前回、バッハの練習を「写経」にたとえておられた方の
お話をしました。
その続きでお話ししますと。
私は、長年ピアノを弾いているのに、
「これで良し」という時は、
いつまでたっても来ず、
まだまだ「練習しなくちゃ」ならないことを
めんどくさく感じることがよくあります。
もういい加減、
ワンクリックで一つの曲を弾けるように
なりたい、と思ってしまいます。
実際は、
やはり練習が必要なのです。
(まぁ、効率的な練習は身についているかもしれません)
そんな時に思いますが、
せっかく練習しているのなら、
多少は、楽しいと思えた方がいいようです。
「楽しい」という言葉は強すぎかもしれませんが、
私でしたら、
*できなかったことができるようになる喜び、とか
*精神統一できる心地よさ、などが、
あります。
また、私の場合は、
繰り返し練習をしていると、
そういう時には「ひらめき」のようなものが
浮かんでくることが多くなったりします。
これも、喜びの一つです。
ということを、思い出して、
自分に言い聞かせていると、
練習も、それほどめんどくさく思えなくなります。
それは、
かなり大事なことです。
完成、成功するのを楽しみに
我慢しながら弾いていた時期もありましたが、
それは、燃え尽きやすいようです。
それより、
わざわざ「写経」に出かける方があるように、
私は、繰り返し練習をするのだ、と思って行いますと、
そのほうが、長い目で見ると、
よほど効率が上がるように思います。
実際、そういう生徒さんは、上達が早いようです。
Chiyo
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