2024年12月24日火曜日

楽譜に「書き込む」?


今日は、フランスではノエル(クリスマス)の前日、
みなさん、いろいろ準備に忙しい時です。

フランスと日本で、
ピアノのお勉強に何が違いがあるか、と良く聞かれますが、
話し出せばキリがないですが、

一つ思いつくことに、
楽譜に書き込む、というのがあります。
日本でも、そうするかもしれませんが、
少なくとも、私のお師匠さんたちは、
鉛筆で、
割と控えめに、
大事なことをちょっと書き足してくれました。


それが、なんと、
フランスでは、
色とりどりのサインペンや
ボールペンで、
毎回、色々なことがかき重ねられていく、
というのが多いように見えます。
(消したくても消せない)

その様子は、
まるでクリスマスツリーのようです。

私は、
ピアノの前で、
作曲家とダイレクトにつながっていたい、
という気持ちがあります。
楽譜には、
なるべく書きいれないようにしています。
かろうじて、指遣いの数字。


もし、注意事項を書いたとしても、
それがクリアされたら、消しゴムで消します。

ピアノを弾く、ということは、
楽譜を見ながら交通公園で
標識を見て進んでいくということではなく、

体、耳、感覚で覚えたことを元に、
その場で即興していくようなものです。

暗譜で弾かないのならば、
なるべくまっさらな楽譜を使って
弾く方が、音楽的なのではないかと思います。

 

 


Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント: