2025年1月27日月曜日

上達のエネルギー


 子供さんでも、大人の方でも、
たまに、
「先生、これは、こんな風にする方がいいと思って」と
自分で思いついた表現をしてくる方があります。

クラシック音楽では
楽譜を頼りに、
作曲家の思わくを想像して、
曲作りをしていくのですが、

その想像の時に、
こうやったらおもしろい、とか、
こんな風に私だったら言いたくなる、など、
自分の基準で味付けをしたくなったりします。

そこは、微妙なところです。
勝手になりすぎるのもどうかと思いますし、
ただ楽譜を弾くだけでは、音が生きてこない。

それでも、
このように、想像力を使ったり、
遊び心を持っているピアニストは、
いいと思います。
クリエーターとしての作曲家の立場に
立っています。
作曲家だって人間だった、ということを
思い出せます。

そして、
練習がイキイキしてきます。
これは上達するためのエネルギーのように
感じます。


* まとめ

作曲家の立場に立つのは、おもしろい



 


Chiyo

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