先日テレビで、心に残った言葉がありましたので、
書いておきます。
先週は、ちょっと風邪をひいていました。
やっと起き上がれるようになって、
まぁ、テレビも見られるようになった時。
とてもマニアックな世界を見せてくれる番組を見ました。
ラーメンを自作する人たちのコンテスト。
ファイナリスト3人は、
自由自在に、
課題「あなただけにしか作れない塩ラーメン」を、
創造していきます。
2週間かけて準備。
そして、本番スタジオでは、
審査員の前で、1時間半作り上げます。
ピアノコンクールを体験したことのある方は、
ちょっとは共通点があるような気がして、
手に汗をにぎるかもしれません。
さて、
みなさん、ものすごいレベルの
追求の仕方です。
ラーメンとはいえ、これですと、
もう、芸術のはんちゅうに入るといえます。
そして、
最後、審査員の一人、フランス料理のシェフ(日本人)
がおっしゃっていた言葉。
それが印象に残りました。
「何を伝えたいか、何を言いたいか、がわかっていること」
というようなことです。
あぁなるほど、
実に、その通り。
ピアノでも、私は、技術に気を取られて、
結局、何を言いたかったのか、
忘れている時があります。
特に、コンクールのステージで、そうなります。
そして、
そういうケースも、よく見てきました。
それが、
ラーメンの世界でも、そうなのですね。
なるほど。
そして、これは、
ピアノのどんなレベルの人にも言えることだと思います。
これをわからずに、ただ「上手くなりたい」だけでは、
なかなかうまくいきません。
逆に、それがわかっている人は、
上達が早いです。
* まとめ
「この曲で、何を言いたいのか」を、わかっていること
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
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