2024年7月8日月曜日

モチベーションが、上がる


もう大人ですし、
趣味で練習しているピアノですので、
そもそもモチベーションの問題はないはずです。

それでも、
繰り返し練習が必要だとわかると、
やはり、
そんなことをしなくても、早く弾けるようになりたい!
と、思ってしまいます。

そういう方が、ほとんどのようですので、
もし、そう思われても、
あたりまえのこと、とやり過ごしてしまうのがいいと思います。

さて、
私が、長年音楽院で働いてきて
思うことがあります。

先生と気が合っている事、これはまず第一の、
モチベーションの元です。
次に、
練習している曲が、好き、ということ。
これは、2番目にくる、モチベーションの元のようです。

ごく初めの基礎を覚える期間を
終えてしまえば、
あとは、私は、なるべく生徒さんの希望にそうように
しています。
そのために、時間をかけて、
「どんな雰囲気のものが弾きたいか」と
考えてもらいます。

次に、私の方から、それに沿って
色々リクエストしていきます。
「それ!」という気持ちが起こるまで、
いくつもの曲を弾いて、聞いてもらいます。

生徒さんによっては、
いくらリクエストしても、NGが続きます。
8〜9曲くらい弾いても、まだ、「ノン」と言われ続け、
こちらも、ストック不足になってきたりします。

もう少しレベルが上だったら、こちらのレパートリーも
豊富になってきますが、
始めて2〜4年ころが、一番困る時です。

まぁ、そうやって、感性を育てる機会にもなっています。

というわけで、
時間をかけて曲を選んだあとは、
私としては、ラクになります。
理由は、生徒さん自身が、もう「やる気」満々になっているからです。

これは、大人の方にも、
同じことが言えるのではないかと
思っています。





* まとめ

モチベーションの元、その一つが、
曲選び



Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年7月4日木曜日

凡人の私は。。。(練習の仕方)


先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を
見て、聞いていました。
ずいぶん古い動画ですので、
マルタさんも若く、
プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。
私のような昭和の人間は、
マルタに圧倒されます。

今ですと、
若手のたくさんのピアニストがいます。
同じく、スラスラ弾いています。

そんな動画を見ていますと、
もう、やる気も失せそうになります。
「世界の7不思議」とか、
「ワンダーランド」「神業」という次元の、技術に見えます。

私のような凡人は、
地道に練習して、マルタさんの何十分の一を
ようやくできるかできないか、というレベルです。

ずいぶん昔のことですが、
長い髪でピアノを弾いていましたら、
「髪の毛がマルタに似てますね」と言われました。
「はい、そうだとしたら、
そこが、マルタとの唯一共通点です」と思って、
いじけそうになります。

長くなりましたが、
何が言いたいのかと言いますと、
マルタとか、かてぃんさんでない限り、
たぶん、
やはり、ゆっくり練習や、
繰り返し練習が必要だということです。

また、どんなレベルでも、
心を込めて表現することはできますし、
その結果、他人の心を動かすこともできる、ということです。
これは、私は、実地にいて、毎日感じています。

あまり速く弾きすぎずに、
よく音を聞いて、
じっくり練習していく価値はあると思います。


* まとめ

凡人の私は、ゆっくり練習、繰り返し練習。





Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年7月3日水曜日

海外組だより(フランス)庭いじり紹介


オンラインレッスン「ふだん塾」には、
いく人か、海外からの受講生があります。
たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、
ご紹介しています。

きょうは、受講生の方のではなくて、
私の、です。
フランスの街なかの庭ですので、
家のまわりにあるスペースを使って、植木を育てているのです。
写真を撮ろうとしても、
なかなかうまくいきません。
もう少しうしろに下がって写真を撮れたら、
全体の様子がわかるのに、と思いますが。




















また、地べたに石が敷きつめられているところが
多いのです。
ですので、植木鉢に育っているものが多い。
それは、江戸っ子が、長屋の前に、
ところ狭しと鉢植えを置いていたのと、
ちょっと似ています。


 











家の中にいながら、
鉢植えが見えるのは、楽しいことです。
あ、今は、この花がきれい、と思えば、
その鉢をこっちへ持ってきて、
終われば、また別なのを持ってくる。

というふうに、舞台装置のように、
移動できるのは、鉢植えの良さかもしれません。















これまた江戸っ子と同じですが、
家の前には火鉢を置いて、
水を張っては、金魚やメダカを入れる。
浮草も入れる。
そんなことを、私もずっとしていました。

ある時、
上野の不忍池のハスの種を、もらってきました。
(取ってきました)
それをまいて、育てたことがあるのです。
子供用のプールを使って、池に見立てて。
花が咲くまでにはいきませんでしたが。

その「プール池」は、いまだにあります。
金魚も、睡蓮も、います。













街中のいいところは、
お隣のお家のいいところも、楽しめてしまうところです。
前のお家には、大きな木蓮の木があったりします。
お隣には、
街で一番古い家が、あります。
中世の終わりころ?
植物をはわせるのに、
その壁を、使わせてもらっています。













勝手に、木いちごが生えてきて、
タルトができそうなくらい、収穫できます。
それ以外にも、
食いしん坊の私は、

びわ、
梅、
ぶどう、
みかん、
レモン、
オリーブ、
ミョウガを植えましたので、
収穫があります。
鉢植えだって、ちゃんとできます。

今は、梅の季節です。
今年は、梅ジャムを作っています。

そのほか、
山椒、
シソ、
パセリ、
バジリコなどのハーブも、あります。














こちらは、もとは、フランス庭園だったスペースです。
石畳があったり、
石の柱のようなものがありました。
バロック庭園は、どうも私の性に合わなく、
ずいぶん苦労して、石をどけました。

今は、芝生(雑草)をはやしています。
ブドウの木を植えたり、と、
勝手に改良しています。

今年は、その一角に、
枝豆、
ごぼう、
とうもろこし、
きゅうりの種をまいてみました。
日当たりはあまり良くないですが、
どうなるか?
バロックの時代の人が知ったら、
びっくりすると思います。

また、今、大山木が花を咲かせています。
レモンのような、いい香りです。

香りといえば、

ジャスミン、
スイカズラのお花が、今、とてもいい香りです。
この香りは、
どんな香水よりも、
エレガントで、幸せになれます。

バラの花も、今季節です。
ですが、なかなかうまくいかない年もあります。
今年は、鉢植えのバラが、
よく咲きました。



















きょうは、我が家の、
計画性のない、
はえていれば良い、といような庭のご紹介でした。

海外にいても、
土をさわっていれば、地球のどんな場所とも
つながっている、という感じがするのかもしれません。
そんなことを、ふと、思いました。


読んでくださり、
ありがとうございました。







Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月29日土曜日

ピアノ、また生まれ変わる!


私のピアノは、23歳ですが、
去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。

ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、
本当に、びっくりものです。

とりかえる前に、テクニシャンに、
「音が変わりますよ。
まるで、夫をかえるようなものですよ」と
さんざん言われていました。
ですので、覚悟はしていました。

いくら変わると言っても、
弦や、共鳴版は同じなのだから、
そんなに変わるとは想像していませんでした。

ところが、
いざ、かわってみますと。。。
本当に、全然違う音が出るのです。
ちょっとがっかり、です。
そして、これから数年かけて、変化していく、というのです。
本当に、夫が違う人になってしまったようです。

さて、きのう、
これで、3度目の調整を、
行ってもらえることになりました。
パリからわざわざ来てくださる、有能なテクニシャンです。
もう、長いお付き合いです。
作業の前には、色々話し合います。

「この部分が、いまいち。
けれど、この低音は、すごく良すぎ。
この高音部分、もう少しキラキラしてくれるといいのだけど。。」

「では、
高音を輝かせるために、低音を少し控えめにする?
いや、この素晴らしい低音を控えさせるのは、もったいない、、、、」

「バランスの問題?」

などなど、
話し合いは、続きます。

そして、その後は、おまかせします。
そして、出来上がった、ほっかほかのピアノは?
それが、なんとなんと!
また、生まれ変わりました。
とても素晴らしい音です!

今までとは、ちょっと違いますけれど、
とっても素晴らしいバランスのピアノになりました。

小さいころから、
ピアノという楽器は、メンテナンスによって、
こんなにも変わるのか!と驚くほど、
音が変わる、ということを、
お師匠さんから、教えられてきました。
本当に、その通りです。

いい銘柄を買う、というのも一つの手ですけれど、
メンテナンスがなくては、
それさえも生かすことはできません。

その一方で、
どんなピアノでも、調整次第で、
かなりいい音が出せるようになります。
ですので、
いいテクニシャンがいてくれる、ということは、
本当にラッキーなことだと思います。

これからも、
どんどん、(趣味)ピアニストの要求が高くなって、
テクニシャンも「やりがいあるな」と思って下されたら
いいと思います。









Chiyo







動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月27日木曜日

「ピアノを楽しみにして、仕事を頑張っています」


けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、
お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。

北海道にお住まいのMさんです。
その方がおっしゃるには、
仕事は忙しくなってきているけれども、
ピアノを弾くのを楽しみにしながら、
仕事を頑張っています、ということです。

きっと、
1日の仕事が終わって、ご夕飯の後にでも、
ピアノを練習なさるのでしょうか。
それを楽しみに、ということです。

そして、
そうお話しになっているお顔が、ニッコニコでした。
パッと、輝いたようになりましたので、
私もとても嬉しくなりました。

私など、時に、
イヤイヤ練習することもあるのです。

あぁ、こういう方は、いいなぁ、幸せだなあと思いました。
そして、
そういう方のお供をできるのは、
楽しいことです。



Chiyo







動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月25日火曜日

ピアノの先生、いろいろ

 


ピアノの先生、と一口に言っても、

いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。
少なくとも私の頭の中では、
レッスンをしている時はもちろん、
そうでない時でも、
気にし続けていることがあります。

あの人には、どんな曲がいいか。
この人は、今、何のお勉強するのがいいか。
などなど、
私の頭の中には、いつも、
クエッションマークが、灯っているようなものです。

それが、はっきりとわかるのは、
全然別なことをしている時に、
なんの脈絡もなく、
すっと、イメージが湧いて
「あ、あの方には、この曲が似合いそう」
と思ってしまうような時です。

実際、
そんな風に「イメージがわいた曲」をご提案してみると、
とてもうまくいくことが多い。
例えばコンクールや、コンサートなどで、
とてもぴったり、しっくりと、うまくいった、
というようなことが、よくあります。











Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ

2024年6月21日金曜日

ちょっと行き詰まった感じの時


一生懸命弾いているのに、
どうも、成果が出ない、というときはあります。

それは、プロでも、趣味ピアノでも、
大きなモチベーションを持って努力している方に
よく起こるようです。

そういうときはどうすればいいかと言いますと、
ごくシンプルに対処するのがいいと思います。
ちょっと休んで、間を置く、とか、
課題曲を減らす、とか、
ちょっとレベルを下げるとか。

レベルを下げる、という言い方は
あまり響きが良くないのですが、
曲をもう少しシンプルなものに取り替える、という意味です。
音楽的には、要求度は、いつもと同じにします。
美しさを、求めます。

隅々まで愛情を込めて弾く、というような感じでしょうか。

そうこうしているうちに、
だんだんいつもの調子が戻ってくる、ということは
あります。
あまり「私のモチベーションはどうだろうか」と、
そればかりに焦点を当てないで、
やりすごす、というのがいいと、私は思っています。





* まとめ

モチベーション測定器で、測り過ぎの人が
行き詰まりやすいかもしれない






Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月17日月曜日

バッハは、苦いお薬なのか?


きのうは、フランスではル・マンというところで
24時間自動車レースがありました。
それとは関係ありませんが、
先日、私は12時間、ピアノ試験のジャッジをする
という仕事がありました。
まぁ、休憩はあるのですが。

さて、その中で、
バッハを弾いた生徒さんが多かったです。
バッハ好きの私にとってはうれしいことです。

ただし、
生徒さんを通して、
なんとなく感じられてしまうこともあります。
それは、
バッハを弾けば、体にいいとか、
ピアニストにとって「いい」と思われている感じがする、
ということです。

バッハがいいお薬のように思われている、
という雰囲気です。
ですので、ガンガン弾く人もあれば、
ものすごく速く弾く人も。

もちろん、
ちゃんと、バッハという人間の
「うたごころ」を感じて弾く人もあったのです。
スイング、グルーヴを感じられる演奏も。
まれではありましたが。

いつになっても、
音楽の父バッハは、尊敬されすぎて、
バッハが一人の人間だった、ということが
忘れられてしまっている雰囲気があるように感じます。



* まとめ

若い人たちに、バッハは人気があるのに、
大人になると、バッハはすごく「まじめ」っぽくとられる



Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月14日金曜日

野ばらさん、「石の上にも3年」(海外組だより)

 


きょうは、「ふだん塾」海外組のもうひと方、
野ばらさんのお庭を紹介したいと思います。

野ばらさんは、アメリカ、ワシントン州にお住まいです。
「ふだん塾」で数年前からお勉強中の女性。

以前にも、
このブログでアップさせてもらいましたが、
「女の細い腕とツルハシ一本」で、このお庭を作り上げた、スゴイ方です。
ピアノだって、
スゴイことをなさっています。
(そのことは、いつか書かせていただくかもしれません)

そのお庭には、
洋風のお庭があります。
そして、日本風のコーナーもあるのです。
そこには、フキがうわっていたりします。
そこに、今度は、
「つくばい」が新しくはいったようです。















「やっぱり、私は日本人ですねぇ、これがいいと思えるのは、、、」
と感想をお伝えしたら、
「私もこれを見て、自分が日本人なんだなーと
思いました!」とお返事が返ってきました。



 
西洋風の泉と、
和風の「つくばい」両方が見えます。
日本人でありながら、西洋の音楽まで愛してしまう
私たちみたい、と思ってしまいます。





 




 


























 












アメリカのこのあたりは、夏も涼しく、過ごしやすそうです。
バラの花が咲くのも、
フランスより、ちょっと遅めだったようです。
















野ばらさんがおっしゃるに、
庭を見ているとアイディアが次々に出てくるのですが、
行動が伴わないので、時間がかかります(笑)
ということです。
けれども、
私は、知っています。
こんなに重い天然石を運んで、3年かけて、作られたのです。

筑波いと山水を引いたような手洗い場は
3年前からの構想でした。
最近完成して、和風ガーデンっぽくなりました


時間がかかっても、3年かけて、完成させられたのは、
やっぱりスゴイ、と思います。
いえ、時間がかかるからこそ、
スゴイことを完成できるのかもしれません。

「石の上にも3年」



野ばらさん、
いい写真をありがとうございました。







Chiyo





動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月13日木曜日

「両手で弾くのは、むずかしぃ」という時

 



片手ずつ弾けても、両手で弾くのが、むずかしい。
確かに、そうです!
私も、それでよく苦しみます。

そういう時に、よく観察してみますと、
まず、
片手ずつちゃんと弾けているかというと、
けっこう、そうでもないこともあります。

とくに、左手だけで弾くのは、おぼつかない。
まず、片手ずつ、きちんと弾けた方がいいです。
その方が、はやくコトが進みます。

さて、その準備がととのって、
両手にうつることにします。
その時、
あまり、完璧主義にならない方が、いいのです。

そこで、ある工夫をします。
両手を弾きながら、
片手だけに、注目する、ということです。

「両手引くけど、右手だけを、うまく弾こう」
です。
左手が、ぐちゃぐちゃになっても、いい、とします。

次に、その逆をやります。
両手を弾きながら、左手だけを、上手に弾こうとします。
右手は、どんなにミジメでも、いい、とします。

ということを、繰り返しているうちに、
だんだん、できるようになります。



まとめ
*両手で弾こうとするときに、
片手だけに、注目する練習







Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月10日月曜日

 質より量、かどうか?

 



本の読み方に、

熟読、
速読、
斜め読み、など、
いろいろな読み方があるように、
ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。

大曲を、ざっと仕上げる、とか、
小品を、深く掘り下げて練習する、など。

どちらも、
上達するのに、効果があると思います。
時と場合によります。

「いつも」ざっと仕上げていると、
レパートリーは増えるかもしれませんが、
まぁ、質より数、という感じになってくるかもしれません。

逆に、
小品、もしくは、
それほど技術的にむずかしくなくても、
音楽的によく掘り下げて練習する、というのは、
これは、
宝石のような価値を手に入れられるかもしれません。

そんなことを続けている人が、
たまに、
「大曲をざっと仕上げたり」すると、
ぐっと、レベルが1段も2段も上がったりすることがあります。
レパートリーも多くなく、
地味なピアニストでいながら、
そんな風になります。

これは、
おもしろいことです。






Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2024年6月6日木曜日

ツェルニーで楽しめるのか?


先日、同業者の方に(つまり、ピアノ教師の方に)
質問を受けました。

数年前のことですが、
音楽院、教師就職試験の際、
私の生徒さんの一人が、レッスンの試験台となりました。

「あの時に弾いていたツェルニーの曲は、なかなか良い。
いつもより、音楽的で美しい」

ということでした。
「自分も使いたいので、ツェルニー何番か、教えてください」
ということでした。

「はい、それは、リトルピアニスト これこれこういう番号ですよ」
と答えました。

そして、
はてな、と思いました。
この練習曲集だけが、特別音楽的、というわけでもないのです。
まぁ、最後の方に、
魅力的な曲がそろっているのは、確かですが。

「ツェルニーというのは、つまらない曲が多いけれど」
という前提でお話がありましたので、
私は、心の中では、
私はそうは思わないけれど、
そう思う人はフランスでは多いな、とつぶやいていました。

それから、あともう一つ、
弾き方による、ということです。
ツェルニーのとてもシンプルな和声運行では、
つまらない、と思う人が出てくるのはわかります。
(I - IV - V - I というような)

それだって、どういう表現で弾くか、を
ちゃんと考えて、強弱をつけて弾けば、
とてもステキな一品になるのも確かです。




* まとめ

あいかわらず、フランスでは、
ツェルニーの人気がない






Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村