音楽というのは、もともと、何だったのでしょう?
生徒さんの親御さんには、
「音のミス」の数で判断するような方もあります。
これは、オリンピック競技でも乗馬などがそうですが、
減点法で競っていくやり方です。
「減点なし」というのが勝利を収めます。
それを音楽に持ってきてしまうのは、
残念です。
子供さんは、
そんな親が本番演奏を聴きにくるのを嫌がります。
プレッシャーが大きすぎて、
ますますミスをしたりします。
そんなことより、
この曲は、これこれこういう雰囲気なのだから、
それを醸し出すことに集中していればいいのですよ、
と、私が横からアドバイスします。
でも、それだけでは
足りなかったりします。
また、
試験の時には、
あの子は、ミスが何個だったのに、
それよりミスが少ない、我が子がいい点数をもらえなかった、と
文句を言いにくる親御さんもありました。
最近では、
少なくなってきていますが。
それよりも、
音楽が引き起こす、感動とか、
深い感情の機微を、伝えたい、と
そのことに集中していますと、
ミスをするか、しないかの世界から抜け出せることができます。
ミスをしたくないという気持ちはよくわかりますが、
あまりそれにこだわらない方が
うまくいくような気がします。
* まとめ
あまり、ミスに神経質にならないこと
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
2週間無料、試し。
0 件のコメント:
コメントを投稿