2022年8月31日水曜日

かっこよく、キメたいのに



 

いっしょうけんめい、ちゃんと弾いているのに、

ちっともサマにならなくて、
あがいた経験があります。

学生だったころ、
クラスの中には、かっこよく、
なに弾いても、キメている人がいました。

私は、どこがちがうのか、さがしもとめましたが、
なかなか、わかりませんでした。

今なら、少し、わかるような気がします。
リズムとか、タイミングだと思いますし、
フレージングもあると思います。

生徒さんをみていて、
「あ、ここを、こうすれば、必ずキマるはず」
と、思うことがあります。
だいたい、それで、成功します。


カデンツを、
D(ドミナント)の時に、強めに弾いて、
T(トニック)で、少しおとして、弾く。

と、
これを、意識すると、いいようです。

(という説明を読んで、
あくびが出そうになった方。
昔の私と、同じです。
でもやっぱり、これを知っていると便利なのです。
ぜひ、思い出してください。
もしくは、ざっくりでいいですから、
調べてみてください)

カデンツは、終止形です。
これを知っているだけで、ずいぶん楽譜が
立体的に見えてくるはずです。
曲の終わりに見られるものですが、
曲の最中にも、いくつか、カデンツはあります。

かっこよく決める場所にあたりますので、
これを知っておくと、
お得だと思います。


* まとめ

カデンツを見つけて、グッとメリハリ




Chiyo





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2022年8月30日火曜日

ペダル練習の、ポイント


右ペダルの使い方は、どうやって練習するのでしょう。
私の考えでは、
あまり深く考えずに、まずは、使ってみることだと思います。

これは、説明しても、なかなかはっきりしないのですが、
まずは、使ってみるといいと思います。
それを、
調整することができます。

ポイントは、

1)あまり音のにごりを恐れず、
どんどん使ってみる。

2)レガートペダルでは、まずは指でキーを押し、
そのあと、ちょっと遅れてペダルを踏みます。

もう1つ、ちょっと逆の話になりますが、
大事なポイントだと思うのは、

「ふだんピアノ練習をするときに、
ペダルを使うかどうか?」

これは、

3)使わないで練習する時間は、けっこう多いです。

細かいところを改善しようと思ったら、
ぺダルを使わない方が、お得です。
はっきり、すみずみまで、聞くことができます。




まとめ

* ペダルは、理屈より、まずは使う
* レガートペダルは、指の後に踏む
* 指の練習中は、ペダルを使わない










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2022年8月29日月曜日

さわってると、いつの間にか(三日坊主対策)


やりたいことがあるのに、
または、
やりかけ中のことがあるのに、なかなか手につかない、という
時があります。

いったんやり始めてしまえば、あっけなく
終わらせることができたりします。
あぁ、結構カンタンにできた、
と、ガクッとした、
などという感想になります。

それは、
片付けものでも、
ほころび繕いでも、
ピアノの譜読みでも、
なんでもそうなのですが、
私の場合、なぜか
「ほったらかし」になっているものがあるのです。
気になればなるほど、
手をかけられない。


それでも、
長年生きているうちに、だんだんコツがつかめてきます。

これは、祖母が言ってたらしいのですが、
「さわってると、いつの間にか仕上がる」
ということです。
メンドくさがり屋の、ごくフツーのおばあちゃんでしたが、
そうやって、いろいろ、縫い物をしていたそうです。

コツは、
最後までやりきろう、と思わないこと。
中途半端で、終える、です。
やりきろう、と思うから、
なかなか手につかない、らしいのです。

でも、このやり方って、
なんとなく、ちゃらんぽらんな感じがするなぁと、
感じた方!

そういう方にこそ、これは効くかもしれません。
ピアノでも、そうです。
ともかく、さわる。
そして、中途半端で終える。
そんな風に、あれこれやっていると、
そのうち、できるようになります。


* まとめ

なかなか手につかない時は、
ともかくさわってみる。
そして、途中でやめるのがコツ。





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2022年8月25日木曜日

レガート奏法について(ちょっと上級)

レガート奏法について、書いています。
きょう書くことは、ちょっと上級向けです。
初級の方は、そこまで考えなくてもいい、というものです。

ねっとりと、
濃厚なレガートで歌いたい、というような時。
もう、すでに自然にそうなさっている方もあると思いますが、

「オーバースラー」というものです。
チェンバロで使う技法です。
次の音を弾いても、
前の音を、しばらく押さえ続けている、という方法です。
「しばらく」というのは大げさで、
もちろん、またその次の音に行ったら、
もう、離します。

2つの音を、同時にちょっと弾く、ということです。
「大げさなスラー」と考えればいいです。
チェンバロで、そういうのを習いましたので、
ピアノでも試してみたところ、
なかなか、いい感じで使えるのです。
あまり、知られていないやり方です。




* まとめ

わざと前の音を残しておく、レガート奏法



 


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2022年8月24日水曜日

レガート奏法について(中級編)

 


 レガートに気をつけて弾きたいのですが、
どうしても音をつなげられないこともあります。
そういう時は、
まずは、ぴったり合う指づかいをさがします。

いろいろな組み合わせをやっていると、
見つかることが多いです。
見つかった時は、うれしくなります。

それができない場合は、
しかたなく、ペダルに手伝ってもらうことになります。

ただし、
ペダルがあるから、といって、
指で音をつなげることをあきらめるのは、よくありません。
まずは、指で音をつなげて弾く。
この方が良いのです。

理由は、おもに、

1)和音の都合でペダルが使えない時、音が切れてしまう

2)指でつなぎながら弾くと、心を込めて歌いやすくなる

3)厳密には、音の質も違ってくる

ということでしょうか。


ですので、
ペダルなしでレガート練習をするのは、
効果があります。




* まとめ

ベストなレガートは、指で


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2022年8月23日火曜日

レガート奏法について(初級編)


 レガート奏法というのは、ピアノの技術の独特なものです。
歌うときや、
フルートなど管楽器をそうするときは、
わざわざ「レガート」なんて考えなくても、
もう、自然にレガートになっていることが多いです。

ピアノという楽器は、
打楽器のように、弦をハンマーで叩いていますから、
どうしても、ポロン、ポロン、と
音が離れやすいのです。

ということは、皆さんも、もうお気づきだと思いますが、
実際、
弾いてみると、そう簡単にはいかないこともあります。

そういうときは、
まず、ブレスをしていないか、
離れている音程を弾く時に、ジャンプをしていないか、
などを、チェックします。


まず、これが基本です。


* まとめ

まずは、
音がつながっているか、にだけ
注意していれば良い


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2022年8月22日月曜日

いっぱい練習してるのに、ちっとも良くならない




これほど練習しているのだから、

もう少し、良くなってもよさそうなのですが、
なかなか、うまくなりません。
くじけないように、と、
自分を、ふるいたたせるのですが、
状況は、変わらないので、悲しくなります。

そういうことは、
私は、なんども経験してきていますし、
今でも、しょっちゅうです。

そういう時は、
プロである、先生に、お尋ねしてしまうのがいい、と、
思います。
でも、私は、そういうことをしなかったです。
いつも、一人で悩んでいました。

(それでも、試行錯誤したことは、
無駄にはなっていなかったのですが)

ですから、
今、思いますが、
解決法は、次のようになると思います。

1)先生に打ち明けて、相談してみる。

2)自分で、車の修理みたいに、
中をのぞいてみる。分解してみる

3)その曲は、いったん、脇へ置いておく。



その、2)ですが、
これが、一番、効果があるはずなのです。
車の修理でしたら、ボンネット(ふた)をあけて、中をのぞく、
という作業と同じです。

ちょっと、むずかしく感じるかもしれませんが、
できないこともありません。

両手で弾いているものを、片手ずつにする、とか、
いつもより、ゆっくり目に弾いてみる、とか、
どこがメロディで、どこ伴奏なのか、考える、とか、

どうして、ここでつまずくのか、仮説を立ててみる、とか、

いろいろ、できます。
ちょっとずつでいいですから、
だんだん、できるようになります。

これができると、
ずいぶん、練習効果が出るはずです。

そして、
調子が悪いのに、
ボンネットを開けて調べることなしに、
そのまま車を走らせる、っていうのは、
まずいな、とわかるようになります。

* まとめ

ボンネットを開けて、中をのぞく習慣








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2022年8月19日金曜日

バッハはお好きですか?

 バッハを知ってる人は、多いと思います。
ドラマやアニメを見ていても、何か、びっくりする事件があると、
「トッカータ」というオルガン曲のさわりの部分が、
流れてきたりします。

実に有名な作曲家です。
大好きな人も、多いと思います。

私は、といえば、大ファンです。
私のクラスの若い人たちも、ほぼみなさん、
カッコイイ、と言っています。
だいたい、大人気ですから、
譜読みのめんどくささも、忘れてしまうくらいのようです。

それなのに、です。

日本の大人の受講生の方と、お話をして思います。
すると、なんとなく、ですが、
バッハからは、「苦い薬」のような雰囲気が、
かもしだされているのです。
これをやれば、ピアノが上手になれる、という
教則本のような、
がまんするもの、というような。

私のカンチガイかもしれないのですが、
もし、そうだとしたら、
ちょっぴり、残念な気持ちがします。
フランスでも、ある人から、バッハは「感情を抑えて弾く」とも、
ききました。
もちろん、それは、説明不足というか、
おかしな話です。

実は、バッハの音楽には、
ものすごく感情が込められています。
宗教的な感情の場合もあります。
インベンション&シンフォニアは、「歌い方」の練習曲だと、
バッハも言っています。
(チェンバロで、です)
それを、どう表現するか、です。
もっと、もっと、スイングして、
「のる」音楽を追求して、弾いてみても、おもしろいと思います。


それに、フーガは、パズルみたいで、
おもしろいです。
モチーフが、自由自在に、すっ飛んでいったり、
いくつも声部があるのを、わけて色ぬりしてみたり。
だいたい、フランス語で、
フーガと言ったら、「家出」という意味です。
脱走です。「脱走曲」、なんて!


さらに、これをやってると、
かなり器用になります。
耳も、指も。


ピアニストにとって、
こんなに楽しい教則本はないのに、と
思うのですが!




 


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2022年8月18日木曜日

「へたな鉄砲・・・」は当てはまるか


「ここがうまくいかないぃ!」と、やっきになって、
何度もなんども繰り返し練習することがあります。
それでも、うまくいかない。

あとで考えると、
それは、「うまくいかないやり方」を繰り返し練習していたので、
それが身についたのだ、とわかります。

でも、
その時は、哀しいかな、それに気づけないのです。

そういう苦い経験から、
「うまくいかない時」は、
なるべく、そこでストップして、
同じ弾き方で続けることをやめるようにしています。

「へたな鉄砲数打ちゃ当たる」というのは、
ここでは、当てはまらないと思います。


そして、変化をつける。(ゆっくり)
分解する。(片手ずつ)
しばらく放っておく。
などをやっているうちに、
できるようになります。




* 望ましくない弾き方を、身につけない


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2022年8月17日水曜日

退屈な練習は、どう楽しむのか


レッスンをする時に、「楽しんで下さいね」などと
言ってしまって、たまに、
これは、うかつだったかもしれないと
思ってしまう時もあります。

最終的には、音を楽しむ、というのが目的です。
とはいうものの、
ピアノ練習のすべての作業が
「楽しい」わけではないかもしれません。
それは、人それぞれだと思います。

私の友人に、
「どんな練習も、楽しい」と言っている人がいましたが、
何十年もたった今、
まだ同じことを感じているかどうかは、ギモンです。

ピアノをやっていると、
楽しいこともありますが、
メンドくさいこと、退屈なことは、いくらでもあります。
ただでもめんどくさいのに、
その上、
楽しいと思わなくっちゃ、などと、
プレッシャーをかけてしまっては、
もっと、いやになりましょう。

楽しい、を目指して、
かつ、
めんどくさい練習は、メンドくさい、と
わりきってくださいね。



* まとめ

どんなに面倒な練習も
楽しもう、とプレッシャーをかけてしまっていたら、
ごめんなさい








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2022年8月16日火曜日

まあまあ良いけど、イマイチの時


 一曲を仕上げていて、
どうしても、あるレベル以上進展しない、ということがあります。

ほぼ、いいのだけれど、
なんとなく、さっぱりしない。
なんとなく、決まらない。
なんとなく、自分の持ってるイメージと合わない。
〇〇さんのように、ステキに弾きたいのに、と
思うことがあります。

そういう時に、
どうしたらいいか、困ります。
どこを、どうしたらいいのか。

こんな悩みを持つことは、プロにでも、だれにでも
あると思います。

そういう時、
私はどうするかというと、
ベーシックな練習に、いったん戻ります。
(たいていは、片手ずつ、ゆっくり&リズム練習)
それは、つまらない、地味なものですが、
まずは、そうして、指の「限界」のようなものを、
打破します。

そして、
技術的な自由度を上げておくのです。
その上で、もう一度、
自分は、
「どう弾きたいのか」
つまりは、
「どう聞こえたいのか」に、集中します。

そうこうしているうちに、
だんだん変わってきます。
自分の「聞きたい」演奏に近づいてくるような気がします。


* まとめ

行き詰まったら、
いったんは、ベーシック練習に戻るといいかもしれない。


2022年8月15日月曜日

こうすると、グッと変化が


 ピアニストは、音を扱う芸術家です。
ですから、耳を使うのが、一番大切なはずです。

それが、
ともすると、目の方が優先になっている時もあります。

目に見えるものと、
耳から聞こえるものと、どちらの方が、
われわれに影響を与えるかというと、
がぜん、「目に見えるもの」なのだそうです。

テレビのコマーシャルだって、
しゃべっている内容より、
見えたものの方が、影響するそうです。

それを逆手に取ります
楽譜のオタマジャクシを追いかけてばかりいると、
耳が使われていない可能性がある。

ですので、
そういう時は、暗譜で弾けばいいですし、
さもなければ、そのパッセージだけを目をつむって弾く。

すると、
聞こえ方が、ガラッと変わると思います。
私は、よく、こうやって、
ピンチを乗り切っています。


* まとめ

聴覚を、優先させる方法








2022年8月12日金曜日

新しい曲を始める時


 何十年もピアノを弾いてきても、
新しい曲に取りかかる時は、
毎回、同じ練習のしかたをしなくてはなりません。

片手ずつ、
ゆっくり、
いい指づかいを見つけながら、、、、。

そして、片手ずつコントロールできるな、と
思ったら、
次に、また、ゆっくり、
両手の段階に入ります。
よちよち、ゆっくり。

という話をしても、
なかなか信じない方もあります。
特に、子どもさん。
私は、
どんな楽譜でも、さっと、弾ける、と思っている人が
多いです。

これだけ長いことピアノを弾いているのだから、
そうしたいものです。
ですが、
そうはいかないのです。
いつも、内心(めんどくさいな)と思っています。

ですので、
いつも最短距離を行くようにしています。
で、結局は、
上に書いたようなやり方で、
順を追って組み立てていくのが、
ムダのない、
省エネの、やり方になるようです。



* まとめ

最短距離で曲を仕上げたいと思ったら、
ゆっくり、細かく、
正しい弾き方を最初から身につける。




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2022年8月11日木曜日

植物が育つのと、ピアニスト


植物と、ピアニストの方をくらべてしまうのは、
失礼かもしれませんが。

先日、
箱の中にためて置いた、いろいろな種をまきました。 
その種というのは、
旅行の時に、
食べた果物の中に入っていたもの、とか、
道ばたで、とったもの、などです。

まとめて箱に入れておいたので、
もう、どこで取れた何なのか、さっぱりわからないでしたが、
ともかく、全部まきましたところ。

芽が出たもの中に、
なんだか、知っていそうなものがあります。
昔、育てたことのある、
ヘチマ、とか、
ひょうたんのたぐいです。

これは、
もしかすると、
かぼちゃか、スイカか、メロン?
と、毎日見張っていますと、
花も咲いて、
米粒のような、実ができます。

あらまぁ、かわいらしい、と
1日に何べんも見に行きます。
すると、毎日大きくなって来るのです。
どうやら、スイカのようです。
今では、小指の頭ほどの大きさです。

その、かわいらしさといったら!
毎日大きくなるのを見る、その楽しさといったら!

スイカでしたら、
スーパーや、
朝市で、すぐに手に入るものです。
でも、うちで、
植木鉢で、こんなに育つのは、珍しく、
うれしくなります。

そして、
見ているうちに、
いつもペロッと食べてしまうきゅうりだって、
初めは、こんなに小さく、
そして、毎日、水をやって、
徐々に、だんだん大きくなって、
めでたく、大人サイズになって、
うちにやって来るのだなぁ、ということを
考えてしまいます。
たった1つのキュウリだって、
大したことだなぁと思ってしまいます。

こんな風に、
草木を育てるのが好きなのは、
この毎日大きくなるのを見るのが、
私は好きなのだなぁと、思いました。

ピアノを教える仕事がこんなに好きなのも、わかる、
まったく同じ部分があるなぁと、
そんなことを思いました。

















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2022年8月5日金曜日

この方が、指がよく動いたりする


 初心者の方でも、
中級、上級の方でも、
つい、
どのようにスピードで弾けるか、
どのように正確なタッチができるか、に、
神経をすり減らしてしまいます。

もちろん、
作曲者が設計した通りの音を弾くことは、
必要です。

そこで、忘れがちなのは、
どういう音色で弾くか、です。
何を、どう表現したいのか。
これを考えて、
いろいろ追求していると、
あら不思議、
けっこう、うまく弾けるようになってきたりもします。

強弱記号を、
なんとなく、
おまけオプションのように考えてしまいがちです。
楽譜に書いてある指示もそうですが、
書かれていてなくても、
いつも、「どういう音で、何を表現するか」を、
優先しする。そして、
大胆に、表現してみるのも、
おもしろいと思います。

逆に、
その方が、よく指が動いたりもします。


* まとめ

まずは、
何を表現しようとしているのか、
そして、どういう音で表現できるかを考えてみる。











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2022年8月4日木曜日

独学的の、すすめ


 日本もヨーロッパも、暑いです。
そんな中、涼しい部屋の中で、ピアノを練習している方は、
ぐんぐん、上達なさっているようです。

それは、SNS 上でも、
受講生の方でも、見られます。

その底力といったら、
すごいです。
もう、弾きたい、
上達したい、と言う勢いがすごい。
これを拝見しているだけで、
私も、力が湧いてくるような気持ちです。

もう1つ、すごいなと思うのは、
(独学の方は、そうするしかありませんが)
先生の言うことに頼っていない、と言うことです。
ある程度、
自分のことがわかっていて、
どの方向に進みたいか、わかってらっしゃるということだと思います。

その辺は、
先生についている方も、見習ってほしいと思います。
先生についていれば、
必ず、上手に弾けるようになるか、というと、そうでもありません。
先生だって、
伝えられないことはあるのです。

まずは、
ご自分で、どう弾きたい、とか、
この曲は、こんな感じを出したい、などを、
はっきりさせておくといいです。

その上で、
どこかで適切なアドバイスがあれば、
もう、鬼に金棒です。


* まとめ

独学の人から、学ぶ



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