ピアノとはあまり関係ありませんが、
毎年、音楽院で、言ってしまうことがあります。
「きょうは、クレープの日ですよ」と
生徒さんたちに、リマインダーをするのです。
これは、
日本の節分と似たようなものです。
だんだん光が増してきますでしょう、
それを祝って、クレープを焼くという、
聖燭祭(Chandleur)です。
私も、しばらく前から、卵を買い込んでいます。
スーパーには、
小麦粉、卵、泡立て器、ボールなどが、
前のワゴンに並んでいます。
それでも、
手作りのクレープを焼く人は、そんなに多くありません。
できあいのクレープだったり、
クレープ屋さんに行ったりする人も、多いです。
また、
外国から移住してきた人たちは、
この伝統を知らなかったりします。
クレープが大好物の私は、
こういう伝統が、すたれないように、と、
次の世代に、宣伝したくなってしまうのです!
ちなみに、
私の一番好きなクレープは、
「バター砂糖」です。
たっぷり、溶かしバターをかけて、
その上に、お砂糖をふりかける。
そうすると、
ちょっとぐにゃぐにゃした
やらかいクレープと、
とろりとしたバターと、
ジャリジャリ、いうお砂糖が混ざって、
なんとも言えない味と、舌ざわりになります。
今晩が、楽しみです。
みなさんは、どんなクレープがお好きでしょうか?!
きょうは、
クレープのお話でした。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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