2021年10月30日土曜日

一つの曲を、どう弾き込むか(その1)

ピアノ曲一曲を、長いこと練習していると、
何が何だか分からなくなってくる、という悩みを聞きます。
それは、当然とも言えますが、解決法もあります。

まず、
たくさん弾けばいい、と思ってはいけません。
量よりも質を目指しましょう。
弾きすぎると、上滑りをしているようになります。

それでは、どうするかと言いますと、
まずは、深く掘り下げるということを考えます。
この曲は、どう設計されているか、
あらすじは、どうなっているか、
作曲家は、何を言いたかったのか、
何を表現したかったのか、
自分は、それをどう表現したいのか、
などと、そういうことを考えます。

それには、指を動かすことよりも、
想像力とか、
感じる心、のような部分を、うんと発揮させます。

(続く)



* まとめ

練習中の曲の、あらすじを考える





 


Chiyo

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2021年10月29日金曜日

趣味ピアノのレパートリー(5)


 有名といえば有名ですし、
でも、そう弾かれていないかもしれない、と思うのが、
エリック サティの曲。

技術的には、むずかしくはありませんが、
これをどう弾くか、は、
なかなか奥が深いと思います。

酸いも甘いも知っている、大人向けではないかと思います。

プリントして使ってください。

ジムノペディ3曲。

どれも味わい深いです。
一曲目が、一番多く演奏されているようです。





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2021年10月28日木曜日

女性ピアニストであること


 先日、ツイッターで、おもしろい記事を読みました。
作曲家の身長が、出ていました。
それによりますと、ラフマニノフは、とても大きくて、
プロコフィエフ、リストが、それに続いています。
あぁ、なるほど、と思います。
ラフマニノフの曲は、やっぱり大きな手の方がラク、と
思ったことは、何度もありますから、
納得してしまいます。

ちょっと意外だったのは、
ベートーベンです。157.5センチ、と小柄だったようです。
あの壮大な音楽は、そんな小さな体からわき出ていたのですね、と、
感慨深く思ってしまいました。

それに、
ベートーベンの曲には、いつも、技術的に泣かされています。
10度のトレモロがあったり、
アルベルティバスが長く続いたり。
ですので、
もう少し、大きな手だったら、と、よく思います。
それは、どういうことか、というと、
その時代のピアノが、ちょっと小ぶりだったから、ということで、
説明がつきます。
何も、ベートーベンさんが大きな手を持っていたということでは
なさそうです。

きのう、指遣いのことを書きました。
その続きを言えば、
指番号をつける人のほとんどが、
男性のようです。(監修者)
そのために、女性である私には、合わない、と思うことは、
よくあります。

女性の手は、どうしても小ぶりのようです。
例外はもちろんありますが、
概して、そうです。
それでも、こうやって、柔軟性を使って、
しなやかに、
音色をたくみに工夫したりして、
ピアノという楽器を、
使いこなしていると思います。



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2021年10月27日水曜日

どうしても、うまくいかない時(中級以上)


これは、中級以上の話になります。
ピアノ曲のパッセージで、練習しても、しても、
うまくいかない時に、考え込んでしまいます。
筋肉的なむずかしさでしたら、やはり、筋トレ的な練習が必要です。
ちょっと時間が必要です。

そうでなくて、
オーガニゼーションの問題、というような時もあります。
例えば、声部がいろいろあって、混み合っていたり、
リズムが複雑だったり。

何回もくりかえし練習したのに、どういうわけか、
いまだにだめ、という時は、
「指遣い」を疑ってみる、ということもします。

どうも、しっくりこない、ということがあります。
もう、長いこと練習してきたのに、本番の直前に、
もっといい指遣いが見つかって、
すらっと弾けるようになった、という経験は、よくあります。
最初から、そういう指遣いが見つかっていればいいのですが、と
文句を言いたくなりますが、
だれに言っていいか、わかりませんし、
いずれにしたって、もうできるようになったので、
嬉しいです。

指遣いは、万能のものが一種類あるわけではなく、
手によって、いろいろ、ということです。


* まとめ

どうしてもうまくいかない時に、
指遣いを疑ってみる。
「もっとやりやすいのは、ないか?」


 


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2021年10月26日火曜日

クラシック音楽の演奏に、正解はない


 ピアノを弾くのには、皆さん、それぞれきっかけがあって、
また、その理由も、いろいろなようです。

ともかく、楽器を鳴らすのが楽しい、という方、
何か、気持ちを込めて、表現してみたい、という方、
あの人のように、カッコよく弾いてみたい、という方、などなど。

私は、といえば、
なるべく作曲家の気持ち、立場にたって、
それを、表現したい、と思っています。
すると、どうしても、私のやり方、表現の仕方になってしまうのは、
しかたないのですが、
まぁ、
やはり、その人の感性、生い立ち、が、反映してしまうから、
おもしろい、とも言えるのかもしれません。

クラシック音楽は、
どの人も、同じ、決まった楽譜を弾くので、
「こう弾かねば」と、
まるで、どこかに正解があるような気がしてしまいますが、
実は、
その人、その人によって、演奏のしかたが、
ものすごく、違っています。

あぁ、こんな弾き方もあるのだ、と、
なんども聞いた曲なのに、改めて感激することは、
よく、あるのです。

また、同時に、
ピアノ講師としては、
そこが、おもしろいと思っています。
その人、その人の表現のしかたが、あります。
そこに耳を傾けています。
その方、その方の、感性を、どんどん
引き出していけたら、と思っています。







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2021年10月25日月曜日

クセを、打開する方法


 いくらやっても、左手が強すぎ、とか、
弱起が強すぎ、とか、
まだメロディが、はっきり聞こえない、とか、
いつまでたっても先生に注意されることがあります。

自分では、やっているつもりなのですが、
うまくいきませんし、
自分でも、あまりはっきり出来上がっていない、という気もします。

そんな時は、
その、クセのようなものを打開して、
そこから抜け出すということが、できます。

そんな時によくやっているのは、
逆をやる、ということです。
そんなことをしたら、ますます悪い方に行ってしまう、と
心配になるかもしれませんが、
大丈夫です。

はっきり、大げさくらいに、やってはいけないことを、します。
わざと、左手の伴奏を、強く弾きます。
ギッチョな強すぎ弱起も、わざと、強く。
メロディは、わざと、弱々しく弾きます。
わざと、
意識的に、というところが大事です。

「下手なことをちゃんとできる人は、
上手なことも、ちゃんとできる」と、
フランスのある先生に言われたことがあります。
そんなコトワザがあるのかどうか、知りませんが、
やってみると、あら不思議、
本当に、できるようになります。


* まとめ

悪いクセになっているな、と気がついたら、
それを、わざと、大げさにやってみる練習


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2021年10月22日金曜日

自分のセンスを磨く(ショパンコンクール)



ショパンコンクールの結果が出て、日本人の方も入賞されて、
こちらまで、うれしくなります。
また、予選から、その様子をネットで聴ける、というのも、
すばらしいことでした。

そんなことは、以前にはできなかったことです。
サッカーや野球なら、テレビで、中継がありましたが、
クラシック音楽で、そんなことはなかったのです。
私は、遠出をして、聴きに行ったこともあります。
それが、今は、こういうサービスがあるのです!
すごいことだと、感激します。

みなさんの中には、きっと、
ぴったりくっついて、興味しんしんで聞いてらした方もあるでしょう。
ショパンばかりで、
同じ曲なのに、こんなに違う演奏があるのか、と、
びっくりすることもあるでしょう。

ごひいきのピアニストはありましたか。

私は、どちらかというと、
ショパンの意図を、最大限リスペクトしているピアニスト。
そして、かつ、ピアニストの率直さみたいなのが、
バランスよく表現されているのが、好きです。
と、
こんな風に言葉で言っても、わかりにくいかもしれませんが、
日本人入賞の方の演奏を、とてもすばらしく思いました。

いずれにしても、
聴き比べをして、
自分の好みを、はっきりさせていく、というのは、
楽しいですし、
同じピアニストとして、センスを磨く、
いい機会だとも思います。

 

 


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2021年10月21日木曜日

むずかしいパッセージの、練習


むずかしいパッセージがある時。
そこをなんとか、すらっと弾けるようになりたいと思って、
繰り返し練習します。

やっても、やってもうまくいかない時は、
いったん、休止にします。

理由は、一つに、
もしかすると、「弾けないやり方」を、
練習して、それを身につけているかもしれない、からです。
「つっかえる練習」になっている可能性が。

ですので、
「弾けるやり方」を見つけます。
そんな時、私のやっていることは、
ドレミで考えるよりも、
どういうジェスチャーをするか、を見つけることです。

指にとっては、
音名の、ドレミやツェーデーエーなんて、
あまりピンとこないのです。
それよりも、
「もっとあっち」とか、「もっと近くめ」「指をもっと開く」
などと考えた方が、しっくり来ます。
その方が、カラダは、すぐに言うことを聞いてくれるように思います。

そのように見方を変えて、
ゆっくりやっていますと、
とてもきれいに、うまくいくことが多いです。


*まとめ

音名よりも、ジェスチャーで考える








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2021年10月20日水曜日

お料理の、反射神経を使う


 たまに、ですが、
なかなかうまく弾けない、という方で、
コツをつかんだら、突然ラクラク弾けるようになった、ということがあります。

それは、
もともと、弾けるはずなのに、
慎重さが、ありあまって、弾けなくなるタイプです。

ミスをしてはいけない、とか、
音がきたなくならないように、とか、
とても注意深く弾いてらして、それはいいのですが、
石橋をたたきすぎて、前に進めなくなっています。

そういう方には、
では、
自動車が来たら、さっと身をかわす、その感じで、とか、
テニスをするときの、あの動きで、とか、
ゆで上がったおソバを、ザルに取るときの、あの要領で、
などと、
お話しします。

そういう時は、たいてい、
考えもせずに、ささっと、体が動いています
そうでないと、
熱湯でヤケドしますし、
おソバも、ゆですぎになってしまいます。
車にも、ぶつかってしまいます。

すると、
まぁ、多少のミスなんかいいか、とかまえて、
ぐっとラクラク体が動くようになります。
(結果として、ミスが少なくなったりします)


*まとめ

スポーツや、お料理の反射神経を使う


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2021年10月19日火曜日

これをやっておくと、ぐっと良くなる


 レッスンで、先生に、「よし!」と言われたところは、
うれしくなります。
やったーという気持ちです。

さて、
そのあとが、興味深いところです。
それが、ただの偶然、ラッキー、ビギナーズラックで終わるか、
それとも、実力として身について、
しっかり、確かな基盤となるのか
その分かれ道となります。

その日は、うれしくてたまりませんから、
もしかすると、また、何度もくりかえして弾くかもしれません。
それは、いいことです!
もし、そのヒマがなければ、
たとえ、机の上、膝の上でもいいですから、
復習しておくといいと思います。
2〜3分の手間です。

その日のうちにできれば、ベスト。
次の日になると、ちょっと感覚が薄れますが、
なんとかなるでしょう。

そして、次の日も、次の日も、練習しておきます。
たった数分でいいのです。

そうしているうちに、
自分のものになると思います。
それが、実力になります。



* その日のうちに、ちょっと復習しておく




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2021年10月18日月曜日

いつ、ピアノ練習するか

大人趣味ピアノで、練習時間がなかなかれない、という悩みをききます。

私も、趣味でダンスを習っているので、よくわかりますが、
1週間に一度のレッスンは、すぐ、やってきてしまいます。
あっという間です。

レッスンとレッスンの間に、自分でトレーニングをすれば、
きっと上達のスピードが上がるでしょうし、
もっと楽しくなりそうなのは、わかっているのですが。

この次こそは、家でトレーニングしよう、と決めても、
1週間は、あれよあれよというまに、たってしまいます。
「趣味」ということですから、
優先順位が、一番下にあるようなのです。
実は、「楽しみ」の基準でいったら、
優先順位1番のはずなのに。


それでも、
いったん、一回でも、家でトレーニングするようになると、
気分が良くなります。
必ず毎日、とか、
いいトレーニングをしよう、とか、
大そうなことをしようと思わずに、
20分でもいいから、と、服を着替えて、
やり始めます。

すると、
気分がいいですから、また、始めたくなります。
細切れでもいいから、またやろう、と思います。

それに、もう一つ。
スッキリ心が軽くなって、分かるのです。
「ああ、練習できていない」という気持ちが、これまで、
どれほど、足を引っ張っていたかが!


すると、しめたものです。
好循環になります。
コツもわかってきます。
「うまくできなくてもいいや」
「少しでもいいや」、という気持ちでいくと、
結局、その方がうまく行くように思います。

毎日できなくてもいいのです。
少しでもいいのです。
点線でもいいですから、
続けてさえいれば、しめたものだと思います。




*まとめ

細切れでも、大したことなくてもいいので、
ちょっと、ピアノを触ってみる習慣






 

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2021年10月14日木曜日

指は、立てるべきなのか


 初めてのピアノレッスンでは、「指を立てましょう」と、
私は、教わりました。
今でも、そうなのかどうか、よくわかりませんが、
やはり、立てることは、大事です。

とは言っても、
実際に、プロの方の演奏をよくみても、
必ずしも、立ってない場合もあります。
ジャズピアノの演奏者では、
平たい手で弾いている場合もあります。

私も、広げた手で弾く和音、
メロディの音、などは、よく、指先を平たくして、
弾いたりします。
角度を変えることで、音色に変化をつけています。

このように、
必ずしも、直角に立った指で弾くとは限らないのですが、


でも、初心者の方には、
やはり、なるべく立てて練習することを、オススメしています。
理由は、
これを身につけておけば、
あとで、立てたり、寝かせたり、と、
自由自在に選べるからです。

「寝かせ」オンリーで弾いていますと、
もっと直角にして速く弾きたい、という時に、困るかもしれないからです。
たとえば、「トルコ行進曲」を弾くときは、
ミシンの針のように、指が上下する感じになったりします。
指のポジションは、かなり直角に近いほうが、
やりやすいです。

また、
指先が寝ていても、立っていても、
手の形が、アーチ型になっているのは大事です。


*まとめ

ピアノのタッチには、いろいろな角度がある 








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2021年10月13日水曜日

いくら頑張っても、上達しない


 一つの曲を練習していて、なかなかうまくいかない、と
焦るような、悔しい思いをすることは、あります。

やっても、やっても、
自分の描いているような演奏にならない。
あの人のように弾きたいのに、そうならない。

そういう時には、
しばらく放っておくという手もあります。

別な曲を、練習してみます。
数ヶ月たったところで、また、その曲に戻ってみれば、
また、新しい風が吹いていて、
うまくいくこともあります。

もし、
毎回、そうなるのでは、問題です。
ちょっと、練習のしかたを、かえる必要があるでしょう。
譜読みを、片手ずつ、ゆっくり、
そして、すぐに音楽的に弾こう、と思わないで、
地味な基礎練習をしていくのが、効果があることが、多いです。



* まとめ

新しい曲は、
まずは、ゆっくりと、土台と柱を築く。





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2021年10月12日火曜日

あなたの才能


 新学年が始まって、音楽院では、新しい生徒さんも、
入ってきています。
その中で、やる気満々、という生徒さんがあります。
そばにいて、気持ちがワクワクします。

そのエネルギーを、感じます。
何かを提案すれば、すぐに実行。
そうすると、
ともかく、進みます。
音楽的に、才能が、あるかどうか、は、あまり関係ありません。
逆にいうと、
どんな方も、才能は、あると思います。
ピアノが好きならば、
そこには、才能がある、と私は思います。

独学でも、
先生と一緒でも、
そのエネルギーというのは、「音楽好き」「ピアノ好き」です。
あとは、実行に移すか、どうか、の差しかないように、
私は、思います。


* あなたの才能は、「好き」に隠れています



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2021年10月11日月曜日

ペダルのコツ


 およそ、みなさん、ペダルはお上手です。
ペダル一つで、曲が引き立ったり、
グッと、表現力が増したりします。

響きが良くなるのも、ペダルの効果の一つ。
マジックみたいに、いろんな色を混ぜ合わせたり。
ぞーっと、鳥肌の立つような、不思議な音色を作ったり。

そんなことをしてくれるのが、ペダルです。
たまに、
どう踏んでいいか、
よくわからなくなったりします。
テンポが速かったり、
和音の動きが、複雑だったりするような時。

そういう時は、原点にもどります。
まずは、指で弾く、
次に、足でペダルを踏む、というタイミングにすると、
うまくいくことが多いです。




* まとめ

まず、指。
次に足、というタイミング。



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2021年10月8日金曜日

手の形


 ピアノを弾くときの、手の形は、
みかんをつかんでいるように、
もしくは、
テニスボールをつかんでいるようになどと、説明したりします。
皆さんは、どのように習いましたか?

フランスでは、
教会の丸天井のように、などと言います。

また、一昔前のフランスの人から、
「鐘の形に」と言われたこともあります。
?と思いましたが、
その説明は、こうです。

手をすぼめて、鐘のような感じにします。
それを少し開いて、キーの上に置く。

いずれにしても、
教会の丸天井とか、
「鐘」などと、
教会が、よく出てきてしまいます。


さて、
そうやって、手の形を作りますが、
実際に弾いているときは、
そんなに固定的ではありません。
ご存知のように、タッチの瞬間に、
指が、そういう形になっているのが、理想です。

私は、
傘を開いたときのように、とか、
太鼓橋のように(アーチ橋)、とイメージします。
それは、強力で、
大きな重さに、よく耐えます。
いいフォルテが、出ますし、
弱い音のコントロールも、よくできます。













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2021年10月7日木曜日

レッスンの受け方


 中学から高校にかけて、私は、
現役ピアニストの元で、レッスンを受けていました。

そのころは、
レッスンに行くには、
だいたい弾けるようにしておいて、
先生から教わるのを、待つ、を心がけていました。
どう言われても、すぐにその通りにできるように、
スタンバイの状態に、練習しておきました。

そして、先生が
ここは、こんな風に、
ここは、もっと〇〇のように、などと、
説明してくれることを、その通りに、やっていました。

今から考えると、
なんだか、とても受け身〜、と思います。

それでも、
高校生ぐらいになると、
先生から、あまり説明がなくなって、
ひたすら、「もっと表現を」と要求されるようになってきます。
うまくできなくて、
焦ってきたのを、覚えています。

まぁ、はじめは、
「見習い」時代だったのだろうと思います。
それが、
だんだん、「一人前」の方向にいくにつれて、
要求が変わってきたのです。

今から思うに、
「見習い」の時期から「一人前」への橋渡し、
のようなものを、もうちょっと段階的に、
やってくれていたら、と思います。
もう少しスムースに行けたのではないか。

さらには、
もっと小さい時から、初級のころから、
「ここは、どういう風に表現したいのか」と、自分で
考える練習をしていたら、もっといいように思います。

先生の、「ここはこうしましょう」という説明を待つ、
というよりも、

「私は、ここをこうしたいんですけど、
うまくいきません、どうしたらいいでしょう」
と、説明をお願いする、
というのが、
もっと、楽しいように思います。



(これを読んで、お師匠さんは、天国で
「そうですねぇ」と笑ってらっしゃるはず)






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