2022年6月6日月曜日

ピアノは、指だけで弾いているのではありません



ピアノ椅子の、すわり方について、書きます。


まず、あまり深く腰かけないことです。

そして、足が地に着きますように。
小さなお子さんで、足がぶらぶらしている場合がありますが、
できれば、台でも置いて、
支えをつくっておく方がいいと思います。

ピアノとの距離は、
横から見たときに、
ヒジが、胴よりもちょっと前にくるくらいがよいです。

ヒジが直角になっているのなら、
ピアノに近すぎ、ということです。

そして、ためしに、
右手で、一番低い音(左はし)のキーをたたいてみる。
次に、
左手で、一番高い音(右はし)のキーをたたいてみます。

さっ、さっと動けましたか?
動ければ、
足の位置も、体の位置も、
椅子の上の位置も、オッケーといえます。

弾いているときは、
お尻に2点、
足のどちらかに1点くらい、重心を感じるのが、いいです。

そして、
その重心は、たえず、動き移り変わります。

などと、
言葉で説明すると、かなりめんどくさく聞こえますが、
やってみると、ワリとかんたんなことなので、
確認してみてください。

体の使い方は、とても大切です。
ぜひ、よい習慣をつけてください。
テクニックが、ますます楽になります。

まとめ

* ヒジは、胴より前に
* 左や右に、さっさっと、動ける状態


Chiyo

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フランス在住ピアノ講師

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