ピアノを弾いていて、
先生に「もっと音楽的に」と言われて、
ずいぶん悩んだことがあります。
音楽を演奏しているのですが、
その上、「音楽的に」と言われても、
何がどうなのか、よくわからなくなります。
結果から言いますと、
これは、いくら考えても答えは出ないように思います。
もうちょっと「人間的に」、という表現の方が、
わかりやすいかもしれません。
人間の喜怒哀楽を、もっと表現する。
ということは、つまり、
ふだんから、
自分の感情とよく付き合っていることも
助けとなるかもしれません。
別に、
怒りが良くないとか、
楽しさが優れているということはありません。
悲しさだって、かなり音楽の中では、
大きな割合を占めていると思います。
ドラマを見て、他人の感情を味わうのもいいですし、
ふだんの、何気ない、
イラッとしたことや、
ほんわかしたことを、もうちょっと時間をかけて、
味わってやることも、
音楽のお勉強のためになる、とも言えるかもしれません。
* まとめ
喜怒哀楽が、音楽的につながる(かもしれない)
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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