ピアノ曲の暗譜について、私は、
必ずしも暗譜する必要はないと思っています。
それでも、暗譜で弾けるというのは、
便利ですし、
なにより、楽しいものです。
さて、
暗譜のしかたについては、
人によって、とても違いますので、
レシピのようなものはないのです。
それでも、ヒントになるかもしれないことを、
ここに書いておきます。
1)楽譜を音にする、という練習をたくさんしている人は、
目で見る楽譜にそって弾く、という反射運動が
固定します。
単純にいうと、目→ピアノ
逆に、
2)インプロで弾く、ということを習慣としている人は、
自分の中で聞こえている音を、ピアノで弾く、
ということをしています。
単純にいうと、耳→ピアノ
この2つがバランス良くできるようになると、
楽譜なしで弾くことが楽にできるようになると思います。
地図やカーナビを見ながら街を歩くと、
いつまでたっても、
街の様子がつかめないのと似ています。
まちがえても良いですから、
別な五感を使ってピアノを弾いてみると良いと思います。
もちろん、どんな人も、
目の記憶、
筋肉の記憶、
耳の記憶などを、いろいろ使って弾いています。
その割合が、人それぞれということだと思います。
目だけに頼っている人は、
耳をもっと使ってみる、とか、
耳だけに頼っている人は、
もっと和声の構造を調べる、など、
バランスを取るようにしていくと、だんだんうまくいくと思います。
* まとめ
何を頼りに、ピアノを弾いているのか、
人によって違う
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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