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2023年11月30日木曜日

人前で弾く時の、コツ(その1)


きのうは、人前で弾くのはそう簡単ではない、
というお話でした。

自分一人で、
自分の家では、こんなに弾けるのに。
という悔しい気持ちは、私も経験がありますので、
よくわかります。

さて、
どうすればいいかというと、
これも、訓練することでかなり解決できます。

大きく分けて

1)準備すること
2)場に慣れること

の2つの訓練ができると思います。

まず、
その準備の仕方です。
もちろん、よく練習するのがいいですが、
ただ単に、時間数弾いていればいいということではないのは、
みなさんもお分かりと思います。

* いったん上手に弾けるようになってから、
もう一度分解(?)して、
片手ずつ練習や、
難しいところを部分的によく繰り返し練習する人は、
本番にも強いようです。

また、
* 音楽的に弾く練習も。
本番の、その日の気分で音楽的に弾こう、
と思っても、緊張していては、
なかなか上手くいかないこともあります。
やはり、強弱や、雰囲気のかもし出し方の練習を
繰り返ししておくといいです。

そして、最後に、

* いつも同じ弾き方弾く、のではなく、
テンポを変えたり、
強弱をなし、にしてみたり、
ペダルをなしで弾いたり、
片手ずつにしたり、と
バリエーションをつけて練習している人も、
本番に強いように思います。


こういう準備をしておくのが、まず第一です。

2)の、場に慣れる、という話は、
次回、書きたいと思います。











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2023年11月28日火曜日

「音楽的に」弾くコツ その4


どうやったら「音楽的に」ピアノを弾けるようになるでしょうか。
私は、そのことにずいぶん悩んできました。
いろいろな試行錯誤を重ねてきました。

フレージングが、主な悩みの種となります。
これさえしっかりできていれば、、、と
思ってしまいます。

てっとりばやく、フレージングを成功させるには、
どうすればいいかと言いますと。

フレーズの最後の音に注目します。

全部とは限りませんが、
特に強弱の指示がなければ、
だいたいの歌は、最後を弱くおさめるように弾くと、
自然な感じになります。
すぐ、歌っている感じになります。

dim. ディミニュエンドします。
これに気をつけているだけで、
ぐっといい感じになると思います。



* まとめ

フレージングのコツ。最後の音をていねいに。






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2023年11月27日月曜日

「音楽的」に弾くコツ その3

「音楽的」に弾きましょうと言われても、
なかなかどうして良いかわからない時。

前回はフレージングについて書きました。
きょうは、
強弱について。

とても簡単そうに見えますし、
実際、簡単だと思います。
ひとつ、大切なことは、
「オーバー気味に」強弱をつける、ということです。

自分では、弱く弾いているつもりでも、
聞いている人にとっては、それほどはっきりしないこともあります。

強い時も、そうです。

それから、クレッシェンド、デクレッシェンドの時。
この指示を見ると、
すぐ強くしてしまったり、
弱くしたくなってしまいます。

そこをぐっとガマンして、
なるべく、終わりの方でクレッシェンド、デクレッシェンドをすると、
効果的に聞こえます。

文字通り、「だんだん」強くしても、
気がつかれないことがあります。
そうでなく、最後の方で、かけた方が、
あ!強く(弱く)なったな、という感じがします。

コツのようなものです。
これで、ぐっと「音楽的」になります。



* オーバーに強弱をつけるコツ






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2023年11月24日金曜日

「音楽的」に弾くって?(フレージング)

きのうは、「音楽的に弾く」ための、第一歩のお話をしました。

メロディと伴奏の、音質と音量のバランスがとれたら、
次は、
メロディを、少し考えてみます。

どのように「歌うか」。

これまた、「歌って、歌って」と
先生に言われた覚えがあります。
といって、ピアノを弾きながら歌うのでは、
うまくいきません。

さぁ、どうしたら、
この音の連なりが、「歌」のように聞こえるか。
ずいぶん考えたり、
努力しました結果、
私が心に描いているのは、お習字の筆づかいのようなものです。


1)まずは、
出だしと、終わりを工夫するといいです。

出だしは、筆を整えて、スッと、軽く入っていきます。
終わりは、場合によります。
はらうのか、
ピタッと止めるのか、
はねるのか。

強く押さえるのか、
弱く、おさめるのか、など。

2)次に、

フレーズの中で、
どこで筆を下におろして、強調するか。

だいたい、フレーズの中には、
強調するところがあります。
そこを見つけたら、筆をおさえるように、ググッと、
強めに弾きます。

アタックする感じよりも、
グイグイ、と押さえる感じがいいでしょう。

逆に、筆を軽くして、
スラスラといく場所は、どこか、
などなど。



この2つを使って、
フレーズを書いていくような感じで、
弾いています。

参考になさってください。
日本の方の、得意な分野だと思います。













 


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2023年11月20日月曜日

マイペースは、いいペース


人生を生きていますと、
次から次へと、色々なことが起こったりします。
そんな時には、
あんまりがんばらずに、
マイペースを尊重するのがいいと思います。

ピアノは、長いこと続けていると、
もっともっとおもしろくなります。
ですので、いろいろな出来事や、
モチベーションの上がり下がりがあっても、
まぁ、細々と続けているのが、
一番の強みになるのかもしれません。

(自分の経験から、私はそう思います)

今は、ちょっとピアノにさわれないな、と
残念に思う時があるかもしれませんが、
あまり、気にしないのが一番です。
しばらく弾かなくても大丈夫です。

そのうち
またできる環境になったり、
「あぁ、弾きたい」という気持ちが
出てきたりするかもしれません。

続けていれば、かならず変化がありますので、
自分のペースを優先するのが、
ピアノの上達のコツとも言えるかもしれません。


* まとめ

スポーツも、ピアノも、
その気になれない時は、マイペースで







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2023年11月17日金曜日

ソフトペダルの豊かさ

 

ピアノのレベルが上がってきますと、
いつの日か、ソフトペダルを使う日がやってきます。

ウナコルダとも呼ばれています。
これはグランドピアノの場合、
ふだんは
一つのハンマーが3本の弦を叩くところが、
1本のみの弦を叩くことから、きています。
(現代のピアノでは、2本の弦)

さて、
ソフトペダルと呼ばれている通り、
音がソフトになります。
つまり、音色が変わります。

少し、くもった感じ、
マットな仕上がりの音になります。

一つ、覚えておくと良いのは、
強弱の、弱い音のためというわけではない、ということです。

確かに、多少弱くはなりますが、
主に、音のキャラクターが変わります。
それが目的ですので、
単に、「あ、弱い音を出すのに使おう」というのでは、
ちょっと残念になります。

理由は、
キラキラと、メロディラインを出しているときに、
このペダルを使うと、
メロディラインが、とてもボヤっとしてしまうことです。
ですので、
こういう時は、メロディを、ものすごく深いタッチで、
しっかり弾かねばなりません。

そこを覚えておくと良いです。
ソフトペダルは、
マット仕上げにするもの、と覚えておけば、
大丈夫です。


* まとめ

ソフトペダルは、音量ではなく、
音質のため、と覚えておく







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2023年11月14日火曜日

ピアノ椅子の、座りかた


前回は、「脱力の仕方」についてお話ししました。
さて、
弾きやすい姿勢でいるためには、どう座ったらいいのでしょうか。



1) まず、高さです。

高さは、手を鍵盤に置いたときに、
腕が、だいたい水平になっているのがいいと思います。
これは、肩で調節するのではなく、
椅子の高さで調節します。

(私は、肘のほうがやや高めです)

2) ピアノとの距離は?

これは
最近パソコンを使う習慣が入ってきましたので、
同じように、割と近くに座る方が増えてきたようです。

横から見たときに、
肘の角度が、直角以上に開いていることは大事です。
肘が、胴よりも前に来ていれば、大丈夫です。

3) 椅子にどう座るか

これには、色々な説がありますが、
左右に楽に動けるようにするには、
半分くらい腰かける、と考えていたらいいと思います。


これらのことは、
自分では、なかなか見えませんので、
動画に撮るとか、
どなたかにチェックしてもらうのがいいです。




* この3つを押さえていれば、オッケーです。






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2023年11月13日月曜日

どう脱力するのか


よく聞かれますが、ピアノを弾いていて、
どのように脱力するのか、ということがあります。

結論から言いますと、
私の感じでは、「脱力しよう」と思っても、
あまりうまくいかないということです。
まず、感覚として、
「ピアノを弾きながら、脱力している状態」
というのをあまりよくつかめません。

それでも、脱力しようとがんばるわけですから、
ますます力が入ってしまいます。

そして、
もう一つワナがあります。

完全に脱力することはできないのです。
完全に脱力しているのは、
例えば、だらんだらんに酔っ払っている時や、
(それでも完全とは言えないかもしれない)
意識を失って、眠っている時くらいです。

ピアノを弾くには、
力も要ります。
筋肉、筋は、モリモリと働いているのです。
それなのに脱力というのは、どういうことか、
疑問が残ります。

それでは、どういうことかといえば、
手首や肩に、余計な力が入っている、ということだと思います。
これは、ある程度しかたないと思います。

まずは、
あ、力が入っているな、くらいに思っていれば、
いいと思います。
そして、大事なのは、
椅子の高さ、座り方、
ピアノとの距離、を理想的にしておくことです。

まずは全体の姿勢を正しくすること、
そして、正しい技術で練習していれば、
どんな人でも
だんだん余計な力は抜けていきます。


座り方については、
また書きたいと思います。









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2023年10月16日月曜日

上手くいかないなと思ったら


 ピアノ曲を練習していて思いますが、
上手くいかない時の方が、
圧倒的に多いのではないかと思います。

まずは、片手ずつ、よっちらほっちら。
次に両手で。
これが、またややこしい。
ゆっくり、ゆっくり、ころんでは起き上がって、
進んでいきます。

もう何十年もこれをやっているので、
少しは慣れていますが、
毎回、じれったくなります。

さて、
上手くいかない、という悩みがしつこいときは、
たいてい、イライラしてきて、
基本を忘れていたりします。

経験からして、一番いいのは、
ゆっくり、ゆっくり、ちょっとタッチを深めに、
さらっていることです。
そして、
すぐに、できるようになろうと思わないこと。
これを数日つづけていると、
だんだん改善してくるのですから、あせらない。

そんなことを思い出しながら、
また、何度も、何度も、繰り返し練習をしたりします。

だんだん、
できあがってきます。


* まとめ

良い方法で繰り返し練習していれば、
だんだん改善してくる




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2023年10月6日金曜日

ペダルを使うタイミング


 ピアノで一つの曲を習い始めるとき。
「どの段階でペダルを使うのですか?」
という質問を受けます。

結論を先に言ってしまうと、
これは、最後の最後だと思います。
1)まずは、片手ずつ。
2)次に、両手で。
3)次に、音色、曲の流れなどを考えて、
曲作りをしていきます。
そのあたりでペダルも使い始めます。

つまり、
指の方は、もう解決した時点で、
足の方を使い始める、と覚えておけばいいでしょう。

また、上のような疑問を持たれずに、
最初からペダルを使って譜読みをする方も、
たまに、あります。
それは極端な例かもしれませんが、
それですと、
指のほうが曖昧になりますし、
ペダルの方も、アバウトになってしまいます。

ペダルなしの練習を積んだ後は、
ペダルを踏む段階に入ると、
「わ〜素敵」とうれしくなります。

まるで、
プラモデルを組み立てていくとき、
だんだん形になっていく、
その嬉しさのような
ものがあります。


*まとめ

ペダル練習は、最後の方で




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2023年10月4日水曜日

なんとなくスランプ



ピアノの練習は、地道に続けていきますと、
必ず、上達します。
それは、老若男女、どんな人でもです。

ただ、
たまに、なんとなくモチベーションが下がったりすることもあります。
そういう時には、

1)ちょっと一息入れる。

ということもできます。
思い切って、ピアノの練習はお休みにします。
大事なのは、
「あー、、まずい」と思わないことです。
れも、練習のうち、と思って休養を取ります。

しばらくして、
すっきりした気持ちでまた取り掛かれます。

また、それでもモチベーションが下がったままの時は、
人によりますが、

2)少しでいいから、やってみる。

という方法もあります。
その時大事なのは、
ほんの少しだけでストップする、ということです。

「完璧でなくていい」と自分に言い聞かせるのも、
効果があります。

それをしばらく続けていますと、
軌道に乗れることもあります。





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2023年10月2日月曜日

電子ピアノの場合


 都会に住んでいますと、
アコースティックピアノで練習するなんて、
ぜいたくなものです。
お隣近所の方に迷惑にならないように、と
とても気をつかいます。

そんな時、電子ピアノは、本当に便利です。

オンラインレッスンでも、
電子ピアノをお使いの方はあります。
そういうケースの時は、
たまに、アコースティックピアノを弾くといいと思っています。

最近では、
スタジオや、コンサートホールが
時間貸しをしてくれます。
都会ならでは、のサービスですので、
どんどん利用されるといいと思います。

1ヶ月に1ぺんでも、
6ヶ月に1ぺんでもいいのです。
たまに触れると、体がタッチを覚えてくれます。

そして、
また、地道に
電子ピアノで訓練を続ければ良いと思います。

いいタッチが身について、
この先、どんなピアノでも、
自由自在になれると思います。





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2023年9月29日金曜日

ミスタッチを減らしたかったら

これを言ってもあまり信用されませんが、
ミスタッチを減らしたかったら、
わざとミスタッチをやらかしながら
練習するのがいいです。

説明しますと、
ミスタッチをするときに、
あまりにも「正確に弾こう、正確に」と思いすぎて、
体に力が入ってしまうことがあります。

そんな時、
少しテンポを下げて、
もうちょっとちゃらんぽらんに弾いてみますと、
とたんに、メチャクチャになりますが、
実は、その時にいわゆる「脱力」状態になっていることが多いです。

その状態で、
少しずつ、それでは
「今度は、もうちょっと右に」とか
「もうちょっと左寄りに」と気をつけながら、
あくまでもちゃらんぽらんに繰り返します。

すると、
だんだん、正確な音に当たるようになってきます。

それが、理想的な弾き方だったりします。
つまり、
脱力していて、かつ、コントロールされている状態です。
また、
その方がラクに弾けます。

お試しください。


* わざとミスタッチを許して弾く



 


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2023年9月25日月曜日

ミスタッチの直し方


 ピアノを練習している時に、
知っておくと得するコツがあります。

それは、
ミスタッチをしてしまった時のことです。

「あ、ミスタッチをしてしまった、
そうならないように練習しよう」という考えが起こります。
そして、
そこを繰り返す。

その時に、
その音のひとつ前、とか、ちょっと前から
取り直すようにすると、いいのです。

ミスしてしまった音を、正確にしたい、という気持ちで、
その正しい音から始めたくなってしまいますが、
そこをぐっとおさえて、
ちょっと前からとる。

なぜかと言いますと、
ミスしたのは、厳密にはその音ではなくて、
その前の音から、その音までの移動が、
うまくいかなかったからなのです。
その移動をマスターするのが目的です。

まずは、試してみてください。
きっと変化が起こると思います。


* まとめ

「音」ではなく、「移動」をマスターする




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2023年9月19日火曜日

「今、ここに」で集中

ピアノを弾くときには、もちろん
集中力があった方がいいのですが、
それにはどうしたらいいのでしょうか?

はじめのうちは、
音をとるのに夢中ですし、
いろいろなことに気をつかうので、
集中はできています。

問題は、
曲がある程度でき上がって、
ラクに弾けるようになった時です。
他のことを考えながらでも、弾けちゃったりします。

そういう演奏は、
聞いていますと、すぐわかってしまいます。
「心ここにあらず」という日本の表現がぴったりの
演奏になります。
これでもいいですが、
せっかくでしたら、
あなたらしい、いい演奏をしてほしいと思います。

それには、いろいろやり方があると思いますが、
私は、どうやっているかと言いますと、

音楽を心の中で歌っています。
それをしていると、
「あ、今のはうまく弾けたかな」
と思うヒマはありませんし、

「あ、あの難しいパッセージが待ってる」
などと心配しているヒマもありません。

これで、
私はかなり救われています。


* まとめ

音楽でも、「今、ここに」いることは効果あります


 


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2023年9月1日金曜日

現実的かどうか、を見極めます


たまに、
生徒さんに曲を提案しますと、
遠慮なさる方もあります。

私には無理、と思ってらっしゃる。
まぁ、そうかもしれませんが、
私は、できる、と思いますが。

先ほど、
庭先で、ささっと、
4つ葉のクローバーを見つけました。
これは、それほどむずかしいことではないそうです。

絶対見つかる、と思って探せば、
割とすぐに、見つかるそうです。
あるわけない、と思って探すと、
見つからないそうです。
これは、アンドリューワイルというアメリカの医者が
書いていることです。
病気は、治るかもしれないと思って努力すれば、
治る可能性がぐんと上がる、というような内容です。

もしかすると、
ピアノの曲も、そうかもしれません。
どうせダメと思って取り掛かれば、ダメかもしれませんが、
できる、と思って練習すると、
できてしまうかもしれません。

私は、そこが面白いと思っています。
現実的かどうか、を
プロの私は、まずは見極めます。
あとは、
ご本人が、その気になるかどうか、に
かかっているのかもしれません。







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2023年8月27日日曜日

野ばらさんの「悟り」

 




「ふだん塾」受講生のお一人、野ばらさん(アメリカ在住)は、
近ごろ、グンと上達されたように感じます。

それは、ふだんからコツコツ練習なさっている、
その賜物です。
それに加えて、
拍を優先していく、という練習をなさったことで、
さらにグンと、かもしれません。

きっと、ご本人もそのように感じられているのでは
ないかと思います。
動画と共に、次のようなコメントをいただきましたので、
載せておきます。


「拍の取り方はまだ十分ではありませんが、

拍を正しく弾くことの大切さに気付かされたことは

大きな収穫だったと思います。

初めは物凄くゆっくりで、

慣れたら少しテンポを速くする。

もしそれが上手く行かなかったら、

元のテンポに戻したり、『さらにゆっくり』を繰り返しました」


それからもう一つ。
とても感心したことがありましたので、
これも載せておきます。




 「伸びやかに弾いていると仰って頂き嬉しく思います。
というのは、実は必死でした。
だけど、何十回も失敗して、
『頑張り過ぎても、今のレベル以上のことはできないのだから』
と自分に言い聞かせ、
リラックスして弾くように心がけました」



「何十回も失敗して」というのは、
野ばらさんのあきらめない、頑張り屋さんぶりが
伝わってきます。
そのあと、「今のレベル以上のことはできないのだから」と
お考えになって、動画を撮ることに。
これは「悟り」のようなものなのでしょうか。

その結果、
とてものびのびと、いい演奏をしていらしたのです。
バッハのインベンションでしたが、
とても美しい、いい演奏でした。

すばらしいなと、
とてもうれしく思いましたので、
ここに載せておきます。


いいお話を、
ありがとうございました。






* まとめ

うんと練習したあとは、開き直るのがコツ







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