* まとめ  

苦労すれば腕が上がるとは、かぎらない。








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2025年2月4日火曜日

減点法を、音楽に持ってくると


音楽というのは、もともと、何だったのでしょう?
生徒さんの親御さんには、
「音のミス」の数で判断するような方もあります。

これは、オリンピック競技でも乗馬などがそうですが、
減点法で競っていくやり方です。
「減点なし」というのが勝利を収めます。

それを音楽に持ってきてしまうのは、
残念です。

子供さんは、
そんな親が本番演奏を聴きにくるのを嫌がります。
プレッシャーが大きすぎて、
ますますミスをしたりします。

そんなことより、
この曲は、これこれこういう雰囲気なのだから、
それを醸し出すことに集中していればいいのですよ、
と、私が横からアドバイスします。
でも、それだけでは
足りなかったりします。

また、
試験の時には、
あの子は、ミスが何個だったのに、
それよりミスが少ない、我が子がいい点数をもらえなかった、と
文句を言いにくる親御さんもありました。
最近では、
少なくなってきていますが。

それよりも、
音楽が引き起こす、感動とか、
深い感情の機微を、伝えたい、と
そのことに集中していますと、
ミスをするか、しないかの世界から抜け出せることができます。

ミスをしたくないという気持ちはよくわかりますが、
あまりそれにこだわらない方が
うまくいくような気がします。

* まとめ

あまり、ミスに神経質にならないこと





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