また、バッハの弾き方についてご質問を受けました。
この質問は、定期的に受けます。
どうしてでしょうね。
さて、その質問の意味は、およそ、
1)チェンバロのために書かれた作品を、
ピアノで、どう弾くか、ということです。
また、
2)バッハは、いろいろ難しそうだから、
そのルールを教えて欲しい、という時もあります。
私の考えは、
わりと自由に、「歌ごころ」で弾く、です。
元は、チェンバロ曲だった、ということだけを
頭の隅に置いておけば、
あとは、ふつう(?)に、練習すればいいと思います。
レガートにするか、
ノンレガートにするか、は、これは、
チェンバロを弾くと分かりますが、
自分で決めるしかないです。
人それぞれ、になります。
フレーズが、どうなっているか、を
気にしていれば、およそ間違うことはありません。
あと、
複数の声部が、同時にからみ合って進む形が多いです。
ですので、
右手でメロディ、
左手で伴奏、という、
いつものパターンではないので、
ちょっとまごつくかもしれません。
それだって、
あぁ、いま、3人の人が、
一緒に歌って、ハモっているんだな、と
考えれば、簡単に思えてきます。
3つの声のために書かれた曲を、
ピアノで、弾いているんだ、ということです。
もう少しシンプルに、歌ごころを使って、
バッハを、
ピアノで、弾いてみるのがいいと思います。
* まとめ
バッハも、歌ごころで弾く
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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