前回に引き続き、上手な習い方の話です。
ホルンが上手な同僚と話をしていて、
あぁ、なるほど、と思ったことです。
ホルンというのは、まことにムズカシイ楽器だそうです。
一体どの音が出てくるのか、
吹いてみるまで予想がつかないそうです。
ちょっと想像しかねますが、
ピアノならば、目で見て「この音」と
確かめられるところを、
ホルンでは、それができない。
同じ指遣いで、
複数の音が出る、ということです。
その、どれが出るのかは、吹いてみるまでわからない。
あんなに優しい音が出る楽器が、
そんなに恐ろしいものだったとは!
もちろん、
上手な人はいるのですが、プロでも
いえ、プロだからこそ、
やたらと神経をつかうようです。
それでは、どう対策しているのか
聞いてみましたところ、
「感覚」に頼る、ということでした。
それしか、ない、と。
こうすると、この音が出る。
ああすると、あの音が出る。
ということを、感覚で覚えているのだそうです。
そう説明されて、そういえば、
私もそういうことをしているかもしれない、と
思いました。
例えば、ピアノのレッスンで
習ったこと、覚えたこと、
それらは、楽譜やノートに書けるようなことではありません。
実際に、感覚としてつかんで、
覚えたことばかりです。
毎日の練習でも、成功したら、
その感覚を、覚えています。
もしかすると、
これは、ピアノでも、
上達のコツかもしれません。
* まとめ
知識としてノートに書くよりも、
「感覚」で覚えること。
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
2週間無料、試し。
0 件のコメント:
コメントを投稿