2022年12月29日木曜日

大人ピアノは、ちょっと違う

今年も、あともう少しで終わりです。
お正月の準備をなさっている方、
そうでない方、
いろいろです。
いかがおすごしでしょうか。

「ふだん塾」の受講生の方も、
淡々とピアノの練習をしている方もあります。
「ふだん塾」では、
マイペースというのがモットーですので、
それはそれは、自由になさっていいのです。

大人になってピアノを習いますと、
毎日の生活がありますし、
飛び入りで、いろいろなことが起こります。
趣味のピアノは、あとまわしになったりします。

でも、大丈夫です、直線で進まなくても。
点線でいいのです。
点をここに、
点をあそこに、と、
バラバラにつけていきますと、
星座のように
だんだん、形が見えてきます。

それが、大人ピアノではないかと思います。
毎日弾けなかったからといって、
がっかりすることもありませんし、
ちょっと中断してしまっても、ぜんぜんかまわないのです。

それは、必ず、あとになって、
あぁ、あれがあったから、
今、こんな風に弾けるのだ、と思える時がきます。
お料理の「かくし味」のように、
その人の味が、出てくるかもしれません。

今年は、どんな年でしたか?
来年は、どんな年になるでしょう?
私も、楽しみに、
みなさんのお供をしていきます。

今年も、いろいろなたくさんのお便り、
ご訪問、
涙や、
悩みや、
つらいお話も、
ありがとうございました。

それらも、みな、
私の「かくし味」になっていくと思います。
みなさんとご一緒に、
いい時間を、ありがとうございました。

では、また来年。
みなさまにとって、
いろいろなことが実現する年を、お祈りしつつ。







 

Chiyo

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2022年12月24日土曜日

いい演奏とは


 ピアノの発表会の本番が終わり、
「ふだん塾」の私のところには、
受講生の方々から、いろいろな朗報が、
送られてきます。
動画も、送ってくださる方もあります。

私が企画する発表会ではなく、
みなさま、それぞれのサークルなどで、
そういう場を利用なさっているのです。

そして、
「楽しく弾けました」という方もあれば、
「残念なご報告になってしまいます」という方も。

私は、本人ががっかりしているときは、
ちょっと疑って、かかります。
そして動画を聞かせていただくと、
やっぱり、いいところがたくさんあるのです。

それは、
私は気休めや慰めで、こう言っているのではありません。
本当にそうなのです。

ほんのちょっとうまくいかなかったりすると、
もうそこに100パーセント気持ちが取られてしまい、
もうダメだと思ってしまいます。
ところが、
98パーセント、大成功しているのがほとんどです。

今回、
本番直前に送ってくださった動画が、
いまいちで、
ご本人が大失敗と思っておられる動画が、
ものすごくよかった、というケースもありました。

追って、
そんなお話もしたいと思います。


ところで、
今日は、クリスマスイブです。
私はクリスチャンではありませんが、
楽しく、家族で静かに祝いたいと思います。

皆さんにも、静かな夕べをお祈りいたします。










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2022年12月22日木曜日

「かっこよく弾ける」ようになる


ピアノで表現、という話になると、
ちょっと、あまり興味がないという方もあります。

どちらかというと、
どうやって指を動かすか、とか、
どうやって速く弾けるようになるか、ということを、
追求なさっている方は多いです。

そして、ゆくゆくは、どうやったら、
「かっこよく決められるか」とか、
「キレイに弾きたいんですけれど」という欲求も出てきます。

実は、
それが、表現なのですが。

技術と芸術性が、バランスよいのが一番、
ということになります。

*基礎練習をしっかり行って、
そして、
*表現を大胆に行う、というのが、
「かっこよく弾ける」ようになるコツだと思います。

両方あると、良いです。



* まとめ

技術 & 芸術、両方とも





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2022年12月20日火曜日

表現をやっていますか?


 きのう、
わかりやすく表現する」と書きましたところ、

「どうやって、わかりやすく表現するのかよくわからない」という
質問がありました。

それは、
例えば、悲しい雰囲気のところだったら、
悲しさを。
楽しい雰囲気のところだったら、
楽しさを。

そーっと伝えたいフレーズだったら、
そーっと。

怒っているような箇所だったら、
怒った音色、イントネーションで。

同じフォルテだって、
喜びを表す時があれば、
絶望の叫びかもしれない。

ピアノ(弱い)だって、
悲しいのか、それとも優しさたっぷりなのか、
いろいろなピアノがあります。

そこをまず、大げさくらいにして
弾いてみたらいいと思います。

それは、すぐにはできないかもしれませんけれど、
とても楽しい作業ではないかと思います。

いつも、
会話の中でならば、自然と表現が出ているでしょう。
イライラした感じ、
ゆったりした感じ、
無表情な感じ、
などなど。
声だけだって、かなりのことが伝わっています。

それと同じです。
そう難しいことでもありません。

ですが、ピアノで、
正しい音を正しいリズムで弾く、
ということだけを考えているうちは、まだまだです。
表現、という段階までいくといいのです。
それからが、おもしろくなってくるのです。
そして、
聴く人の心に響く演奏ができるようになります。

応援しています。


* どういう音で、
どういうイントネーションで弾くか。








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2022年12月19日月曜日

何を優先するか(本番に強くなる)


 年末になって、
ピアノを本番で弾かれる方が、多いようです。
そんなとき、ドキドキしますが、
それでは、どういうことに注意したらいいか。

まず、一番してはいけないことは、
緊張するのを止そうとすることです。
それは不可能、と悟って、
降参することです。
緊張していても弾ける、ということを、思い出しましょう。

次に、
間違えないで弾こうとすることも、
やめましょう。
「ミスしない」ということを心がけるということは、
そっちばかりに注意がいってしまうことです。

ですが、
音楽で、一番優先するのは、
ミスをしないことではなくて、
この曲で、「何を言いたいか」だと思うのです。
それを伝えることに苦心するのがいいと思います。

もし、自分はへたっぴだと思うのなら、
へたっぴのまま「わかりやすく表現」することに、
集中する。
人にわかってもらえなくては、
失敗です。
ミスが失敗なのではなくて、
伝わらないことが、失敗です。

そのことに全身を傾けていれば、
必ず何かが伝わると思います。
そして、結果として、
緊張なんて、忘れていることが多いです。



* まとめ

「わかりやすく表現する」を目指す







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2022年12月15日木曜日

サッカーキャプテンの、いい言葉

いつもはサッカーは見ませんが、
ワールドカップとなると、つい、見入ってしまいます。
きのうは、モロッコとフランスが対決。
モロッコ人の多いフランス国では、大変なにぎわい。
音楽院でだって、
みなさん、気が散ってしまいます。

ところで、昨日の準決勝では、
めでたくフランスが勝ったので、
まだ楽しみが続きます。

エンバペという若手は、見ているだけで
気持ちがスッキリするくらい、うまい。
そして、
ゴールキーパーのロリスさんが、すごい。
頼りがいのある、守り人です。

この人は、いつになっても、大活躍なのです。
一体何歳なのだろう、もうかなりの年なのでは、と
心配になってしまいます。
その人がいいことを言っていたのを、
けさ、新聞で読みましたので、書いておきます。

相手や環境によらず、
自分たちがやるべきことに集中すれば流れは来る

フランスチームは、今回は、
大物が2人、ケガのため出られないのです。
そんな苦境の中、
キャプテンである、年長のロリスが、
こうやって、チームを励ましたそうです。

なるほど、なるほど、
と、
私も、そんな風に見習って、
やっていきます、と心の中で、うなずきました。
ピアノも、おんなじことです。
どんな環境にいても、自分にできることに集中していれば、
必ず、流れはくると思います。





* まとめ

「流れが来る」という考え方
















 



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2022年12月13日火曜日

究極の「ピアノの楽しみ」


ピアノを楽しんで弾く、といえば、
練習が楽しいとか、
練習しているとだんだん弾けるようになるのが楽しいとか、
いろいろな種類の楽しさがあります。

私が、究極的に楽しい、と思うのは、
自分のふか〜いところから、
いろいろな表現が出てくるところです。

あぁ、こんな感じ方もできるのだ、
とか、
こういう微妙な「感じ」っていうのも、
自分の中にあったわ、
とか、
まるで予想もしていなかったことが、
だんだん出てくる。

そして、それが出てきて、
それをピアノで表現できるようになると、
実に、それがカンタンだ、ということに気がつきます。

音楽表現をしている時に、
うまく行っているときは、たいてい、
カンタンなことが多い。
そして、その時の喜びというのが、
一番楽しいのではないかと思います。

(まぁ、ちまたで言われる「自己実現」
というものかもしれません)


そのためには、
ただ音を弾くだけ、とか、
先生がこう仰ったから、こうするというのではなく、
やはり、
自分がどう表現したいか、ということを
目指すのがいいです。

ミスタッチをしないで、
無難な弾き方をしよう、というやり方では、
この喜びには出会えないと思いますし、
道が困難になってくると思います。

せっかく「表現」、という作業をしているのですから、
自分の奥底から出てくる気持ちや、声に、
耳をかたむけてやるのがいいと思います。
「楽しさ」への手がかりとなると思います。






* まとめ


究極のピアノの楽しみには、
自分の感性を使う





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2022年12月12日月曜日

小さいことを、丁寧に練習していると


本の読み方に、
熟読、
速読、
斜め読み、など、
いろいろな読み方があるように、
ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。

大曲を、ざっと仕上げる、とか、
小品を、深く掘り下げて練習する、など。

どちらも、
上達するのに、効果があると思います。
時と場合によります。

「いつも」ざっと仕上げていると、
レパートリーは増えるかもしれませんが、
まぁ、質より数、という感じになってくるかもしれません。

逆に、
小品、もしくは、
それほど技術的にむずかしくなくても、
音楽的によく掘り下げて練習する、というのは、
これは、
宝石のような価値を手に入れられるかもしれません。

そんなことを続けている人が、
たまに、
「大曲をざっと仕上げたり」すると、
ぐっと、レベルが1段も2段も上がったりすることがあります。
レパートリーも多くなく、
地味なピアニストでいながら、
そんな風になります。

これは、
おもしろいことです。




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2022年12月9日金曜日

痛みが出たら、いいチャンス(かもしれない)


 ピアノを弾いていて、痛みが出てしまったら、
まずは、安静。
そして、しばらくしても治らなかったら、
ドクターに診ていただくことが大事です。

原因はいろいろありますが、
主なものは、

1)まだそれなりの筋肉、スジがないのに、
すごい技術で弾いてしまっている

2)正しくないフォームで弾いている

のようです。


1)の対策は、

*テンポを下げる、

* いっぺんにやろうと思わないで、
少しずつ、毎日練習する。



2)の場合は、

炎症がだんだんおさまってきたら、
そして、
ほんのちょっとだけの痛みになったら、
また、弾いてみます。
ちょっとだけですが。

そして、
いろいろ角度を変えたりして、
「この角度だと痛くない」というのを見つけます。


これは、
ちょっと微妙ですので、
そーっと、デリケートにやってみてください。

そして、その「痛くない」角度が見つかったら、
それが、だいたい正しいフォームと言えると思います。
それを覚えておいて、
完全に治ったら、それを身につけます。


正しいフォームが見つかると、
ラクで、
もっともっと弾けるようになります。
技術的に、ぐんと上達します。







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2022年12月8日木曜日

クリスマスソング

私の勤める音楽院では、40年前には、
フランス人の生徒さんがほとんででした。
ですので、
ノエル(クリスマス)シーズンになると、その関係の曲を弾きたいという
生徒さんの希望が多かったです。

その習慣で、私の方から、
「クリスマスソング、ひきたいですか?」と
尋ねる事もありますし、
「お母さんが喜ぶから」と
弾きたがる生徒さんもあります。
それは、特に、男の子生徒さんに多い。
なんだか、ほほえましいです。

この時期の音楽会でも、
クリスマスキャロルを連弾で弾いたりすると、
私も、
昭和時代の、教会学校のいい思い出が戻ってきて、
楽しくてしかたありません。


一方、
アメリカでピアノを教えている仲間たちは、
以前から、それには気を遣っているということでした。
ユダヤ系の生徒さんが多かったりすると、
クリスマスは無し、です。
したがって、
クリスマスキャロルは、提案しません。

と、このごろでは、
同じようなことが、フランスの音楽院でも、
見られるようになってきました。
だんだん、ムスリムの生徒さんが多くなっています。
その中では、
クリスマスを祝いする人と、
そうでない人とあります。
クリスマスでなくても、
暮れのお祝いはする、という人もあります。

ですから、
最近では「クリスマス、祝いますか?」と聞いてから、
曲選びをします。

いずれにしても、
暗くて、寒いこの時期、
色とりどり、
明かりのついたクリスマスは、
本当に、楽しくって、いいなぁと思います。
もう、大したモノは必要なくったて、
クリスマスプレゼントを開けるのは、
楽しく思います。

だいたい、
12月に、もみの木を祝う習慣は、
キリスト様の生まれる前にも、あったそうです。
なんだか、
わかるような気がします。





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2022年12月7日水曜日

ソリューションについて

ピアノを弾いていて、うまくいかない時。

どうもスムースに弾けない、
このテンポでは弾けるけど、速く弾けない、
弾き終えるのに、くたびれる、
などなど、
技術的な悩みは、しょっちゅうです。

そんな時、
これにソリューションはあるのだろうか?
と、思ってしまいます。

私は、だいたい、ある、と思って進むのです。
気長に繰り返し、何週間か練習していれば、
うまくいく、と思います。
ただし、
体の使い方が正しい、ということは大事だと思います。

「正しい」というのは、
自然、というようなことです。

ラクにしていられる、
関節が、自由に動いている、
弾き終わったあとには、まるで
筋肉がほぐれたような、
マッサージされたような感じがする、というのを、
私は、目印にしています。

もっとも、
注意力を使いますので、
頭の方は、ほんのちょっとくたびれるかもしれません。




* まとめ

「正しい」体の使い方をして、ソリューションを目指す





 


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2022年12月6日火曜日

「ハ短調の気分」とは、どういうこと?

こんな話を聞いても、何の足しにもならないかもしれませんが、
でも、やっぱり不思議なので、
書いておきます。

日本の受講生の方が、バッハを練習なさっています。
その中で、
お二人が練習中の曲は、
よりにもよって、ハ短調の曲。
数あるフーガや、小品の中から、
お二人が選んだのは、ハ短調。

一つは、シンフォニア、
一つは、フーガです。
雰囲気が、似ています。
偶然なことです。

すると、
気がつきます。
フランスでも、ただ今、一人、
ハ短調の「前奏曲とフーガ」を練習中です。
国境を越えて、
これまた偶然です。

まるで、
ハ短調の雰囲気が、地球上に
漂っているのか、と思いたくなります。
たった3人ですけれど、
私のクラスから見たら、かなりの率です。

これは、本当に不思議なのです。
だれも、話し合ったり、
打ち合わせたわけでもないのに、
同じような気分になったりすることがある。

前にも、
コロナが始まったころ、
小さな生徒さんが、そろって
「明るく、楽しい曲を」リクエストし始めました。
いつもは、
「悲しく、泣きたくなるような曲」ばかり弾きたがっていたのに、です。

もしかすると、
何調の曲を弾きたい、とか、
聞きたい、
というテストをすると、
私たちの心の中が、ちょっとわかるようになるかもしれません。

もしかすると、
もうすでに、そういう研究はあるのかもしれません。



 


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2022年12月5日月曜日

時短でいく


 私の人生の中で、何時間くらいピアノを練習したのでしょう。
ずいぶん、ガンガン弾いてきたように思います。
試行錯誤も、たくさんしていると思います。
今だったら、あんなことはしないな、と思うこともあります。

というわけで、
のべ時間は、かなりのものになります。
ですので、
どこをどうすれば、省エネになるか、というのも、
だんだんわかってきます。

一番、もったいないのは、
1)よくないやり方で弾き続けて、
2)あぁ、これはまずい、と気がついて、
3)それをアンインストールして、
4)次に、
いいやり方を、インストールする、というパターンです。

これは、損ですし、
つまらない作業です。

それなら、はじめっから、
きちんと、
丁寧に、
細かいことを気にしながら、
段取りをふんでいけばいいのに。

それができなくて、
すぐに両手で、おおざっぱに弾いて、
あぁ、いい気分、なんてやってしまう、
というのは、今でも、しょっちゅうあるのです。

(気がついて、すぐにUターンする)




* 時短でいくには、
出だしの作業を丁寧にするといい


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2022年12月2日金曜日

日本の音楽、大人気!


 先日、あるところで、フランス音楽と、
日本の音楽を演奏しました。

それは、宮崎アニメの音楽、
久石譲氏の作品です。
私は、はじめはよく知らなく、
フランスの生徒さんに教えてもらいました。

このレパートリーが好きな人は、
ほとんど、「ものすごく」大好きです。
そればかり弾いている人だってあるくらいです。

ほんとうに、心に沁みるものが多いです。
私も、大好きです。
作曲の様式は、西洋風だと思いますが、
日本の、歌心がよく表れていると思います。
フランスでは、かなり人気があります。

同僚にも、しょっちゅう、
楽譜を貸してください、と
頼まれたりします。

先日の演奏の後に、
クラシックしか聴かない、というような、
お年寄りが幾人かやってきて、
とってもよかった、
「これは、どういうものですか、
また聴きたいです」とか、
「自分も弾いてみたい」という人が、
声をかけてくださいました。

これも、また、
とてもうれしいことです。

年代や、
地理を超えて、
たくさんの人に愛される、というのは、
これは、ホンモノの成功品だな、と
思いました。



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2022年11月30日水曜日

外付けピアノ

ピアノという楽器は、持ち運びができません。
同じ音楽家でも、オーケストラの人たちは、
コンサートが始まる前には、楽屋で、
自分の楽器を弾いて、指慣らしをしています。

その点、
ピアニストは、手持ち無沙汰。
まぁ、立派なホールなら、
楽屋にもグランドピアノが置かれたりしています。
直前まで、ピアノを弾いていられます。
でも、そんなことは、
めったにありません。

手をすり合わせたり、
ぴょんぴょん跳ねて、体をラクにしたりします。

さて、
そういう意味でも、
ストリートピアノ、というのは、
ピアニストにとって、なかなかいい存在だと思います。

本番前の、リハーサルに使ってもいいのです。
また、
それだけでなく、
そこを、自分の発表の場として、
どんどん使っている方もあります。

これは、どんどん開発したらいいと思います。
それについては、
また、書きたいと思います。



* ストピは、ピアニストにとって、
ありがたい存在

 


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2022年11月25日金曜日

小さな子どもに、ダジャレは言うものでないと反省する

音楽院でのことです。
毎年のように、まだ楽器を始めていない
ちいちゃな子どもたちが、
楽器クラスに見学に来ます。

先日は、私のピアノレッスン室に、
4人の子どもが来ました。
6〜7才くらいです。
目は、私をしっかり見つめています。
いったい、この人は何をいうのだろう?

そして、
レッスン中の、女の子生徒のピアノを、
じっと見つめて、聞きます。

さて、
私は、ピアノという楽器の話をちょっとします。
これはアップライトピアノ
そして、これはグランドピアノです、と
いう説明の時、
どういう魔が差したのか、

私は、左右の手でそれぞれさしながら、
こちらが「piano droitアップライト
そして、こっちが
piano gauche」と、言ってしまいます。


フランス語で、
アップライトは、droit ドロワ(右、もしくは突っ立っている)なのです、
その反対語として、
グランドピアノの方を、
gauche  ゴーシュ(左)に変えて、ダジャレにしてしまった。

もちろん、
「、、、ではないです。
本当の名前は、piano à queue」です。
と続けたのですが。

大人なら、苦笑いするかもしれませんが、
もちろん、この、まっすぐなチビちゃんたちは、
笑いません。
ちょっといやな予感がします。


そして、
20分ほどの、デモンストレーションを終えます。
最後に、
念のために、復習で、
「はい、このピアノは何と言いますか?」
piano droit! と、正確な答えが返ってきます。

「そして、こっちは?」
すると、
今まで何も言わなかった女の子が、
piano gauche   と、答えるのです。
それも、すらっと。

あああぁあ、と、思いますが、
遅かりし、です。
何でそっちの方を覚えてしまったの、と
後悔します。

そして、
あぁ、ダジャレを言うときは、
相手をよく見なくては、と大いに反省しました。
この先、
このチビちゃんの人生に、
混乱が起こらなければ良いのですが。。








 


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2022年11月21日月曜日

本番に臨むとき


 最初は楽しみにしていた発表会、コンサートですが、
いざ、その日が近づくと、
緊張してきたりします。

もし、もう曲が出来上がっていたりすると、
何回も弾き直したりしては、
「あぁ、早く本番になって、終わってほしい」
と思ってしまったりします。
この緊張からのがれたい、と思う。

本番前のこの時期は、ちょっと、
微妙な時期でもあります。

これこれこのように弾く、と
予定を立てて、
それを練習して、というのは、いいのですが、
あまりにも、がんじがらめですと、
これまた、苦しくなります。

そういう時は、
もう少し、「今日はどうなるかな」と、
ゆるめに考えるのもいいかもしれません。
毎回同じように弾くことは、できません。
ですので、
だいたい曲のあらすじをつかんだら、
あとは、
それをその日のやり方で、表現する、ということができたら、
楽しめると思います。

ステージの明るさは?
観客席は見えるかどうか?
音はどう聞こえるか?
座っている感じは、どうか?

などなど、その日の感じをつかむ。
そして、
いつものストーリーを、
ピアノで表現していく、というような感じです。
少しぐらい間違えても、大丈夫です。
あらすじが合ってれば、良いのです。

そうこうしているうちに、
流れに乗って、演奏を楽しめているようになります。



* まとめ

毎回同じように弾くことは、不可能






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