2024年7月3日水曜日

海外組だより(フランス)庭いじり紹介


オンラインレッスン「ふだん塾」には、
いく人か、海外からの受講生があります。
たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、
ご紹介しています。

きょうは、受講生の方のではなくて、
私の、です。
フランスの街なかの庭ですので、
家のまわりにあるスペースを使って、植木を育てているのです。
写真を撮ろうとしても、
なかなかうまくいきません。
もう少しうしろに下がって写真を撮れたら、
全体の様子がわかるのに、と思いますが。




















また、地べたに石が敷きつめられているところが
多いのです。
ですので、植木鉢に育っているものが多い。
それは、江戸っ子が、長屋の前に、
ところ狭しと鉢植えを置いていたのと、
ちょっと似ています。


 











家の中にいながら、
鉢植えが見えるのは、楽しいことです。
あ、今は、この花がきれい、と思えば、
その鉢をこっちへ持ってきて、
終われば、また別なのを持ってくる。

というふうに、舞台装置のように、
移動できるのは、鉢植えの良さかもしれません。















これまた江戸っ子と同じですが、
家の前には火鉢を置いて、
水を張っては、金魚やメダカを入れる。
浮草も入れる。
そんなことを、私もずっとしていました。

ある時、
上野の不忍池のハスの種を、もらってきました。
(取ってきました)
それをまいて、育てたことがあるのです。
子供用のプールを使って、池に見立てて。
花が咲くまでにはいきませんでしたが。

その「プール池」は、いまだにあります。
金魚も、睡蓮も、います。













街中のいいところは、
お隣のお家のいいところも、楽しめてしまうところです。
前のお家には、大きな木蓮の木があったりします。
お隣には、
街で一番古い家が、あります。
中世の終わりころ?
植物をはわせるのに、
その壁を、使わせてもらっています。













勝手に、木いちごが生えてきて、
タルトができそうなくらい、収穫できます。
それ以外にも、
食いしん坊の私は、

びわ、
梅、
ぶどう、
みかん、
レモン、
オリーブ、
ミョウガを植えましたので、
収穫があります。
鉢植えだって、ちゃんとできます。

今は、梅の季節です。
今年は、梅ジャムを作っています。

そのほか、
山椒、
シソ、
パセリ、
バジリコなどのハーブも、あります。














こちらは、もとは、フランス庭園だったスペースです。
石畳があったり、
石の柱のようなものがありました。
バロック庭園は、どうも私の性に合わなく、
ずいぶん苦労して、石をどけました。

今は、芝生(雑草)をはやしています。
ブドウの木を植えたり、と、
勝手に改良しています。

今年は、その一角に、
枝豆、
ごぼう、
とうもろこし、
きゅうりの種をまいてみました。
日当たりはあまり良くないですが、
どうなるか?
バロックの時代の人が知ったら、
びっくりすると思います。

また、今、大山木が花を咲かせています。
レモンのような、いい香りです。

香りといえば、

ジャスミン、
スイカズラのお花が、今、とてもいい香りです。
この香りは、
どんな香水よりも、
エレガントで、幸せになれます。

バラの花も、今季節です。
ですが、なかなかうまくいかない年もあります。
今年は、鉢植えのバラが、
よく咲きました。



















きょうは、我が家の、
計画性のない、
はえていれば良い、といような庭のご紹介でした。

海外にいても、
土をさわっていれば、地球のどんな場所とも
つながっている、という感じがするのかもしれません。
そんなことを、ふと、思いました。


読んでくださり、
ありがとうございました。







Chiyo

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