ピアノを弾いていて、ミスタッチをしないようにと、
気をつけます。
それは、小さい時からの習慣です。
ミスタッチをするとお小言を言われたり、
なんだか、ものすごく大きなヘマをしてしまったような気持ちにもなります。
それは仕方ありませんが、
あまりにもミスタッチにとらわれすぎて、
音楽がつまらなくなることもあります。
ピアノを弾く目的が、
まるで、「ミスタッチをしない」になってしまったり。
乗馬の世界で、
「ゼロミス」という言い方を聞いたことがあります。
そんなふうに、ミスをカウントしていると、
どうしても、動きがしゃちこばって、
演奏が「まじめっぽく」なってしまいます。
ところが、
音楽では、気持ち、雰囲気などが
自由に流れ出たり、
あふれ出たり、
行間に感じられたりするのがいいのです。
ですので、
ミスタッチに対する感性は、ほどほどにして、
肝心の、その曲の雰囲気に注目するのもいいと思います。
どなたかとお話ししている時のように、
がっかりならがっかり、
嬉しい話なら嬉しく、
などと、
気持ちが自然に表現されているような、
そんなふうにピアノも演奏できたら、と思います。
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
2週間無料、試し。
0 件のコメント:
コメントを投稿