ピアノを練習する時に、
ちょっとわかりにくい点があるのです。
それは、
音楽的に弾くのが目的なのに、
機械的に練習するのも必要だということです。
そこをとり違えて、
音楽的に弾こうとして、
譜読みの段階から、なんとなく「それっぽく」
表情をつけて弾き始めると、
行き詰まる原因となるようです。
どんな人も、「あぁ素敵な曲、弾いてみたい」と思う曲があれば、
それなりに、
頭(耳)の中ではその曲が響いているでしょう。
それは、どなたかの解釈かもしれません。
そこが肝心です。
それにしたがって、譜読みをしていくと、
初級、中級くらいの曲でしたら
なんとかなるかもしれませんが、
上級の曲ですと、
難航するかもしれないのです。
私もよく落ちるワナですが、
大事なことは、
まずは、解釈をつけずに、
楽譜を棒読みのように弾いて練習していくこと。
あまり「思い込み」だけでリットをつけたり、
勝手な表情をつけるのは、まだ待ちます。
まずは、
技術的に自由になれるように、
よく訓練すること。
そして、どのように表現していくか、を
ゼロから考えていく(感じていく)
というのがいいように思われます。
すると、
ミスも避けられますし、
作曲家の意思を尊重した、上品な演奏、
しかも、心の伝わる演奏が
できるようになると思います。
* まとめ
まずは、楽譜に忠実に、機械的に練習。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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