ピアノ演奏で、「強弱」というのは、
頭で理解するのは、簡単です。
ただし、できているようで、
できていないこともあります。
それは、楽器のせいもあるかもしれません。
あまり強弱の出ない楽器というのは、あります。
それにしても、
ここを「弱く弾きたい」とか
「強いエネルギーで」というような意図があるということは、
いいことです。
たとえ楽器が、あまり強弱を
はっきり出してくれなくても、
ピアニストがそういう意図を持って
「伝えたい」という気持ちがあると、
あら不思議、本当に、
聞いている人に伝わります。
また、
いくら強弱の差をものすごく出していても、
なるほど、となるだけで、
ちっとも聞いている人の心が響かない、ということも
あり得ます。
それをしっかりわかったら、
強弱をつける練習にかかりましょう。
同じフレーズをフォルテで弾く。
次にピアノで弾く。
それは、どんなパッセージでもできます。
ハノンでも、
ツェルニーでも、
ベートーベンでも、なんでもいいです。
* まとめ
まずは
1)強弱で何を伝えたいか。
次に、
2)実際に、音にする練習。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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