2024年12月27日金曜日

「ふだん塾」スローモード


2024年も、そろそろ終わりに近づいてきました。
ほんのちょっとスローモードになっていますが、
「ふだん塾」は、年末年始も開いています。

皆さんにとって、
この年は、どんな年でしたか?

私にとっては、
カゼをよくひいたりしましたが、
色々な発展があって、ワクワクの多い年でした。

また、
新しい年は、
リミットレスで、
ますますシンプル、
楽しい年になるような気がしています。

まずは、
楽しい暮れの日を。













Chiyo





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2024年12月26日木曜日

レッスンの受け方、コツ


ピアノのお勉強で、ますます上達したいと思ったら、
もちろん、練習は大事ですが、
またその上、レッスンの受け方にもコツがあるようです。
それは初級でも、ハイレベルでも。

よく目にするのは、
感覚的にレッスンを受けている人たちです。
上達がラクにいくようです。

たとえば、
「ここはレガートに」と私が言ったとします。
その時、
1)楽譜にそれを書き込む人があります。

また、
2)実際にすぐやってみて、
あぁ、こんな感じか、と
指の感じと、耳で聞こえたものとを
結びつけている、その作業をする人がいます。

この2つのケースで、
どちらの方が手っ取り早いのかは、
想像がつくと思います。

おまけに、
メモをする、ということは
その分、
頭を使わない、
頭に留めておかない、ということですから、
ちっとも身(頭)についていないことになるようです。

ピアノは実技ですから、
知識として「レガート」と覚えるよりも、
実際に弾くこと、
感覚を感じるが大切、といえましょう。

メモをしすぎたり、
考えすぎたり、
「知識」でお勉強している方は、
もう少し、
感覚的に変化を楽しまれるといいかもしれません。

聞こえてくるもの、
指の感触、
腕の感じ、
音色の印象、
リズム感のワクワク感、
などなど

それは、もう無限です。
楽しいです。



* まとめ


ピアノは実技。
感覚で覚えるのが、確実。






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2024年12月24日火曜日

楽譜に「書き込む」?


今日は、フランスではノエル(クリスマス)の前日、
みなさん、いろいろ準備に忙しい時です。

フランスと日本で、
ピアノのお勉強に何が違いがあるか、と良く聞かれますが、
話し出せばキリがないですが、

一つ思いつくことに、
楽譜に書き込む、というのがあります。
日本でも、そうするかもしれませんが、
少なくとも、私のお師匠さんたちは、
鉛筆で、
割と控えめに、
大事なことをちょっと書き足してくれました。


それが、なんと、
フランスでは、
色とりどりのサインペンや
ボールペンで、
毎回、色々なことがかき重ねられていく、
というのが多いように見えます。
(消したくても消せない)

その様子は、
まるでクリスマスツリーのようです。

私は、
ピアノの前で、
作曲家とダイレクトにつながっていたい、
という気持ちがあります。
楽譜には、
なるべく書きいれないようにしています。
かろうじて、指遣いの数字。


もし、注意事項を書いたとしても、
それがクリアされたら、消しゴムで消します。

ピアノを弾く、ということは、
楽譜を見ながら交通公園で
標識を見て進んでいくということではなく、

体、耳、感覚で覚えたことを元に、
その場で即興していくようなものです。

暗譜で弾かないのならば、
なるべくまっさらな楽譜を使って
弾く方が、音楽的なのではないかと思います。

 

 


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2024年12月18日水曜日

パーキンソン病の方が

「オンラインレッスン」の受講生、
大人女性の方から、コンサートの動画が送られてきました。
施設をまわって、
同級生のソプラノの方とピアノを弾いておられます。

オーベルビリエの「ノエル」、そして
ヘンデルの「私を泣かせてください」の2曲。

それが、美しいのと、
心に染みるので、感激もの!

私は、その時、とあるカフェテリアで
聴かせていただいていたのですが、
場所も構わず、
泣きそうになってしまいました。

あとで曲名を知って、「そうなのか」と
納得しそうになりましたが、
でもこれは、曲のせいではありません。
この曲は前にも聞いたことありますが、
泣きそうになったのは初めてです。
演奏が素晴らしいのです。

まだ本調子ではない、と書かれてありましたが、
いえいえ、
うっとり、そして、
心にグッと動きます。

お二人の演奏は、息がよくあっていて、
それだけでも感激なのですが、

あともう一つ、すごいなと思うことがあります。
このソプラノの方は、パーキンソン病をお持ちなのだそうです。
ところが
この春にヴァイアレブという機械をつけたら、
声が出るようになった、ということなのです。

ということは、
色々な試練を乗り越えて来られた方。
そして、晴れて声が出るようになった、
そのご披露の場だったのですね。
びっくりです。

「引き続き、施設の皆さんをうっとりさせて下さい」と
お返事しました。
とても嬉しく、誇らしく思いました。








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2024年12月17日火曜日

アルペジオの弾き方

 


 アルペジオを弾く時に、どのように手を回すか。
これは先生によって、色々説明のしかたが、ちがったりします。
また、
これ以外にも、もう一つ違うやり方がありますが、
今日は、一般的な方を説明します。


まず、
1)音が均一であること

次に、
2)音が切れないこと

ができるようにします。

そのためには、
なるべく、すばしこく手を回して親指を運びます。
その時、前の音に影響がないように、
普通に弾きます。
そして、弾いたすぐ後に、
その指を軸足として、コンパスのように手首を回します。

そして、親指を次のキーまで運ぶ。
(タッチするだけで、弾かない)

これを、少しスローで練習しておくと、
なめらかなアルペジオが弾けるようになると思います。







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2024年12月13日金曜日

大人初心者で、ショパン?



 

大人初心者で、一体何が弾けるようになるのか?
みなさん、
あまり楽天的なお考えはお持ちではないようです。
質問がありましたので
お答えしますと、

その方の反射神経の差で、
時間のかかり具合は変わりますが、
コツコツやっていれば、
数年で、簡単なショパンワルツ、ノクターンが
弾けるようになると思います。
平均で、4〜5年。

正しいやり方で練習することが大事です。
あと、
毎日、少しずつで良いですから、
続けていることも、コツの一つです。

必ずできるようになります。




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2024年12月10日火曜日

自分では、なかなかわからない

 


 


ピアノで、上達しているかどうかは、

なかなか、自分ではわからないようです。


音楽的なこと、
技術的なことを、正しく、
コツコツとやっていれば、必ず上達するものです。
ただし、
少しずつ変わっていきますので、
なかなか自分では気がつきません。

そばで、お供をしている私には、
わかりますけれど、
それをお伝えしても、なかなか信じない方もあります。

特に
アドバイス差し上げた、あの練習法で、
できるようになったのに、
すごいことなのに、
その価値を認めないで、
「いえ、まだまだです」と言う方も。
そういう時は、本当に
残念な気持ちがします。

(まぁ、ありがたがられないのは、
教師の宿命のようです!)

それはともかく、
上達がわからないときは、
以前の動画と、聞き比べることをお勧めします。

それでもわからない場合は、
それはそれで、よし、とします。





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2024年12月6日金曜日

「イマイチ」を「気に入る」に変える



自分では気持ちよく、うまく弾けていると思っていても、
録音を聞いてみると、
何だか、イマイチ、ということがあります。

考えてみれば、毎回、そうです。
ですので、自分の録音を初めて聞くときは、
ちょっと、イヤな気持ちがします。
それでも、勇気を出して、
聞いてみます。

そして、
「あぁ良かった、このまま本番を臨まなくて」
と、冷や汗をかいたりします。

さて、
その「イマイチ」というのはどういうことか
というと、私の場合は、だいたい、

* テンポが不安定
(つまり、自分勝手。
弾きにくいところは、自然とのろくなり、
ラクなところは、スルスル滑るように走る)

* リズムがハキハキしているはずのところが、
何となく間伸びしている

* フレージングが、不自然
(外国人が、たどたどしくしゃべっているのと似ている)

* 和音が、べちゃっと聞こえる
(音が、うるさく聞こえる)

などです。

その点、
いったん自分のアラが見えたあとは、
そこを直してゆけばいいだけです。
(そこが難しいといえば難しいのですが)
服を買うときに、試着室でいろいろ試すのと
同じような作業。

以前は、
カセットテープを使って、録音していました。
音もそれほど良くなく、
時間のかかる作業でした。

今では、スマートフォンで、
とてもいい音質で、
それも、即座に聞き直すことができて、
これは便利だと思っています。


* まとめ

「イマイチ」を、「自分の気に入る音楽」に変えていく


 


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2024年12月4日水曜日

練習を楽しめる(?)人


前回、バッハの練習を「写経」にたとえておられた方の
お話をしました。

その続きでお話ししますと。

私は、長年ピアノを弾いているのに、
「これで良し」という時は、
いつまでたっても来ず、
まだまだ「練習しなくちゃ」ならないことを
めんどくさく感じることがよくあります。

もういい加減、
ワンクリックで一つの曲を弾けるように
なりたい、と思ってしまいます。

実際は、
やはり練習が必要なのです。
(まぁ、効率的な練習は身についているかもしれません)

そんな時に思いますが、
せっかく練習しているのなら、
多少は、楽しいと思えた方がいいようです。
「楽しい」という言葉は強すぎかもしれませんが、
私でしたら、

*できなかったことができるようになる喜び、とか
*精神統一できる心地よさ、などが、

あります。

また、私の場合は、
繰り返し練習をしていると、
そういう時には「ひらめき」のようなものが
浮かんでくることが多くなったりします。

これも、喜びの一つです。

ということを、思い出して、
自分に言い聞かせていると、
練習も、それほどめんどくさく思えなくなります。


それは、
かなり大事なことです。
完成、成功するのを楽しみに
我慢しながら弾いていた時期もありましたが、
それは、燃え尽きやすいようです。
それより、
わざわざ「写経」に出かける方があるように、
私は、繰り返し練習をするのだ、と思って行いますと、

そのほうが、長い目で見ると、
よほど効率が上がるように思います。
実際、そういう生徒さんは、上達が早いようです。
















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2024年12月3日火曜日

あなたにとっての、癒す音楽は?


先日、オンライン受講生の方から、
バッハの動画が送られてきました。

そして、

「バッハを弾いていると写経してる気持ちになります」

「写経したことありませんが」と、コメントが。

思わずニヤッとしてしまいます。
この方は、
いつもユーモアたっぷりの感性の方なのです。

さて、
奇しくも、
その時、私もYouTubeでバッハを聴いていたところです。

その、きらきら感、
心が自由になるような、
幸福感を楽しんでいたところ。
そして、その奥に見える、チェンバロに書かれた言葉は。

「音楽は 人の体と心を いやす」

確かに、と思いながら聴いていたのです。
本当に音楽というのは、
私たちの感覚に、
いいマッサージをしてくれると思います。





* まとめ

音楽に癒されていますか?













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2024年12月2日月曜日

大人ピアノは、進歩しないという説


先日、あるところで、
大人ピアノはちっとも上達しない、という意見を
見ました。
ちょっとびっくりです。

私は、40年以上も前に働き始めて、
大人の方にも
レッスンをしてきました。
それ以来、そんなことは感じたことがないです。
私から見れば、
初心者の方でも、再開でも、
どちらも、子供さんと同じようです。

40歳から始めて、
プロになった人だってあります。
(グループバンドで弾いておられます)

つまり、
子供さんでも、大人でも、
スムースにいく人、そうでない人の割合は、
同じ、ということです。

ですので、大人だからどう、こう、という
発想がおこらなかったです。

多少、体が硬い、ということはあるのですが、
では、体の柔らかい子供が有利かというと、
そんなことはありません。

子供の、気の散り方、
集中力の短さには、手を焼きます。
その点、大人の方は、もう少し
じっくり腰を据えて取り組んでおられます。

一方、譜面の理解の仕方は、
大人の方の方が、がぜん、速いですし、
良くわかってらっしゃいます。

どちらもどっち。
弾きたい、という気持ちが元々強い大人の方が、
私としては、
お手伝いするのがラク、という感覚があります。






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