どちらかというと、
私は、強迫的に練習をしていたので、
練習する気があるかどうか、なんて、
あまり気にしていなかった、というのが、
本音です。
それでも、そういうことは、
心の底では、
しばしば、おこっていたようなのです。
それに気づいてから、
どんなふうに切り抜けてきたか、
書いておきます。
1)休む。その日は、練習しない。
2)技巧的なところだけを、機械のメンテナンスみたいに、
さらっておく。
3)しばらく、別な曲に変える。
4)ほかの人の演奏をきく。栄養をもらう。
私の場合、
2)が多かったと思います。
あまり音楽的なことは気にせずに、
苦手なところ、どうもスムーズに行かないところ、を
左右バラバラに、
ゆっくり、
くりかえし、
やっておく。
おそうじのような、
メンテナンスのようなつもりで、
ほんの少しでも、やって、おしまいにするのが理想。
すると、
適当に満足感もわいてきて、
次の日に、つながるというような感じでした。
今になって思うに、
(私にとっては、です)
「ムリに、がんがん弾く」というのは、
あまりためにならない、ということです。
そうやって、
ずいぶん貴重な時間をついやしてきたような、、、
気がするので、
そういうエナジーがあったら、
「きょうは、弾かない。そのかわり、○○をやる」と、
自分で選択して、
決断して、堂々としてる、という力に変えられていたら、
と、
昔の自分に、そう思います。
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ教師
月3000円 短期、長期。
↓ もっと読む
