親指は、ピアニストにとっての大罪、という人もあります。
世界共通の、問題、とも言われています。
まず、指くぐらせをしなくてはなりません。
それに、
関節の数が、一つ足りません。
短いです。
横に寝そべっています。
などなど、他の指とは、まったく違う行動をしています。
さて、
一つ、おさえておくと得なことがあります。
それは、
親指で、メロディを弾き始める時です。
これも、また、
スマホで動画を撮って観察してみるとわかりますが、
親指は、指として機能しているようには見えません。
まるで、腕が弾いているような格好になっています。
つまり、
メロディの出だしを、
指ではなくて、腕で、弾いていることになります。
すると、
だいたい、ドスン、ドカン、というような、
ぶっきらぼうな音になります。
しかたのないことです。
ですので、
そこで、あえて、
ちょっとは指らしい動きをつけてやります。
手は鍵盤の上に準備しますが、
腕の動きは、使いません。
親指を、ちょっと上にあげて、
その動きだけを使って、音を出します。
それは、ふつうでは、やらないことです。
これを使うだけで、かなりデリケートな音色で、
フレーズを始めることができます。
* まとめ
親指の、知られざる使い方
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
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