2024年11月29日金曜日

上達のコツ、その2


前回に引き続き、上手な習い方の話です。
ホルンが上手な同僚と話をしていて、
あぁ、なるほど、と思ったことです。

ホルンというのは、まことにムズカシイ楽器だそうです。
一体どの音が出てくるのか、
吹いてみるまで予想がつかないそうです。

ちょっと想像しかねますが、
ピアノならば、目で見て「この音」と
確かめられるところを、
ホルンでは、それができない。
同じ指遣いで、
複数の音が出る、ということです。
その、どれが出るのかは、吹いてみるまでわからない。

あんなに優しい音が出る楽器が、
そんなに恐ろしいものだったとは!

もちろん、
上手な人はいるのですが、プロでも
いえ、プロだからこそ、
やたらと神経をつかうようです。

それでは、どう対策しているのか
聞いてみましたところ、
「感覚」に頼る、ということでした。
それしか、ない、と。

こうすると、この音が出る。
ああすると、あの音が出る。
ということを、感覚で覚えているのだそうです。

そう説明されて、そういえば、
私もそういうことをしているかもしれない、と
思いました。

例えば、ピアノのレッスンで
習ったこと、覚えたこと、
それらは、楽譜やノートに書けるようなことではありません。
実際に、感覚としてつかんで、
覚えたことばかりです。
毎日の練習でも、成功したら、
その感覚を、覚えています。

もしかすると、
これは、ピアノでも、
上達のコツかもしれません。


* まとめ

知識としてノートに書くよりも、
「感覚」で覚えること。



Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント: