2022年2月28日月曜日

趣味ピアノのレパートリー(その9)


 一昔前の生徒さんから、突然ですが、
ピアノ録音付きのメールが届きました。
ロシア文学、そして、ロシア文化一般が大好きで、
ロシア語も習って、旅行にもよく行く女性です。

さて、
それに添えられていたのは、スクリアービンのエチュード。
深い悲しみが伝わってくる演奏でした。
きっと、今の情勢について、思うところがあって、
こんなメッセージをくださったようです。

なんだか、今の私の気持ちも、
よく表してくれると思いましたので、ここに紹介いたします。

オクターブ以上の開きがあります。
そこは、適当にアルペジオにして弾きます。
ペダルを使って、ゆっくり弾くと、
なんとかなります。

嘆き、
優しさ、
希望、
思うようにならないもどかしさ、
など。

たくさんの気持ちが、この2ページほどの、小さな曲に、つまっています。

* スクリアービン エチュード エチュードop. 2 - 1番






Chiyo

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2022年2月24日木曜日

ピアノに合っていない体質


 私の勤めている音楽院では、
いろいろな国の出身の生徒さんがいます。
40年前、勤め始めた時は、
フランス人ばかりだったのですが、
今では、他の地から移り住んできた人が、
7割以上になっています。

(私も、よその地から来た、その一人です)

さて、
ヨーロッパ、
アメリカ大陸、
アジア大陸、
アフリカ大陸から来た人々を生徒さんに持って、
思うことがあります。

それぞれ、体つき、手の作りが、ちょっとずつ違いますから、
当然、ピアノに合ってるかどうか、というのも、
出てきます。
大ざっぱに言ってしまうと、
ピアノにあまり適していない体つき、というのもあります。
気の毒ですが、
人一倍か、もしくは2倍3倍の努力が必要になってくる。

その点、
アジア大陸出身の人は、
この楽器に、合っているように思えます。
いともすんなり、こなします。

もっとも、
楽器を奏でるには、
ただ体が動けばいいということでなく、
奏でる内容を、どう感じて、
どう表現するか、が、とても大事だと思いますが、

それにしても、
こうも体の使い方に差があるとは、と、
びっくりすることも多いです。

この観点から言いますと、
これを読んでらっしゃる日本の方は、
とても得をしていると思います。









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2022年2月23日水曜日

リズムやテンポ感を、育てる


 テンポが走ってしまうので、
メトロノームを使いました、という話を
たまに、ききます。

けれど、
私は、ちょっと、不思議に思います。

そうではなくて、
メトロノームを使って調べてみたら、
テンポが走ってる、ということが判明した、
のではないか、と思うのですが。

テンポが走ってしまう、ということがわかっているのなら、
もう、話は、速いです。
仕事の半分は、片づいたようなものです。
その部分を、
ゆっくり目にすれば、いいのです。

メトロノームは、薬では、ありません。
メトロノームと一緒に練習するのは、
少しは、いいですが、
あまり、やりすぎない方がいいというのが、
私の考えです。

それより、
そういう松葉杖とか、
自転車の補助器みたいなものを、使わないで、
リズム感を育てる、という方が、
将来、すぐに、役に立ちますし、
やってみると、がぜん、楽しいのです。

ご自分の中に、
有能な「指揮者」さんを、育ててみてください。
イキイキと、はずむようなリズム、
しっとり流れるパルス、
グルーヴたっぷりの、などなど、

ぜひ、あなたの持ち味で、ステキなリズム感性を、
開拓なさってください。



Chiyo

2022年2月22日火曜日

作品番号を、覚えられない


 私は、数字とはあまり仲が良くありません。
たとえば、ピアノ曲の作品番号を言われても、すぐに、
「あ、あれだ!」とは思いつかなく、困ることが多いです。

というふうに、数字に弱い私ですが、
その一方で、時計を見て、
11時11分、というのを目撃してしまうと、
妙に嬉しくなったりします。
とくに、意味はないのですが。

ですので、
今日を、ちょっと楽しみにしていました。
2022年2月22日なのです!
仕事で、日付を書く時、ニヤッとするかもしれません。

それから、
今日の、2時22分ごろには、それにちなんで、
なにかを弾いてみよう、
縁起がいいかもしれない、と、
もくろんでいます。
ですが、調べて見ますと、
作品番号2、(op. 2 )という作品は、
少ないです。

若いころの作品で、ボツになったとか、
あまり出来が良くなかったのだか、わかりません。

でも、珍しく、
ベートーベンソナタで、2番、そして、
op. 2 の 2 番というのがあります。
これは、ぴったりです。
おまけに、私の楽譜では、
p. 20 のところにあたります!
すっかり納得して、今日の2時22分用に決めます。

それ以外に、
op. 22 では、
シューマンのソナタ2番。
スクリャービンのプレリュード。
ラフマニノフの、ショパンのプレリュードによる変奏曲が
見つかります。

この、最後の、ラフマニノフの変奏曲は、
ショパンの原曲、このプレリュードは、わりと簡単に弾けますが、
ラフマニノフの手にかかって、
ものすごく複雑な、大曲になりました。
きょうは、ちょっと弾けそうにありませんが、
とても美しい作品です。

ほかにも、op. 22 のいいのがあるかもしれません。
作品番号を覚えられない私には、
よくわからないのですが、
ほかにもご存知の方は、あるかもしれません。








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2022年2月21日月曜日

メトロノーム速度の、疑問

 

楽譜のはじめに、

Allegro とか、Lento と、
速度について、書いてあります。

それは、人によって、どう解釈するか、
かわってきますが、
そこが、おもしろいところです。

一方、
メトロノーム速度が、書いてある場合。

さあ、どうするか。


ある日、
とてもまじめな生徒さんが、
ものすごく速く、ひいたので、
こちらは、びっくり、あわてました。
そんなに急いでどこ行くの、というような、
スピードでした。

それは、
メトロノーム指示を、きちんと守った結果でした。

たとえば、
ブルグミューラー、
ツェルニー、
シューマン。

この人たちは、
「私たちと違うメトロノームを持っていたのではないか、と、
言われている」というジョークもあるくらいです。

ヴィルチュオーソという、
技巧を披露して楽しませる、という文化と
関係しているのかもしれません。
それは、なぞですが、

ちょっと、速すぎると思うことは、ありませんか。
もし、あっても、
そこまで到達できなくても、
かまわないと思うのですが。

私は、
フレーズを(鼻歌で)歌ってみて、
どんな感じがするか、
を、基準に、テンポを選びます。
自分の歌い方を、基準にしています。







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2022年2月18日金曜日

いい種類の痛みと、よくない種類(手首)


 熱心な生徒さんを見てますと、

たまに、痛みが生じています。

まず、
それは、
熱烈に練習してるからで、
よろこばしいことです。

ただ、
いい痛みと、
まずい痛みがある、と思いますので、
ここに、書いておきます。

☆いい痛みは、

*筋肉が疲れた痛み
*あれこれ考えすぎたための頭痛

休めば、回復します。


☆まずい痛みは、

*スジ系の痛み

です。
スジ系の痛みは、
腱鞘炎というものですけれど、
手首に、よく出るみたいです。
やっかいです。

これが出ると、
本来は、6週間休ませないとなりません。

6週間休ませるなんて、
できますか?!
たいていは、焦ったり(演奏会があったりして)、
がまんできなくて(弾きたい、と熱望してしまって)、
ちょっとよくなると、
弾き始めちゃうのでしょう。
そして、また、ぶりかえす。

いいことないです。
ですので、
ほんの少しでも、痛くなったら、
すぐに、ストップ!

そして、
弾き方を、見なおしてみてください。

1)手の姿勢、
2)ちゃんとウォーミングアップをしてから、
曲を弾いているか、
など、
チェックしてみてください。

このポイントをおさえてれば、
大丈夫です。
思うぞんぶん、弾きこんでください。


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2022年2月17日木曜日

うんと、わがままに


今から考えると、ピアノ曲で、
なんで私はあんな曲を弾いたのだろう、と
思う曲があります。
でも、先生が、そう決めてくださったので、
弾いていたのです。

さすがに、大学に入ってからは、
先生ともお話をして、希望をお伝えすることもありました。
それでも、中には、
あんなに弾くづらくて、聞きばえのしない曲を、
なんで一生懸命練習していたのだろう!と、
今、思う曲があります。

キレイに弾けるようになったら、
好きになるはず、と信じていたのか、
それより、
きっと、これは自分のいい栄養になる、と
考えていたのかもしれません。

でも、あとに残るのは、残念感の方が大きいです。


という経験がありますので、
私は、ことさら、選曲には、時間をかけています。
ご本人の希望を中心に、選びます。

ですので、受講生の方には、
うんとわがままを言ってほしいと思います。


曲風は?
雰囲気は?

その点、子どもさんは、シンプルに、
「好き」「きらい」を言ってくれます。
どうぞ、しっくりくる曲が見つかるまで、
希望をおっしゃってください。
その方が、どんどん上達しますし、
また、いい栄養になるかもしれません。

私は、その方にあったレベルかどうか、
見極めていきますので、
安心して、好き嫌いを言っていただけたら、と
思います。


* まとめ

曲は、とことん好き嫌いで選ぶと、楽しい


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2022年2月16日水曜日

大人ピアノ初心者の方、増加中

コロナのせいかどうか、よくわかりませんが、
最近、大人の方が、ピアノを始めたい、という人口が
私のところでは、増えています。

特に、珍しいことは、
男性の割合が、増えています。
コンピューター関係の若者、とか、
機動隊の方、中年の方、とか、
定年近くの、サラリーマンの方。

もちろん、女性の方も、あります。
年齢は、いろいろです。
春からはいっている予約では、
70代の女性もあります。

なぜ、そうなっているのか、
私は、その理由を調査することもなく、
ただ、ただ、うれしいなぁと、
顔をほころばせて、レッスンをしています。

ぐんぐん上達なさる、その感じは、
大人ピアノ、ならでは、です。
モチベーションは、ものすごく大きいです。
そこが、子どもさんレッスンとの違いです。

それにしても、
大人の方も、
子どもさんも、
ご一緒にピアノを追求していくと、
それぞれ、楽しさがあります。
ですので、
私は、様々なレンジの方を対象に、
レッスンを行っています。






 


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2022年2月15日火曜日

三日坊主で、よろしい!

何か、自分で目標を立てて、新しいことを始めても、
3日でザセツした覚えが、私には、なんどもあります。
三日坊主、というものです。
情けなくなります。

そこで、やめてもいいのですが、
まだ未練があるときは、
また、再出発。

でも、
また、三日坊主になって、
でも、
また、再出発。


と、
そういうことを繰り返していますと、
結局は、ちゃんと継続していることになります。
点線かもしれませんが、
線は、続いています。

今、ふり返ってみて、
そんな感じで良かったのだ、と思います。



 

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2022年2月14日月曜日

速いパッセージが、弾けるようになる


毎日私は、北京オリンピックの、スノーボードを観ています。
空中で回転をしながら、すごい技術で降りてくる選手たち。
そして、軽々、すんなりと着地(着雪)するなんて!
すごすぎて、
美しすぎて、
私は、感激しながら観ています。

さて、
肉眼では、速すぎて見えないくらいのことを、
どうやって、あの選手たちは、コントロールできるのでしょう?
「落下の最中に速度が落ちてきたから、
ボードを掴むのを、早めに切り上げた」とか、
そんなことを考える時間は、どこから出てくるのでしょうか。

それは、ピアノにも言えることです。
ゆっくりなら、間違えずに弾けるけれど、
速度を出すと、上手くいかない、という場合。

結論を先に言ってしまいますと、
練習を重ねていくうちに、
おかしなものですが、
速度の感覚が、だんだんゆっくりになってくる、ということがあります。

ある野球の名手が言っていたことですが、
どうやったら、そんなに良く打てるようになるのか、という問いについて、
「飛んでくるボールが、ゆっくり、ほぼ止まって見える。
だから、その場所にバットを持ってゆけばいい」
というようなことです。
ガクッときてしまいそうな答えですが、

この、不思議な境地に入ったことが、
私も、何度かあります。
すると、難しそうなアクロバット的パッセージでも、
弾ける確率が上がります。
(筋肉的な問題は、別です)


そのためには、
アニメの、1秒に何コマ、という、そのコマ数を
増やせばいいのではないかと思います。
すると、
スローモーションで見えるようになってくるわけです。

もし興味のある方は、
この練習法をなさってみてください。
そのためには、
ゆっくり練習、
もしくは、想像だけでもいいですから、
ゆっくり気づいていればいいと思います。



* まとめ

スローで、動作をたたき込む (コマ数を増やす)










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2022年2月11日金曜日

「練習しなくちゃ」の、本当の意味


 ピアノ本番が控えていると、「あ、練習しなくちゃ」という言葉が、
頭の中をうろうろし始めます。

それが、しばらく続くと、
もう、これが仕事のようになって、
次には、義務、宿題、そして、
労働のようにさえ思えてきます。

ちょっとオーバーかもしれませんが、
そういうニュアンスは、確かにあるのです。

ですが、元々は、楽しくて、
好きで趣味でやっていたものが、こうじたのです。
「こんな風に弾けたらいいな」というのが、
元々の気持ちなのです。

そのために、練習するわけです。
「あんな風に弾きたいので、そのために練習します」が、
短縮形になって、
「練習しなくちゃ」になってしまいました。

ですので、
たまに、それを思い出しては、

「練習したい」とか、
「あんな風に弾きたい」と、頭の中で言い換えることもあります。
そして、ふむふむ、そうだな、と、
もともとの気持ちを思い出して、
ワクワク、心がはずんできます。




* まとめ

練習したい」と言い換えてみると...





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2022年2月9日水曜日

スローモーションで、練習すると


 今、北京のオリンピックを観られます。
私は、スノーボード競技を観るのが好きです。
ビッグエアという種目は、
ジャンプ台を使って、ものすごいワザを
たくさん見せてくれます。

ジャンプしたあと、高いところから、
空中回転をいくつもして、
降りてきます。そして着地。

ものすごいスピードの中、肉眼で見ていても、
私には、なかなか追いつけません。
あとで、スローモーションで見てみると、
その美しさは、もう、とても人間がやってるものとは、
思えません。

すごい!の一言しか出てきません。
もう、美しすぎて、涙が出そうになります。

さて、
スノーボードのワザでも、
体操選手のワザでもそうですが、これを、
どうやって練習しているのか。

話に聞けば、
動き出す前に、頭の中で、何度もなんども、
イメージを繰り返すのだそうです。
頭の中で、スローモーションで、練習。
ビデオを、頭の中に、映し出す。

そして、実際にプレイする時は、
いちいち、あれ、こう、という暇はないですから、
もう、ただ、やるしかない、という感じだそうです。
考えてはいけない。

その点、
ピアノは、スローモーションで、練習ができます。
だから、ラク、とも言えます。
スローで練習できない楽器もあるのです。
バイオリンは、ある程度の速さがないと、音が出ませんし、
息の必要な楽器や歌は、ゆっくりやると、
息が切れてしまいます。

スローモーションでピアノ練習、というのは、
およそ、
若い子供さんたちの、苦手とするところです。
ですので、スローモーションで、
頭の中で、練習するのもいいかもしれません。

いずれにしても、
スローで練習すればするほど、
細かいところが、うまくいくようになります。
いずれ、
弾いている時にも、
速い部分なのに、
スローでやっているような感覚になったりもします。
そこまできたら、もう、悟りの境地みたいなもので、
マスターになった、とも言えましょう。
(これは、まれです)



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2022年2月8日火曜日

できた所が、できなくなって焦る


 やっとできるようになった部分や、

速いテンポで弾けたところや、
トリルが、
次の日できなくなる時があります。

私はそういう時、
あせりまくります。
口惜しいので、ますますリピートして、
そのうち、ますますテンポもあがって、
ますます、できなくなるので、
腕や手にも、自然と力がはいり、
ますます、できなくなります。

かなり、アタマにきますし、
情けないです。
がんばれば、がんばるほど、
できなくなって、長びくこともあります。

いろいろ試しましたが、
今から思うと、
こんがらがったひもを、ほぐしていくように、
気長にやるのが、1番のようです。

*テンポをあげる、さげる。
*強く弾く、弱く弾く。
*別なオクターブで弾いてみる。
*弾かない(お休みにする)。
*別なことに注目する。

いろんなバリエーションでやるのがいいようです。
その問題をあえて、わきにおいて、
音楽的なことに注目するのもいいです。
フレージングをさらう、とか。

同じ方向、同じやり方でやりこめない。
「ほぐす」という感じが、よい。
いつかは、また、できるようになる、ということを思い出します。





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2022年2月7日月曜日

短気な私は...


短気は損気、と言います。ピアノを弾きたかったら、
まさに、この言葉が、当てはまると思います。
私は、短気な江戸っ子の血を引いているためか、
実に、気が短いです。
なんでも、すぐでき上がらないと、じれったくなります。

そんな私が、
ピアノを弾いているのです。
それを考えると「短気な私は、もっとエライ」と、
自分をほめたくなります。
なぜかというと、
一つの曲を仕上げるのには、絶対に、
急いだりしては、うまくいかないからです。

ですので、
私は、自分の本性を、腕ずくで曲げて、
じっくり、下ごしらえをして、練習しているのです。
それは、ものすごく、じれったいことなのです。
もっと、おっとりとした、
お嬢さんに生まれていたら、
こういうことだって、すんなりできるのかもしれません。

でも、せっかち、早口、などと言われている
江戸っ子には、
それは、まったく不自然であります。
至難の技です。

それでも
片手ずつ、
ゆっくり、ゆっくり、
あきあきしながらも、
毎日、くりかえし練習をしているのです。
たまに、それに気がついては、
自分で自分をほめてやっています。




*まとめ
 「急がば回れ」「短気は損気」
「コツコツが、一番速い」








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2022年2月2日水曜日

フランスの伝統


ピアノとはあまり関係ありませんが、
毎年、音楽院で、言ってしまうことがあります。

「きょうは、クレープの日ですよ」と
生徒さんたちに、リマインダーをするのです。

これは、
日本の節分と似たようなものです。
だんだん光が増してきますでしょう、
それを祝って、クレープを焼くという、
聖燭祭(Chandleur)です。

私も、しばらく前から、卵を買い込んでいます。
スーパーには、
小麦粉、卵、泡立て器、ボールなどが、
前のワゴンに並んでいます。

それでも、
手作りのクレープを焼く人は、そんなに多くありません。
できあいのクレープだったり、
クレープ屋さんに行ったりする人も、多いです。
また、
外国から移住してきた人たちは、
この伝統を知らなかったりします。

クレープが大好物の私は、
こういう伝統が、すたれないように、と、
次の世代に、宣伝したくなってしまうのです!

ちなみに、
私の一番好きなクレープは、
「バター砂糖」です。
たっぷり、溶かしバターをかけて、
その上に、お砂糖をふりかける。
そうすると、

ちょっとぐにゃぐにゃした
やらかいクレープと、
とろりとしたバターと、
ジャリジャリ、いうお砂糖が混ざって、
なんとも言えない味と、舌ざわりになります。
今晩が、楽しみです。

みなさんは、どんなクレープがお好きでしょうか?!

きょうは、
クレープのお話でした。








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2022年2月1日火曜日

生徒さんの、演奏会


 音楽院でのことです。
このところコンサートの数は、ちょっと控えめですが、
先日、ミニコンサートが、いくつかありました。

生徒さんが、いっしょうけんめい準備した曲を、
弾きます。
ライトに照らされて、得意そうなのか、緊張しているのか。
生徒さんそれぞれ、ちがった音がします。
そして、
それは、頑張りや、工夫や、表現が、
心に、飛び込んできます。
それは、聴衆の、シーンとした感じでも、わかります。

ちっともカッコつけていませんから、
それだけ、ストレートに、心に響くのかもしれません。
終わって、お辞儀をするときの、ニコリ顔。
拍手の音。
あぁ、良かった、とか、
あそこがどうのこうの、と、いろいろ感想はあるかもしれません。

でも、
達成した、と、うれしそうでもあります。
聞いている方は、
あぁ、キラキラしてたなぁ、と、
感動します。

小さな生徒さんも、大きな生徒さんも、
ほんとうに、素敵でした。
ブラボー!
そして、こういう素敵な時間を、ありがとう、と
言いたくなります。






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