中学から高校にかけて、私は、
現役ピアニストの元で、レッスンを受けていました。
そのころは、
レッスンに行くには、
だいたい弾けるようにしておいて、
先生から教わるのを、待つ、を心がけていました。
どう言われても、すぐにその通りにできるように、
スタンバイの状態に、練習しておきました。
そして、先生が
ここは、こんな風に、
ここは、もっと〇〇のように、などと、
説明してくれることを、その通りに、やっていました。
今から考えると、
なんだか、とても受け身〜、と思います。
それでも、
高校生ぐらいになると、
先生から、あまり説明がなくなって、
ひたすら、「もっと表現を」と要求されるようになってきます。
うまくできなくて、
焦ってきたのを、覚えています。
まぁ、はじめは、
「見習い」時代だったのだろうと思います。
それが、
だんだん、「一人前」の方向にいくにつれて、
要求が変わってきたのです。
今から思うに、
「見習い」の時期から「一人前」への橋渡し、
のようなものを、もうちょっと段階的に、
やってくれていたら、と思います。
もう少しスムースに行けたのではないか。
さらには、
もっと小さい時から、初級のころから、
「ここは、どういう風に表現したいのか」と、自分で
考える練習をしていたら、もっといいように思います。
先生の、「ここはこうしましょう」という説明を待つ、
というよりも、
「私は、ここをこうしたいんですけど、
うまくいきません、どうしたらいいでしょう」
と、説明をお願いする、
というのが、
もっと、楽しいように思います。
(これを読んで、お師匠さんは、天国で
「そうですねぇ」と笑ってらっしゃるはず)
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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