きのう、楽譜の話をしました。
原典版が、絶対いいのか、というと、もちろんいいのですが、
それを使う知識も、必要になってきます。
きょうは、ひとつ、
とても、うれしい楽譜の話をします。
その出版社の楽譜は、
昔ながらの、彫り方の美しい版で、
音楽的なことも、考えられていて、
読みやすく、
原典で、
紙の質もよくて、
色もクリーム色で、目にやさしく、
紙は、すけて裏のぺージが見えることなく、
いいことだらけです。
ちょっぴり高価かもしれませんが、
それだけの価値は、じゅうぶんです。
その有名な版のいいところを、
かなりの年がたってから、
さらに、発見しました。
「ものすごく」いいことです!
それは、
ページをめくる時のことが、
ちゃんと配慮されているということです。
一曲に、何枚ものページをめくるのは、
大変な苦労になってきます。
特に、室内楽などをやっていますと、
他の楽器の楽譜もはいってきますから、めくる数がふえます。
弾きながら、めくるのは、とても大変なのです。
肩を痛めそうになるくらいです。
演奏会当日は、どなたかにめくってもらえても、
練習期間は、とても大変です。
その苦労を知って、だと思います。
片方の手が、あいているタイミングで、
譜めくりできるようになっているのです!
なんて、親切な!
なんて、やさしい心!
そんなこと、だれも話していなかったので、
それに気がついた時は、とても感激しました。
(さいしょは、ただの偶然だと思っていたのです。
けれども、調べてみると、どこも、かしこも、ということが
判明しました)
必ず、最後の小節のところで、
左手に、休符がありますでしょう?
そこで、余裕をもって、ページをめくれるのです。
さて、
この出版社とは?
グレーっぽい青の表紙の、
Hではじまる名の、出版社です。
これからも、末永く、
出版を続けて行ってほしいと思います。
Chiyo
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フランス在住ピアノ教師
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