2025年1月7日火曜日

音楽的ではない練習も必要


この話は上級者向けになります。


ピアノを練習する時に、
ちょっとわかりにくい点があるのです。

それは、
音楽的に弾くのが目的なのに、
機械的に練習するのも必要だということです。

そこをとり違えて、
音楽的に弾こうとして、
譜読みの段階から、なんとなく「それっぽく」
表情をつけて弾き始めると、
行き詰まる原因となるようです。

どんな人も、「あぁ素敵な曲、弾いてみたい」と思う曲があれば、
それなりに、
頭(耳)の中ではその曲が響いているでしょう。
それは、どなたかの解釈かもしれません。

そこが肝心です。
それにしたがって、譜読みをしていくと、
初級、中級くらいの曲でしたら
なんとかなるかもしれませんが、
上級の曲ですと、
難航するかもしれないのです。

私もよく落ちるワナですが、
大事なことは、
まずは、解釈をつけずに、
楽譜を棒読みのように弾いて練習していくこと。
あまり「思い込み」だけでリットをつけたり、
勝手な表情をつけるのは、まだ待ちます。

まずは、
技術的に自由になれるように、
よく訓練すること。
そして、どのように表現していくか、を
ゼロから考えていく(感じていく)
というのがいいように思われます。

すると、
ミスも避けられますし、
作曲家の意思を尊重した、上品な演奏
しかも、心の伝わる演奏が
できるようになると思います。


* まとめ

まずは、楽譜に忠実に、機械的に練習。








Chiyo

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