2023年1月30日月曜日

フランスキッズの、日本語


フランスの音楽院では、たまに、
朗読やら歌やら楽器を混ぜて、
「学芸会」的なことをすることがあります。

今年は、
日本のむかし話をフランス語で、という
企画が来ました。

朗読の人は、フランス語で。
その雰囲気に合わせたピアノ曲は、どんなのでもオッケーです。
私は、ちびっ子ピアニストたちに、
何を弾いてもらおうか、と考え中。

そして、
歌も歌ってもらおうかと思います。
「一寸法師」という歌を、
皆さんはご存知かどうかわかりませんが、
これを、みなで歌うことにしました。

日本語で歌うといったら、たくさんのちびっ子たちが、
興味津々になりました。

何番まで歌詞があるのか、
よく知りませんが、
少なくとも一番くらいは覚えてもらおうと、
ただいま訓練中。

そのたびに思うのですが、
ちびっ子たちには、日本語が好きな人が多いです。
普段から、マンガを読んだり、
日本のTVドラマを見ているのです。

だからでしょうか、
耳にも、すんなり日本語の発音が入ってくるようです。
「指に足りない一寸ボーシ」と
始まりますが、
これだって、すっと、歌えてしまいます。

聞けば、
「センセイ」「ワカリマシタ」など、
言える人は多いです。
もちろん、ののしり言葉も、言えます。
へぇーと、私は感心してしまいます。

「おわんのフーネに、はーしのかい」
これだって、
ちゃんと発音できるのです。

本番が、楽しみです。















Chiyo

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