2023年1月13日金曜日

2)エマさん「実はそうではないのです」とおっしゃる

 


記事にしてみました。
その下書きをお見せしたところ、

こんなメッセージが返ってきました。


*****

この記事を読んで想像するのは(あくまで私ならの話です)

「エマさんは中学までピアノをきちんと練習して
そこそこ弾ける人であった。
インベンションなど学習済み。

2020年にピアノを再開し、
その頃駅ピアノでバッハを弾く人に感銘を受けた。

旅行に行った際など、緊張はするが
少し勇気をだして駅ピアノを楽しんで
いる」

という人物像でした。

でも実際の私はかなり違います。


「私はともかく何も練習しない子どもでした。
そしてろくに弾けないままピアノを
辞めました。
その事を今となっては深く後悔し、
またコンプレックスになっています。
それこそがピアノを再開した理由かもしれません。

なので(記事の)エマさんのように軽やかにストリートピアノを
楽しんでいる訳ではなく、
上手な人が弾いていたらひとまずその場を離れ、
また恐る恐る戻ってきて、
なるべく人が少ない時を見計らって、
えいやっと弾きました、笑」



*****

という舞台裏話をしてくださいましたので、
私は、うれしく思いました。

そうやって、率直にお話をしてくださると、
もっとエマさんのことを知ることができますし、
こういうお話は、
いろんな人の励ましにもなると思います。

世の中には、
いとも簡単に、カッコよく、駅ピアノを弾いてらっしゃる方も
ありますが、
もしかすると、内心は、
そう穏やかではない場合もあります。

いえ、
よほどの鈍感の人でない限り、
ずいぶんハラハラ、緊張しながら弾いていると思います。

それから何より、エマさんが、
このように、真剣に、ご自分と向き合ってらっしゃるようなのが、
とても素晴らしく
私には、キラキラ輝いて見えました。

さて、
話は、続きます。
そのあと、エマさんは、この曲をもって
サークル発表会の本番に臨まれたのですが。

(つづく)







 

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