2020年9月15日火曜日

自分は、なにをめざしているのか


ピアノを弾きたいという気持ちは、
練習に精をださせてくれます。

そして、どんどん
じょうずに弾けるようになって、
曲も、次から次へと進んでいきます。

さて、
ここからが、ふしぎなところです。

ほかの人の演奏をきいていて、
感じたことはありませんか?

*なんだか知らないけれど、とても気に入ってしまった。

*なんだか、いい思い出が浮かんできてしまった。

*わけわからないが、涙が出てしまった。

などなど。

ひとことで言えば、
「感動した」です。

逆にいうと、
きれいに弾けているのに、感動しない演奏もあります。
退屈すぎて、聴いているだけで、
気が立ってくるようなものもあります。

これは、
初心者でも、プロの演奏家でも、
同じことがおこる、と私は感じています。
とくに、
生徒さんの演奏に感動した、ということは、
私は、数多くあります。
初級レベルでも、
ぶきっちょでも、です。

どこがちがうのでしょう。
何が差をつけるのでしょう。

私は、よく説明できませんが、
たぶん、
演奏する人が、なにをめざしているのか、
にかかってくる、と思います。

心をこめて、
ていねいに作曲家の意図をさぐって、
自分が感じたことを、
ちょっと形を考えて、言ってみる。

と、こんな感じかもしれません。

ミスをしないように、などと、
テクニックにばかり気をとられているときは、
あらためて、
自分は、なにをめざしているのか、
思い出してみるのもいいと思います。




Chiyo



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