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2024年11月14日木曜日

モチベーションに影響している


気がつかないところで、
モチベーションに影響しているかもしれない、と
思うことがあります。

これは、多くの人が見逃していると思うのですが、
よく調律された楽器を使う、ということです。

先日、
音楽院で、小さな生徒さんが、
「あ、このピアノの音が、イキイキとしてきた!」と
のたまいました。
おお、と私は嬉しくなりました。

その日の前日に、
有能な調律師が、とてもいい仕事をしてくれたのです。
8歳の女の子が気がついて、
そう言ってくれたので、
私は、嬉しくて、ニヤニヤしてしまいます。

そう、実にその通りで、
「イキイキと」している楽器の感じ、というのがあります。
叩けば響きますし、
何だか弾むような感じ。

逆に言いますと、
そうでない楽器を使っていると、
なぜだかわからないが、気持ちが沈む、
ということは、多分に起こっているのではないか、と
私は、思っています。

普通の人ならば、
年に1度、
質の良い調律を頼むことは、とてもいい投資だと思います。









Chiyo

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2024年7月29日月曜日

携帯ピアノ


ずっと前に、
「旅行中は、どのようにピアノを練習したらいいのですか」と
聞かれたことがあります。

そうですねぇ、
旅行中なら、旅行を楽しむのが良くて、
ピアノのことは少しお休みにしてもいいのではないかしら
と思ったのですが。

それでも、
3日以上の休暇でしたら、
携帯ピアノを持ち歩く、という手もあります。

リュックサックの旅では無理かもしれませんが、
車で移動する、
もしくは飛行機でならば、
なんとか、この折りたたみピアノを持ち歩けます。

4〜5キロだと思います。
大きさは、バイオリンケースより一回り小さい。
あとは、
楽譜をコピーや、タブレットに入れて持ち歩きます。

音色やタッチは「とても」イマイチですが。。。
(パソコンにつないで、
スタインウェイの音色を使うことはできる)

コロナの時、
ホテルで待機しなくてはならなかった時、
この楽器を使っていたプロを
私は知っていますし、

その昔、
モーツァルトや、
最近では、シフラなどが、
音無しピアノを旅行に持ち歩いていました。
生徒さんにも、利用する人はあります。

私も。
イヤホンで、おもに譜読みの作業に、
このピアノを使ったりします。
ぜんぜんピアノがないのより、
数倍もいいと思います。






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2024年6月29日土曜日

ピアノ、また生まれ変わる!


私のピアノは、23歳ですが、
去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。

ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、
本当に、びっくりものです。

とりかえる前に、テクニシャンに、
「音が変わりますよ。
まるで、夫をかえるようなものですよ」と
さんざん言われていました。
ですので、覚悟はしていました。

いくら変わると言っても、
弦や、共鳴版は同じなのだから、
そんなに変わるとは想像していませんでした。

ところが、
いざ、かわってみますと。。。
本当に、全然違う音が出るのです。
ちょっとがっかり、です。
そして、これから数年かけて、変化していく、というのです。
本当に、夫が違う人になってしまったようです。

さて、きのう、
これで、3度目の調整を、
行ってもらえることになりました。
パリからわざわざ来てくださる、有能なテクニシャンです。
もう、長いお付き合いです。
作業の前には、色々話し合います。

「この部分が、いまいち。
けれど、この低音は、すごく良すぎ。
この高音部分、もう少しキラキラしてくれるといいのだけど。。」

「では、
高音を輝かせるために、低音を少し控えめにする?
いや、この素晴らしい低音を控えさせるのは、もったいない、、、、」

「バランスの問題?」

などなど、
話し合いは、続きます。

そして、その後は、おまかせします。
そして、出来上がった、ほっかほかのピアノは?
それが、なんとなんと!
また、生まれ変わりました。
とても素晴らしい音です!

今までとは、ちょっと違いますけれど、
とっても素晴らしいバランスのピアノになりました。

小さいころから、
ピアノという楽器は、メンテナンスによって、
こんなにも変わるのか!と驚くほど、
音が変わる、ということを、
お師匠さんから、教えられてきました。
本当に、その通りです。

いい銘柄を買う、というのも一つの手ですけれど、
メンテナンスがなくては、
それさえも生かすことはできません。

その一方で、
どんなピアノでも、調整次第で、
かなりいい音が出せるようになります。
ですので、
いいテクニシャンがいてくれる、ということは、
本当にラッキーなことだと思います。

これからも、
どんどん、(趣味)ピアニストの要求が高くなって、
テクニシャンも「やりがいあるな」と思って下されたら
いいと思います。









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2024年1月22日月曜日

こんなの、あり得ない!と思っていた

(ダ・ビンチのデッサン)


 昨日、ツイッター(今ではX)で、とても不思議な楽器を教えてもらいました。
ピアニストである私にとっては、
とても感激ものでしたので、書いておきます。

ポーランドの人が制作したものですが、
元のアイディアは、ダ・ビンチのものだそうです。
設計だけで、実現していなかったものを、
この方が製作。

ピアノでは、ハンマーが弦をたたきます。
チェンバロでは、弦はギターのようにはじかれます。
この楽器では、弦はバイオリンのようにこすられるのです
名は、「ビオラ オルガニスタ」。












こんなことが可能なんて、すごいです。
こんな小さな楽器の中に、
弓を引く人が入っているのでしょうか?!

まるで、弦楽器のアンサンブルを聞いているようです。

ダ・ビンチといえば、あの「モナリザ」を描いた人。
すごく有名ですが、
いろいろ、機械を想像、発明をした人でもあります。
学校にも行かなかった天才です。

実は、このダ・ビンチさん、
フランスの、私の住んでいるところのすぐ近くで、
亡くなっているのです。
もし、私がこの地で人生を終えるとしたら、
そのことが唯一、彼との共通点になります。
それだけでも、ちょっと光栄になるくらい、
大好きな人。

このダ・ビンチが500年くらい前に発明した、不思議な楽器が見られます。
聞くことができます↓

よろしかったら。






*引用源
レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の楽器でピアノ+チェロ
「ヴィオラ・オルガニスタ」の音色はこんな感じ - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20131121-vincis-wacky-piano/












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2023年9月28日木曜日

ピアノという楽器の、不思議


先日は、ピアノの音色を決めるものについて、
お話ししました。

あと、もう一つ不思議なことがあります。
ピアノの音色が、
ピアニストによって変化しているようだということです。

これは、科学的にどう説明できるのか?
よくわかりませんが、
ピアノテクニシャンも同じことを言いますので、
私の気のせいだけとも言えないようです。

ピアニストが弾き込んでいると、
その楽器が、
だんだん、ピアニストの音色になってくる、ということです。
実に、変ですが、
そういう経験をしたことがあります。

音楽院で、
長年使っていた部屋を変わることになった時。
それまで使っていたピアノは、
私の音色になっていました。
私の生徒さんも、同じような弾き方をするのでしょう、
そうなってしまったようです。

そして、
別な部屋で、別なピアノを使い始めた時、
しばらくは、テクニシャンにお願いして、
色々手を加えてもらいました。
最初の2年くらいは、安定しなくて、
困りましたが、
あるとき、今年の春くらいから、ぴたりと安定しました。
そして、
音色が、私の音色の理想になってきたのです!

これには、びっくりです。

古いですし、
ハンマーもだいぶ疲れている楽器ですので、
あまり期待はしていなかったのですが。
この変化は、
ほぼ、奇跡のようなレベルです。

こんなことを
テクニシャンに話しますと、
「そうなんですよ、わかりますか」と喜びます。

技術だけではどうもうまくいかないところがある、
説明のつかない、
マジックな部分がある。
だから、どんどん弾いてください、ということでした。

私の今の楽器も、
まだまだ変化すると思いますので、
どんなふうになるかしら、と
ちょっとワクワクしながら、毎日弾いています。


* 科学では割り切れない、不思議な部分



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2023年9月26日火曜日

ピアノの音色を決定するもの


ピアノの音色を決定するものは、
もちろん、私たちピアニストの弾き方です。
今日は、ちょっと角度を変えて、
楽器のことを考えに入れて、のお話です。

私は、長いこと、
楽器というのは、

*木の共鳴板と、
*金属の弦で、

響きが決まるものだと思っていました。
それは、
まったくそうではなかったということに、
気がつきました。

もちろん、それも大事ですが、
かなり大事なのは、
弦をたたくハンマーでした。

ハンマーの頭は、徐々に変形します。
硬さも、変わります。
毎日毎日たたいているので、
少しずつ変化しますから、音色の違いにも、
なかなか気づきませんが。


今年、私は、ハンマーを全とりかえしました。
すると、
楽器が変わったように、音のキャラクターも変わりました。
そして、
調整してもらうたびに、変化していきますし、
私が弾けば、これまた変化します。

なるほど、
これほど影響力があったとは、と
今になって、感心しています。

また、
変化のしかたについて、
おもしろいことを経験したので、
また、次に、お話ししたいと思います。




* まとめ

ピアノのキャラを決めるのは、
主に、ハンマーの頭









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2023年5月30日火曜日

本番では、「やりすぎる」くらいで

 


先日、ある人が言っているの聞いて、
たしかに、たしかに、とうなづきました。

それは、
ピアノの先生で、
試験などの本番の時には、
強弱をいつもより「やりすぎる」くらいでちょうどいい、
ということでした。

私も、
先日、そのような記事を書いたところです。
この方の生徒さんも、
本番の日には、どうしても
音の質が「はにかみやさん」になってしまうということでした。

やっぱり。
私も同感です。
ちょっとやりすぎるくらいでいいです。
大げさ、と思われるでしょうが、
聞いている側にとっては、
それくらいがちょうどいいです。





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2023年5月29日月曜日

弾き合い会について


これは、「ふだん塾」の受講生の方に
教えていただいたことです。
今の日本には、
「ピアノ弾き合い会」というものがあるということです。
読者の皆さんの中には、
もうすでに、ご存知の方も多いでしょう。

私が日本にいた、遠い昭和時代には、
「門下生発表会」というものがあるくらいでした。
私にとっては、
一年にいっぺん、なかなか緊張する場でした。

その後、
大中小、いろいろな規模のコンクール、
そして、全く新しいコンセプト、
「ストリートピアノ」があらわれたようです。

ストリートピアノは、私は大好きです。
受講生の方にも、おススメしています。
手軽に、
どんなレベルの人も、参加できるからです。

今回、「弾き合い会」なるものを知って、
これまた、いい!と思いました。

ピアノは、まずは、
自分で自分のために弾いて楽しむのが、
いいと思います。
それができたら、
それを他の方にシェアする、というのは、さらに
楽しいことと思います。

さて、それをどういう場でシェアするか。

私は、
近所の方とか、
家族にシェアすることがほとんどでした。
親類の結婚式で、BGMで、
ご馳走もいただけずに、
ずっとピアノを弾いていたことも何度かあります。

ですので、
今回知った、「ピアノ弾き合い会」。
こんな風に、
ステキなホールで、
(時には、超ステキなピアノで)
練習した曲をご披露することができて、
また、
同志の皆さんの成果も聞くことができる。

これまた、楽しいことだなぁと思いました。







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2023年5月23日火曜日

ピアノのハンマー、全とりかえ

きのうは、パリ近郊にあるピアノ工房に行きました。
ピアノのハンマーを交換する、という
大工事をしてもらっている工房です。

この楽器は、
20数年、ガンガン弾きましたので、
ハンマーが、ちょっとくたびれ気味です。
音質が、ハキハキしなくなってきました。
ということで、
一大決心をして、とりかえることにしたのです。

ですが、それは、
パソコンのバッテリーを交換するよりは、
もうちょっと時間がかかります。
作業も、とても複雑です。
ハンマーをとりかえた後は、
88本、すべてのハンマーの調整をしてもらわないとなりません。

6週間かかりましたが、
やっと終わったということで、
試しに行きました。

お願いした通り、
すき通った、
響きの長い、
キラキラした音が特徴になっています。

(私は、
キラキラした「中立的な音」をお願いしてあります。
それは、どういうことかと言いますと、
もともとキラキラした音ならば、
それを、曇った音にすることは可能ですが、

もともと、個性があったり、
ほんわりした音ですと、
キラキラした音を出すことは、ほぼできないからです。

そして、どんなレパートリーにも
向くように、「中立的」な音がいいです)

これで、オッケーです
ホッとしました!

もし、不満でしたら、
また、テクニシャンと相談して、
注文をお願いし、
また、試しに来なくてはならない。

それは、ちょっとおっくうでもあります。
なぜかと言いますと、
言葉でいろいろ説明しても、
それがうまく反映されるとはかぎらないのです。
とても微妙なのです。

ですので、とても安心しましたし、
テクニシャンの素晴らしい技術に、
脱帽です。

こんなふうにまた、新しく生まれ変わった楽器。
早く来ないかしら、と、
わが家に配達されるのを、首を長くして待っています。







 


Chiyo






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2023年1月5日木曜日

便利で素晴らしい能力


 新年が明けました。
もう、お弾き初めをなさった方は多いと思います。
いかがでしたでしょうか?

「ふだん塾」の受講生の方には、
暮れでもお正月でも、淡々と練習なさって、
動画を送ってくださる方が多いです。
まぁ、「明けても暮れてもピアノ」という感じでしょうか?!
それもいいですし、
大胆にお休みを取るのも、いいと思います。

それにしても、
お弾き初めは、やはりおごそかな気持ちになってしまいます。
今年は、こんな風に、などと
心の中で決めたりします。

今年は、
フランスの音楽院では、
1月3日からレッスンが始まりました。
こりゃ、
みなさん、パーティ疲れでは、と思っていましたら、
案の定、なんとなくぼんやりしたふうの
生徒さんでいっぱいでした。
来週は、もっとキリッとしたレッスンになると思います。

そういう時に、ことさら思いますが、
日本の受講生の方は、
器用で、指がよく回る、ということです。
これは、実に便利な、素晴らしい能力です。
これを生かして、どんどんピアノを楽しんでいかれたらいいと思います。

今年も、
ピアノでたくさん楽しんでいきましょう。
どうぞ、よろしくお願いいたします。









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2022年11月30日水曜日

外付けピアノ

ピアノという楽器は、持ち運びができません。
同じ音楽家でも、オーケストラの人たちは、
コンサートが始まる前には、楽屋で、
自分の楽器を弾いて、指慣らしをしています。

その点、
ピアニストは、手持ち無沙汰。
まぁ、立派なホールなら、
楽屋にもグランドピアノが置かれたりしています。
直前まで、ピアノを弾いていられます。
でも、そんなことは、
めったにありません。

手をすり合わせたり、
ぴょんぴょん跳ねて、体をラクにしたりします。

さて、
そういう意味でも、
ストリートピアノ、というのは、
ピアニストにとって、なかなかいい存在だと思います。

本番前の、リハーサルに使ってもいいのです。
また、
それだけでなく、
そこを、自分の発表の場として、
どんどん使っている方もあります。

これは、どんどん開発したらいいと思います。
それについては、
また、書きたいと思います。



* ストピは、ピアニストにとって、
ありがたい存在

 


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2022年11月8日火曜日

ピアノ調律、タイミング


 

よく調律されたピアノというのは、気持ちよいです。

こんなに、きれいに響くなんて!と、
ついつい、弾き続けてしまいます。

しばらくすると、
そんなことも忘れて、普通に楽しみますが、
さらに、しばらくすると、調律のことなど、
すっかり忘れてしまいます。

でも、とつぜん思い出して、
調律をお願いして、また、ステキなピアノを再発見する。
と、いうことの繰り返しが多いです。
忘れるのか、後回しになってしまうのか、
のびのびになってしまうことも、あります。

ですが、
費用を倹約する、という見地からいいますと、
定期的に、調律してもらうのが、一番です。

あまりに、調律がはずれたピアノは、
一回の調律だけでは、足りなかったり、
すぐにまた、はずれたりします。
ですので、
お金がもったいなかったら、
一年に一回くらい、同じ時期に、調律してもらうのが、
一番、お得になりましょうか。

(ガンガン弾く方は、
もう少し、ひんぱんの方がいいです)

もちろん、
普段から、
温度差、湿度が安定している場所に、
ピアノを置く、というのも、いいことです。
節約になります。

日が当たるようなところ、
風が入ってくるようなところは、NG。

環境や、調律が安定していると、
ピアノも喜んで、長生きするような気がします。



* まとめ

調律は、定期的にしてもらうのが、
一番、倹約になる





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2022年10月4日火曜日

ピアノは、必ず弾けるようになる



40年以上音楽院で教えていて、思うことです。

一つの条件さえクリアすれば、
ピアノは、誰でも弾けるようになると思います。

10本の指があれば、誰でも。
練習できる環境にあるのなら、誰でも。

その一つの条件というのは、
「ピアノを弾きたい」という気持ちです。
それさえあれば、あとは、なんとかなります。

実を言うと、
音楽院では、生徒さんが「弾きた〜い」と思って入学してくるとは
限らないのです。

親御さんの願いであることも、よくあるのです。
かわいそうなケースもありますので、
そういう時は、私が、生徒さんの弁護士になります。
「実は、ダンスをやりたいみたいですよ」と、
説得します。

そうでなくて、なんとかなる人もいます。
しぶしぶですが、
細々と頑張って、しばらくしているうちに、
「やっぱりピアノっていいな!」と思って、
卒業していく人も、あります。
けっこう、あります。

それとは逆に、
大人の方は、「弾きたい」と思って、
ピアノを始められます。
それなら、話は、簡単です。
コツコツやって、必ず、弾けるようになります。

と言うわけで、
私は、
大人ピアノの方のお供をするのは、
楽しくてたまりません。
初心者の方も、
再開の方も、ともかく、上達は速いです。
「弾きたい」と言う気持ちが、強いからだと思います。



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2022年7月7日木曜日

ピアノ、オーバーホール中!


きのうから、テクニシャンの方に来てもらっています。
調律のためではありません。
おもに、ハンマーの調節です。

先ほど、それが終了して、
弾いてみて、どんな感じが言ってください、と
頼まれました。

かなりいい感じ!です。

毎日弾いていると、自分では気が付きませんが、
少しずつ、ハンマーの軸がずれてきたり、
まぁ、いろいろなことが起こります。
その微調整と、

それから、
もう一つ、ハンマーの頭、フエルトの部分を、
調節してくれます。

これは、せんべい布団を、ふっくらさせるようなものです。
音が、キンキンしていたのが、
ふっくらするのです。
でもまぁ、私は、これには、あまり重きを置いていません。
理由は、しばらく弾いていれば、
また、せんべい布団状態になりますから。
長続きはしない。

また、
これで味付けをしようとするテクニシャンもいます。
ねぇ、いい音でしょう、と。
でも、私は、
バッハでも、ショパンでも、現代物でも
弾けるように、
中立的な音にしてもらいます。
味付けするのは、ピアニストです。
ピアノに味がついていては、困ります。

何をおかずにしても、ぴったりくる、
炊きたての、白いご飯のようなのがいいです。


というような要求を聞いいてくださり、
とてもいい仕事をしてくださいました。
もう、スラスラ、勝手に、いい演奏をしてくれるような、
そんなピアノになりました。

調律は、年に何回も来てもらいますが、
こういう大仕事は、
10年おきくらいです。






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2022年6月23日木曜日

ギッチョな方が、得かもしれない


 ギッチョと言っては失礼ですが、
私の生徒さんの中に、病弱で、
手が、ほんの少しこわばっている大学生の方があります。

あまり、スラスラ行きませんが、
そんなこと、かまいません。
できあがるのに、
平均より2〜3倍の時間はかかりましたが、
シューマンの小品を、弾けるようになりました。

とても味わい深い演奏です。
本人も、大満足ですし、
ステージでも、気持ちが良かった、と言っていました。

練習段階では、
そばで見ていて、
もどかしい気持ちはします。
あぁ、これほど苦労しているのだな、と
敬服の気持ちにもなります。

そして、
この先どうなるのだろうと思いきや、
練習したことは、必ず身についているのです。
だから、
まるで、石を積んで塀を作るように、
だんだんと出来上がっていくのです。

それが、一旦できたのに崩れる、ということはなく、
着々と進んでいくのです。
ものすごくノロイですが、いったんできたものは、
確かに、そこにあるのです。

思えば、
私のピアノ人生でも、
わりと簡単にできる部分と、
できない部分とがあって、
できないことは、ものすごく苦労しました。
だから、そのぶん、そこに力をつけられた、とも言えます。

よく思うのですが、
何かをすんなりこなせない、というのは、
そう悪いことでもないかもしれません。

しつこく、続けてやっていれば、
必ず、できるようになりますし、
それどころか、
それが強みになったりもするかもしれません。









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2022年6月6日月曜日

ピアノは、指だけで弾いているのではありません



ピアノ椅子の、すわり方について、書きます。


まず、あまり深く腰かけないことです。

そして、足が地に着きますように。
小さなお子さんで、足がぶらぶらしている場合がありますが、
できれば、台でも置いて、
支えをつくっておく方がいいと思います。

ピアノとの距離は、
横から見たときに、
ヒジが、胴よりもちょっと前にくるくらいがよいです。

ヒジが直角になっているのなら、
ピアノに近すぎ、ということです。

そして、ためしに、
右手で、一番低い音(左はし)のキーをたたいてみる。
次に、
左手で、一番高い音(右はし)のキーをたたいてみます。

さっ、さっと動けましたか?
動ければ、
足の位置も、体の位置も、
椅子の上の位置も、オッケーといえます。

弾いているときは、
お尻に2点、
足のどちらかに1点くらい、重心を感じるのが、いいです。

そして、
その重心は、たえず、動き移り変わります。

などと、
言葉で説明すると、かなりめんどくさく聞こえますが、
やってみると、ワリとかんたんなことなので、
確認してみてください。

体の使い方は、とても大切です。
ぜひ、よい習慣をつけてください。
テクニックが、ますます楽になります。

まとめ

* ヒジは、胴より前に
* 左や右に、さっさっと、動ける状態


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2022年6月1日水曜日

ピアノ調律と、ヘアカット

ピアノ調律の話をつづけます。
あらためて質問が届きましたので、書いておきます。

*もし、なんとなく満足がいかない、という時、
どうしたらいいのでしょう、ということです。

調律が終わって、「どうですか」と聞かれても、
調律師さんが見ているその場で、ちょっと弾いて、
「はい、ここがどうのこうの」と言うのは、
ちょっと難しいかもしれません。

少なくとも私は、慣れているはずなのに、
なんとなく緊張してしまって、
細かいところまで耳が届かなかったりします。

後になって、「あぁ、ここがどう」という感想を持ちます。
でも、それでも遅くはないと思います。
一週間くらいたって、どうしてもよく響かない音があったら、
もう一度来ていただくよう、お願いします。

ピアノという楽器は生き物です。
調律が終わって、よく響くようになっても、
しばらく弾いているうちに、だんだん変化していきます。
その意味では、ヘアカットと似ていると思います。
ですが、一週間で、あまりにも一音がうねりすぎたり、
または、全体的になんとなくしっくりこない、という時は、
そのように調律師の方に伝えるのは、いいと思います。

まず、それくらい「こだわり」がある方が、
調律師の方にもやりがいがあるかもしれません。
また、そうやって、信頼関係を作れます。
もちろん、満足の時も、
一週間後に、メッセージを入れます。

そして、
それをおっくうに感じるような調律師の方でしたら、
別な人にかえた方がいいかもしれない、というテストにもなります。

方針は、その方それぞれ違いますが、
私の調律の方は、無料で、もう一度来てくださいます。
(遠い所からおいでの方には、お足代を)

「あら、ほんと。うまくいっていないわ」と言いながら、
最後の詰めを、もう一度してくださいます。
そして、次回から、
ますます本腰で、調律に臨んでくださるような気がします。









 


Chiyo

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フランス在住ピアノ講師

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