音楽院でのことです。
先日のテストでうれしかったことを書きます。
いくつか、「とてもうれしかった」件があるのですが、
そして、
それは、だいたい、生徒さんが実力を発揮できた時。
それどころか、
いつもよりもっと上手に弾けたりすることもあります。
上手に、というのは、
音楽的に、はっきり、表現している、ということです。
音ミスの問題ではありません。
さて、
特に、びっくり、うれしかったのは。
とても恥ずかしがり屋さんで、
あまり話もしないですし、
したとしても、とても小さな声で答えが返ってくるだけ、
という高校生の女の子のこと。
ピアノの音も、
そんな感じで、小さく、
びくびく弾いているような感じです。
なんとなくエネルギーが足りないような感じもします。
それでも、
学校ではバレーボールクラブで、
活躍しているのです。
そのエネルギーを、ピアノで使ってほしいなぁと
そんな話が出たこともあります。
毎年、テストでも、
小さな音で、
表現も小さかったです。
でも、まぁ、
私はいつも、ご本人の感性を尊重して、
見守っているわけですが。。。
それが、
今年は、ガラッと変わったのです。
まず、弾く前に、
ピアノの上に両手をかざしていました。
7秒くらい、弾き出さなかったので、
あら?と思ったくらいです。
でも、ちゃんと出発したのですが、
その勢いと言ったら!
実は、始める前に、精神集中していたのです。
まるでプロのようです。
そして、演奏は、
いつもより、ずっと元気で、
リズム感たっぷり。
音もさわやか、エネルギーたっぷりです。
ちょっとつっかえてしまいましたが、
いつもと比べたらなんのなんの。
表現力、たっぷり、
最後まで、いいドライブで弾けました。
これがいつもの、あの生徒さん?!
と、目と耳を疑うほどでした。
こういうことが、
たまに起こるのです。
でも、それは、偶然ではなく、
やはり、ご本人の「しぶとさ」にあると思います。
どんなに苦労があっても、
マイペースで、今までずっと続けてきたから、
今回、花がパッと開いたのだと思います。
拍手!です。
本人も、とても喜んでいます。
* まとめ
「しぶとく」コツコツ続けていると、
いつか、必ず変化が見られる
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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