楽譜に指づかいが書かれていないとき。
それは、おもに、中級、上級のレベルでそういうことが起こります。
原則は、
* 自分にとって、一番ラクなこと
* 音楽的に、表現しやすいこと
の2つだと思います。
それは、
先生まかせでは、いつまでたってもそのスキルが身につきません。
まずは、
自分でやってみましょう。
鉛筆で、要所要所に、書き入れていきます。
そして、毎回、同じ動作をします。
スムースに、だんだん弾けるようになってくるのでしたら、
それでオッケーです。
どうしても、間違える、というときは、
もう一度考え直してもいいかもしれません。
私は、別に誰から習ったわけでもありませんが、
やっているうちに、
自分に一番お得な指づかいが、わかるようになってきました。
覚えておくといい、
そのうちの、いくつかを、書いておきます。
* 「親指くぐらせ」を、最小限にする
* 「ショパンのワルツ的」左手は、1拍目と、2拍目の指を変える
* リピート音は、指を変えた方がいいことが多い
* 黒鍵に、親指を使うのは避ける
* 弱起にも、親指を避ける
* 同じ指を、長いこと立て続けに使うのは、疲れるので、変える
* 強く弾きたい音を、強い指で弾く
などなど、です。
特に、ショパンのワルツ伴奏パターンは、
5と5で、移動するのは、省エネにはなりませんから、
なるべく、5と4、5と3にしましょう。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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