ショパンの小曲を弾きました。
そのあとに、
「先生の手を見ていたら、
ちっとも指が立っていないんですけれど」と
言ってきました。
いつも、指を立てるように、と言われているのに、と
不満そうです。
わかります、わかります!
初心者の方が、迷うのも当然です。
さて、
私の答えは、こうです。
「初めは、立てて弾くことを心がける」です。
この先、ショパンを弾くようになったら、
ベタ指で弾くこともあるかもしれません。
ですが、今のところは、
まずは、これを覚えましょう、というのが私の提案です。
それに、初心者の方にはよく見えないかもしれませんが、
オクターブなど、手が広がっているときは、
あまり立てて弾くことはできませんし、
ベタ指に見えるかもしれませんが、
それでも、わずかではあるけれども、
アーチ型になっているのです。
手がペシャンコになっているわけではない。
ですが、その差をわかって、
それだけを習得しようとしても、なかなかうまく行きません。
それよりも、
まずは、易しい曲で、
指立てを習っておく。
そうすれば、あとから色々なことができるようになります。
* まとめ
まずは、指立てフォームを、体で覚える
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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