ピアノを楽しんで弾く、といえば、
練習が楽しいとか、
練習しているとだんだん弾けるようになるのが楽しいとか、
いろいろな種類の楽しさがあります。
私が、究極的に楽しい、と思うのは、
自分のふか〜いところから、
いろいろな表現が出てくるところです。
あぁ、こんな感じ方もできるのだ、
とか、
こういう微妙な「感じ」っていうのも、
自分の中にあったわ、
とか、
まるで予想もしていなかったことが、
だんだん出てくる。
そして、それが出てきて、
それをピアノで表現できるようになると、
実に、それがカンタンだ、ということに気がつきます。
音楽表現をしている時に、
うまく行っているときは、たいてい、
カンタンなことが多い。
そして、その時の喜びというのが、
一番楽しいのではないかと思います。
(まぁ、ちまたで言われる「自己実現」
というものかもしれません)
そのためには、
ただ音を弾くだけ、とか、
先生がこう仰ったから、こうするというのではなく、
やはり、
自分がどう表現したいか、ということを
目指すのがいいです。
ミスタッチをしないで、
無難な弾き方をしよう、というやり方では、
この喜びには出会えないと思いますし、
道が困難になってくると思います。
せっかく「表現」、という作業をしているのですから、
自分の奥底から出てくる気持ちや、声に、
耳をかたむけてやるのがいいと思います。
「楽しさ」への手がかりとなると思います。
* まとめ
究極のピアノの楽しみには、
自分の感性を使う
Chiyo
動画添削レッスンフランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。