最初は楽しみにしていた発表会、コンサートですが、
いざ、その日が近づくと、
緊張してきたりします。
もし、もう曲が出来上がっていたりすると、
何回も弾き直したりしては、
「あぁ、早く本番になって、終わってほしい」
と思ってしまったりします。
この緊張からのがれたい、と思う。
本番前のこの時期は、ちょっと、
微妙な時期でもあります。
これこれこのように弾く、と
予定を立てて、
それを練習して、というのは、いいのですが、
あまりにも、がんじがらめですと、
これまた、苦しくなります。
そういう時は、
もう少し、「今日はどうなるかな」と、
ゆるめに考えるのもいいかもしれません。
毎回同じように弾くことは、できません。
ですので、
だいたい曲のあらすじをつかんだら、
あとは、
それをその日のやり方で、表現する、ということができたら、
楽しめると思います。
ステージの明るさは?
観客席は見えるかどうか?
音はどう聞こえるか?
座っている感じは、どうか?
などなど、その日の感じをつかむ。
そして、
いつものストーリーを、
ピアノで表現していく、というような感じです。
少しぐらい間違えても、大丈夫です。
あらすじが合ってれば、良いのです。
そうこうしているうちに、
流れに乗って、演奏を楽しめているようになります。
* まとめ
毎回同じように弾くことは、不可能
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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