ピアノの鍵盤に、どう手を置くか、というのは、
なかなか説明のしにくいことです。
なにしろ、ピアノを弾くときは、たえず動いていますから、
「こうしましょう」と言っても、
次の瞬間には、別な姿勢になってしまいます。
ひとつだけ、
チェックするといいことがあると思いますので、
書いておきます。
アーチ型を作るのに、いい目安になります。
親指に注目します。
これもまた、いろいろ動きがあっていいのですが、
打鍵している時には、だいたい、
べたっと、寝そべっているのが、いいです。
(オクターブや、手が広がっている時をのぞく)
そうでなくて、
たえず、
親指の「つま先」で弾いているような方もあります。
たとえば、ドミソの和音を弾くのに、
「つま先」スタイルになっていたら、
これは、見のがさないほうがいいです。
べたっと、親指の外がわ全部で、打鍵する。
そうすると、
結果的に、手首の位置や、
肘のテンションなどが、理想にもどります。
の、はずです。
ちょっと、観察してみてください。
まとめ
* 親指の位置に、注目
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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