2024年2月19日月曜日

ベートーベンも、言っていた?


けさ、ツイッターで(今はX)
ベートーベンの言葉を一つ、
習いました。

「間違った音を奏でることは取るに足りないが、
情熱を持たずに演奏することは言語道断だ」ということです。

これがもし事実だとすれば、
私にとってはびっくりものです。

あの時代にも、
ミスタッチを気にしすぎて、
情熱のことを忘れてしまう人があったのだなぁ、という
親近感まで感じてしまいます。

今、現代の時代では、
何もかもがとっても立派にできてしまいます。
今だって、
私の書く文章が、瞬時に印刷文字になっています。
一昔前には、そんなことはできませんでしたし、

音楽で言えば、
ライブ録音だって、手を加えれば、
ミスタッチを正しい音に変えることだってできてしまいます。
その結果、
誰の耳も、完璧な録音に慣れています。
そのため、
私は、情熱よりも正しい音を弾くピアニスト(?)
というのは、現代の特徴なのだと思っていました。

ベートーベンの時代にも
そういう人があったのか、
それとも、彼自身のことをいましめて言っているのか、
いずれにしても、
ちゃんと表現しましょう、という気持ちがあったのだなぁと、
大発見。

このことを
喜んでいいのかどうかは
よくわかりませんが、
音楽家のはしくれとしましては、
やはりここをよく押さえておかなくては、と、
改めて思いました。











Chiyo

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