2021年9月7日火曜日

暗譜の仕方いろいろ

駅を通っていて、ピアノがあって、
だれも弾いていなければ、ちょっと弾きたくなります。

楽譜を持っていなければ、
頭にある曲を、弾きます。

フランス語では、暗譜で弾く、というのを、
jouer par coeur (心で弾く)と言います。
あら、記憶は、ではなくてに?
と、
びっくりしますが、そういうことらしいです。

さて、
楽譜を見ながら弾いて、もちろん良いのです。
ただし、
持ち歩いていないとき、暗譜で弾けるのは、便利。
その自由度は、心地よいです。

では、どうやって暗譜をするのですか、と
たまに聞かれます。
それは、いろいろです。

あんまり、気にしすぎると、かえって記憶できなくなります。
私は、若いころは、なんでも、
すぐ覚えて、なんの問題もなくやってきましたが、
年を重ねるにつれて、
覚えるのが、のろくなってきました。

そんなとき、良いなと思っているのは、
むずかしいパートから、覚える、というやり方です。
曲の出だしから、じゅんぐりに覚えていっても良いのですが、
たまには、大胆に、
ここ、と決めた部分から覚えていきます。
それには、
技術的に難しいところが、いい。

難しいところは、ただでも、
繰り返し、繰り返し、練習するので、
わりと、印象深いのです。
それに、技術のことに気が行っていますから、
記憶のことを、気にしなくなっています。
そういう部分を、片はしから、覚えていく。

あとの部分は、「つなぎ」という感じで、
覚えていくと、できあがります。



*まとめ


手こずっているところから、
暗譜していく、という方法



Chiyo

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