2021年5月17日月曜日

ミスタッチを、おそれる人たち

ピアノを弾いていて、ミスタッチをすると、
すごく残念な気持ちになります。

特に、以前弾けたのに、思ってもいなかったところで
ミスタッチをすると、理不尽、という気持ちもします。
本番でミスるなんて、もってのほか、
悔しくてたまらないです。
私は、ミスタッチをしてしまうのが、ものすごくいやです。

でも、
練習するときは、
私は、ミスタッチを大いに歓迎しています。

まずは、だらりとした腕、手首で弾く。
そして、どこに指が行ってしまったか、というのをよく見ます。
そこから、スタートです。

右に行き過ぎだったら、左寄りに。
左に行き過ぎだったのなら、右寄りにする、

という単純作業をやっています。

そうでなくて、
ちぢこまって、
一生懸命頑張って、
やりくりして、
なんでもいいから正確な音を弾く、というやり方は、
「ニセモノ」とみなしています。

これは、その場しのぎです。
実は、
体の使い方としては、正しくないです。

長いスパンで見れば、
体のどこかに無駄な力が入っていますから、
故障はしますし、
技術は上達しません。
音楽的にも、自然な、なめらかさは出ません。

ですので、
家では、
大いに、ミスタッチをしながら、
ラクな姿勢を、追求して行きましょう。
そして、
徐々に、正しい音に近づけていく、というのを
試してみてください。
それが、上達のヒントになると思います。



* まとめ

まずは、「自然体」で弾いてみて、観察



 
Chiyo

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