ピアノではなくて、お習字のことですが、
上手になる条件、という古い話を読んだことがあります。
それは、
1)長男であること
2)凝り性であること
3)不器用であること
というようなことでした。
長男というのは、その時代では、
習い事に必要な材料などを買ってもらえる、
恵まれた環境にあった、ということのようです。
3番目の「不器用」であることは、
私は、思い当たることがあります。
私は、どちらかというと、
バラバラっと、すぐに素敵な演奏ができる方ではないです。
大学でも、
ため息が出るような、かっこいい演奏を、
あまり練習しないのに、できる人がいて、
うらやましいなあ、と、よく思っていました。
まぁ、それでも、
やっているうちに、深みにはまって、
おもしろくなってきて、
くりかえし、くりかえし、やっているうちに、
だんだん、ちょっとは弾けるようになってきた、という
感じがします。
フランスでは、
音楽家として成功するには、
よく、
1)才能
2)練習
3)運、が、3分の1ずつ、そろうこと
といわれます。
その、才能というところは、
だれにもよくわからないですが、
練習することができる、というのも、
才能のうち、といえるのかもしれないと、
私は、感じています。
練習していれば、なんとかなると思います。
まとめると、
好きで、色々試しながら、
練習を続けていれば、誰でも、かならずできるようになる、
というようなことになると思います。
* まとめ
ぶきっちょな方が、
かえって、練習するかもしれないので、うまくなる可能性
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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