2022年2月2日水曜日

フランスの伝統


ピアノとはあまり関係ありませんが、
毎年、音楽院で、言ってしまうことがあります。

「きょうは、クレープの日ですよ」と
生徒さんたちに、リマインダーをするのです。

これは、
日本の節分と似たようなものです。
だんだん光が増してきますでしょう、
それを祝って、クレープを焼くという、
聖燭祭(Chandleur)です。

私も、しばらく前から、卵を買い込んでいます。
スーパーには、
小麦粉、卵、泡立て器、ボールなどが、
前のワゴンに並んでいます。

それでも、
手作りのクレープを焼く人は、そんなに多くありません。
できあいのクレープだったり、
クレープ屋さんに行ったりする人も、多いです。
また、
外国から移住してきた人たちは、
この伝統を知らなかったりします。

クレープが大好物の私は、
こういう伝統が、すたれないように、と、
次の世代に、宣伝したくなってしまうのです!

ちなみに、
私の一番好きなクレープは、
「バター砂糖」です。
たっぷり、溶かしバターをかけて、
その上に、お砂糖をふりかける。
そうすると、

ちょっとぐにゃぐにゃした
やらかいクレープと、
とろりとしたバターと、
ジャリジャリ、いうお砂糖が混ざって、
なんとも言えない味と、舌ざわりになります。
今晩が、楽しみです。

みなさんは、どんなクレープがお好きでしょうか?!

きょうは、
クレープのお話でした。








Chiyo

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