2020年9月7日月曜日

すばらしい楽譜


きのう、楽譜の話をしました。
原典版が、絶対いいのか、というと、もちろんいいのですが、
それを使う知識も、必要になってきます。

きょうは、ひとつ、
とても、うれしい楽譜の話をします。

その出版社の楽譜は、

昔ながらの、彫り方の美しい版で、
音楽的なことも、考えられていて、
読みやすく、
原典で、
紙の質もよくて、
色もクリーム色で、目にやさしく、
紙は、すけて裏のぺージが見えることなく、
いいことだらけです。

ちょっぴり高価かもしれませんが、
それだけの価値は、じゅうぶんです。

その有名な版のいいところを、
かなりの年がたってから、
さらに、発見しました。
「ものすごく」いいことです!

それは、
ページをめくる時のことが、
ちゃんと配慮されているということです。

一曲に、何枚ものページをめくるのは、
大変な苦労になってきます。
特に、室内楽などをやっていますと、
他の楽器の楽譜もはいってきますから、めくる数がふえます。
弾きながら、めくるのは、とても大変なのです。
肩を痛めそうになるくらいです。

演奏会当日は、どなたかにめくってもらえても、
練習期間は、とても大変です。

その苦労を知って、だと思います。
片方の手が、あいているタイミングで、
譜めくりできるようになっているのです!
なんて、親切な!
なんて、やさしい心!

そんなこと、だれも話していなかったので、
それに気がついた時は、とても感激しました。
(さいしょは、ただの偶然だと思っていたのです。
けれども、調べてみると、どこも、かしこも、ということが
判明しました)




必ず、最後の小節のところで、
左手に、休符がありますでしょう?
そこで、余裕をもって、ページをめくれるのです。

さて、
この出版社とは?
グレーっぽい青の表紙の、
Hではじまる名の、出版社です。

これからも、末永く、
出版を続けて行ってほしいと思います。


Chiyo



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