2021年5月31日月曜日

親指を観察していると、わかる

ピアノを弾いているときは、手は動いていますので、
どのポジションが正しい、とは、言いにくいです。

それでも、親指に注目していると、
だいたい、それでいいのかどうだか、判断がつくこともあります。

タッチの時には、親指は、
平たく寝そべっていることが多いです。
打鍵の後は、リラックスしていいので、
起き上がったり、そのまま次の準備をしたり。

(わざと、そうでなくする場合もあります)

また、
親指と人差し指で、わっかを作る。
そのまま、その丸をピアノのキーの上に持ってくると、
手の形は、いい感じになります。

タッチの瞬間に、そうなっているのが、いいと思います。

何も、そんなことを意識しながら弾くことはないですが、
たまに、
チェックしてみるのも、いいことだと思います。

私がよく見かけるのは、
右手は良くても、左手がイマイチだったり、
または、その逆だったりします。

あぁ、この方は、本当は、左利きかもしれない、と
思ったりします。
ピアノには、関係ないですが、
当たっていることが多いです。

親指がきちんと居場所を知っていると、
弾くのが、ずいぶんラクになりますので、
興味ある方は、観察してみてください。

* まとめ

タッチの瞬間、親指はどうなっているか







 


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2021年5月28日金曜日

指のジムに、ならない

このブログの読者の方は、もう十分おわかりのことですが、
たまに、うっかり忘れてしまう方もあります。
私も、よく忘れます。

私たちピアニストが、指の練習をしていると思っている時、
実は、
同時に、耳を育てています。

たとえば、
先生に「ここはもっと軽やかに」と、言われたのならば、
いっしょうけんめい弾きながら、
耳を傾けて、「カロヤカさ」を探し始めます。

「カロヤカさ」って、どういうものだろう?
こうすれば、軽くなるかな、
いや、全部の音が聞こえなくなってしまう、
でも、
こうすれば、重くなる、

あちら立てれば、こちら立たずで、
なかなかスパッと、決まりませんが、
いろいろ試します。

そのやりくりの、試行錯誤の時間が、素晴らしのです。
これをやらずに、
ただ、
この速度で、これをミスなしで弾けるように、では、
あまり、上達しません。
指のジムになってしまいます。

指の動きと、
耳の要求を、つなげていく作業は、実は、水面下では、
ものすごいことが、起こっているようです。
筋肉の微妙な使い方、
反射神経、
表現能力、
センスが磨かれる、
耳のピクセル?が増える、
などなど、
つまり、平たく言うと、「耳が良くなる」ということが起こります。

それは、
ピアニストにとって、
ものすごく素晴らしいスキルです。



* まとめ

指の練習をしている、と思っていても、
実は、もっと色々な、すごいことが発達している可能性





 


2021年5月27日木曜日

神経どうしが、手をつなぐ


 先日、テレビを見ていましたら、体操の先生が、
いいことを教えてくれました。

何か新しいことをすると、神経と神経が手をつなぐ、というのです。

神経に手がついていて、
あちらのにも、手がついている。
新しいジェスチャーをすると、
その2つの手が、にぎりあって、つながる。

そして、繰り返し練習すると、
そのつながりが、もっと強くなる、ということでした。

私が小さいときの、ピアノの先生からは、
「繰り返せば繰り返すほど、
神経のつながりができて、
それが、どんどん太くなっていきますよ」という
説明でした。

だいたい、似たような感じですが、

今回のは、手がついていますから、
まるで、「東急ハンズ」のような絵を思い浮かべてしまいます。
なるほど、
そうやって、手のつながりを強くしていこう、と
もっと、さらに具体的にわかったような、
感じがしました。


* くりかえし練習で、神経がつながる


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2021年5月26日水曜日

女性ピアニストに、拍手

このブログの読者の中には、男性もいっぱいいらっしゃるので、
申し訳ないですが、
女性ピアニストならでは、の苦労も、あるのです。

初心者の方ですと、まだお気づきになりませんが、
しばらく進んできますと、
連続オクターブが出てきたり、
弾く音、盛りだくさんの和音を、いっぱい弾くことも、出てきます。

すると、
やはり、男性と、女性の差が出てきます。
オリンピックでは、
競技は、男性、女性と分かれているのに、
どういうわけか、ピアノだけは、
男女一緒です。

それでも、コンクールなどでは、
男女が混ざって競ったりします。

一昔前、
あるロシアの(ソ連の)大先生の公開レッスンを見ていましたら、
ドイツのか細い女性受講生が、
リストのエチュードを弾き終わった時に、
「女性としては、まあ、よく弾けている」などと、
今の時代でしたら、絶対、問題になるような発言も、
聞いたことがあります。

発言が問題になっても、ならなくても、
その、筋肉の問題は、今でも、残ります。
筋肉がある方が、絶対にトク、ということはあります。

ですから、
女性は、一生懸命練習をして、
そして、手や、体の柔軟さを効果的に使って、
センシビリティを磨いて、
色々工夫をしたりして、
手の小ささをカバーしています。

コンクールで優勝なさった日本人女性が、
ものすごく華奢だったりして、
ハグした時に、もう、びっくりしたこともあります。
それは、それは、
人一倍の努力をなされたのではないか、と
想像しています。

腕立て伏せをしたり、
腹筋を鍛えたり、も、しているはずです。

女性に拍手いたします。





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2021年5月24日月曜日

ピアノ占い?


 ピアノが好き、という方がいると、私もうれしくなります。
聞くのが好き、でも、なんでも、
ピアノの魅力をご存知なのです。
もう、これは、絶対、習っていただきたいものです。

さて、
ピアノが好き、というのは、
どこがいいのだろう、と
私は、想像してしまいます。
私は、物心ついたら、ピアノを弾いていましたので、
ピアノのどこがいいのかな、というのが、
よくわからないこともあります。

音色?
弾いている姿?
易しそうに見える?
ピアノ曲の、バラエティの広さ?

私が、今考えて、いいなと思うのは、
音色の広さです。
いろんな楽器のモノマネができるくらいです。
ピアノ一つあれば、
オーケストラを所有しているようなものです。

ところで。

お話をしていて感じるのです。
ピアノの、ここが好き、というようなお話を聞いて、
そこが、
その方の個性、才能ではないかと思うことがあったりします。

たとえば、
音色が好き、という方は、
ご自分の声が素敵、とか、
手がパラパラ動くから面白い、という方は、
運動神経がすごい、とか、
ピアノ曲で、まるでお話をしてるみたい、という方は、
ご自身が、お話をするのが上手だったり、
ピアノで、哀歌を弾けるのがいい、という方は、
なにか、そういうセンシビリティを持っていらしたり、、、と、

なんだか、ピアノ占い、なんていう怪しげなコトも
できそうな感じです。

あなたは、
ピアノの、どこがお好きですか?





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2021年5月21日金曜日

親指の大罪


 親指は、ピアニストにとっての大罪、という人もあります。
世界共通の、問題、とも言われています。

まず、指くぐらせをしなくてはなりません。
それに、
関節の数が、一つ足りません。
短いです。
横に寝そべっています。
などなど、他の指とは、まったく違う行動をしています。

さて、
一つ、おさえておくと得なことがあります。
それは、
親指で、メロディを弾き始める時です。

これも、また、
スマホで動画を撮って観察してみるとわかりますが、
親指は、指として機能しているようには見えません。
まるで、腕が弾いているような格好になっています。

つまり、
メロディの出だしを、
指ではなくて、腕で、弾いていることになります。
すると、
だいたい、ドスン、ドカン、というような、
ぶっきらぼうな音になります。
しかたのないことです。

ですので、
そこで、あえて、
ちょっとは指らしい動きをつけてやります。
手は鍵盤の上に準備しますが、
腕の動きは、使いません。
親指を、ちょっと上にあげて、
その動きだけを使って、音を出します。

それは、ふつうでは、やらないことです。
これを使うだけで、かなりデリケートな音色で、
フレーズを始めることができます。



* まとめ

親指の、知られざる使い方




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2021年5月20日木曜日

「間をとる」、なんて


 日本には、「間をとる」という言い方があります。
これは、なんともいえない、素晴らしい表現です。
フランス語で、なんと言うのか、考えても、見つかりません。

落語でも、
漫才でも、たぶん、間のとり方だけで、
ずいぶん、面白さがちがってくるのでしょう。

ピアニストにとっても、これは、
知っておくと、とても便利です。

フレーズが終わって、次のフレーズに入る時。
ブレス、とも言います。
時には、空気が止まって、固まってしまったような、
そんな「間」もあります。

また、
曲を始める前。
両手を鍵盤の前にかざして、
さぁ、スタート、と言う時。
次にどんな音が出てくるのか、と言う瞬間を、
聞いてみてください。
これも「間」の一種に思えます。
素敵な、「間」。

だいたい、
ピアノを弾いていると、
先へ先へと、気持ちが行きます。
次の、あそこは、うまく弾けるだろうか、と、
考えていることが多いです。

そんな時、
「間」のとり方に注目してみると、
また、ガラッと、変わった見方ができます。
これも、また、やってみると演奏に深みが出たりします。

日本独特の、この感じを、
たまには、ピアノ音楽に当てはめてみるのも、
おもしろいように思います。





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2021年5月17日月曜日

ミスタッチを、おそれる人たち

ピアノを弾いていて、ミスタッチをすると、
すごく残念な気持ちになります。

特に、以前弾けたのに、思ってもいなかったところで
ミスタッチをすると、理不尽、という気持ちもします。
本番でミスるなんて、もってのほか、
悔しくてたまらないです。
私は、ミスタッチをしてしまうのが、ものすごくいやです。

でも、
練習するときは、
私は、ミスタッチを大いに歓迎しています。

まずは、だらりとした腕、手首で弾く。
そして、どこに指が行ってしまったか、というのをよく見ます。
そこから、スタートです。

右に行き過ぎだったら、左寄りに。
左に行き過ぎだったのなら、右寄りにする、

という単純作業をやっています。

そうでなくて、
ちぢこまって、
一生懸命頑張って、
やりくりして、
なんでもいいから正確な音を弾く、というやり方は、
「ニセモノ」とみなしています。

これは、その場しのぎです。
実は、
体の使い方としては、正しくないです。

長いスパンで見れば、
体のどこかに無駄な力が入っていますから、
故障はしますし、
技術は上達しません。
音楽的にも、自然な、なめらかさは出ません。

ですので、
家では、
大いに、ミスタッチをしながら、
ラクな姿勢を、追求して行きましょう。
そして、
徐々に、正しい音に近づけていく、というのを
試してみてください。
それが、上達のヒントになると思います。



* まとめ

まずは、「自然体」で弾いてみて、観察



 
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2021年5月15日土曜日

曲選びで、冷や汗

ふたたび、曲選びのハナシです。

フランスにはなくて、日本にあるもの。

それは、日本の楽譜のうしろの方にある、表です。
便宜上、初級、中級、などと、レベルが書かれています。

何を基準に、レベル表を作ったのかは、
だいたい、わかりますし、
それが、買う人にとって、道調べになっているのだろう、ということは、
よくわかります。

ただし、
たまに、あれ?と思ってしまうカテゴリーづけはあります。
その曲、そんなに易しくないですよ、と言いたくなります。

易しそうに見えたって、むずかしい曲は、いくらでもあります。
国際コンクールの一次の課題曲で、
ピアニストが頭を悩ます曲に、
Bマークがついているのだって、あったくらいです。

また、
練習曲のランクづけも、これは、
どう考えても、ちょっとオーバーに思えます。
ただ、弾ければいい、(指がいうことを聞けばいい)という基準のようです。
どう弾くか、は、個人に任されています。
そこが一番肝心で、そこがむずかしいのに。
その点が、ちょっとあぶなく感じられます。


こんなふうに、
ピアノ音楽を、A B C D と、ランクづけすると、
「競争社会」に入ってしまうおそれがあります。
まぁ、そこまでいかなくても、
「階段」をのぼっているような気がしてしまいます。

でも実は、
階段をのぼる、というよりも、
みなさん、どんどん個性を広げて、
どんどん輝いていく、というのが私には感じられるのです。

ですので、
私は、受講生の方のプライドを傷つけないように、と、
そして、かつ、
その方にぴったりの教材を、と考えて、
ものすごく気を遣って、
曲選びをしています。



* まとめ

ピアノ曲は、
ABCDではカテゴリ分けできないくらい、
もっともっと豊かなもの




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2021年5月14日金曜日

お得な、曲選び


 ピアノを習う時に、経験値がモノを言う、ということがあります。
色々なパターンに出会って、
それをこなしてきた経験があればあるほど、
トクな場合もあるわけです。

ですので、
複数の違ったスタイルの曲を、並行して練習するのは、いいことです。

それから、
今日のポイントなのですが、

むずかしい曲を、何ヶ月もかかって、やりあげるよりも、
ちょっとレベルを下げて、割と短い期間で仕上げる方が、
効率がいい、とも言えます。

レベルを下げる、というのは、
つまり、曲を、少し易しめにする、ということです。
ですが、
要求度は、上げます。

これはむずかしいから、と、
中途半端でやめるより、
思う存分、自分に要求をして、
完成度の高い仕上がりにするのです。


と、
こう書いていくと、ものすごく複雑に見えてしまいます。
でも、
実は、カンタンなことなのです。

一言で言えば、
易しめの曲を、要求度を高めて弾いていく、というのを、
わりと短いスパンで、くりかえしていく、
です。

経験値が、ぐんぐん上がっていきます。


* まとめ

「ちょっと易しめの曲を、要求度ハイレベルで」を重ねる





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2021年5月12日水曜日

サクセスストーリー(発表会トラウマ克服)


 先日、「ふだん塾」受講生の Judy さんが、
うれしいニュースを届けてくださいました。

東京で、ご友人のピアノ発表会に、ビジター参加なさるというので、
数ヶ月前から、レッスンを行っていました。

準備期間は、
ちょっと緊張のご様子でしたが、
ものすごく熱心に練習を重ねられました。

そして、本番はもちろん、大成功でした。
動画がすぐに送られてきました。
演奏は、素晴らしいですし、
おまけに、ステージを楽しんでいらっしゃるようです。

そして、
そのあと教えてくださったお話というのは。。。






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2021年5月10日月曜日

不まじめな、音色

初心者の方は、まだ、あまり気になさらなくてもいいですが、
知識としては、持っていただきたいことがあります。

左手の伴奏の音を、もっと弱く、とか、
このアルペジオの音は、もっと弱く、というお話をしても、
いっこうに変化がないことがあります。

先日、音楽院でのレッスンで、
やっと、誤解(?)が解けたので、
ああ、なるほど、と、
こちらが納得してしまいました。

弱く、と思って、一生懸命ボリュームを下げようとしても、
楽器によっては、限度があります。
それでは、ちっともうまくいきませんが、
音色を変えるということは、できます。

その時に、私が、「そうそう、それ!それ!」
と、興奮状態にオッケーを出している音というのは、
まさに、
生徒さんが、こりゃ、失敗した、と感じている音だったのです。

聞けば、そういう音は、
「不まじめ」であり、
「どうしょうもない音」で、
「使い物にならない、ダメな音」だということです。
タッチは浅いし、
はっきりしなくて、ぼやっとしているからです。

でも、
ちょっと考えてもみてください。
油絵の、素晴らしいと思う絵を、想像してみてください。
いろんな色があるでしょう?

雑巾のような、ばっちい色、とか、
ぼやっとした色、とか、
中間色、ともいえないような、
ともかく、
この色だけ見せられたら、「どうしようもない色」、と
思うかもしれません。
でも、
そういう色たっぷりで、できあがっていることが、多いです。

(逆に、
はっきりした、赤、黄色、青、ばかりでいくと、
子どもの、おもちゃランドの雰囲気になります。
それもまた、それで貫けば、素晴らしくなります。
私は、レゴのアーチストの展覧会で、ものすごく感激したことがあります)

ですので、
音色のパレットの幅を広げたかったら、
たまには、自分がダメ、と思っている音色も、
取り入れてやるのも、いいです。
ますます、おもしろくなってくるかもしれません。

試してみてください。

 

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2021年5月3日月曜日

音量と音色について

YouTube で、いろいろな音楽が聴けるようになったことや、
MP3プレーヤーで音楽を聴けるようになったことは、ものすごく便利なことです。

私は、うれしく思っていますが、
一つだけ、欠点があります。

それは、
強弱の幅が、平らになっている、ということです。
音量がいつもだいたい同じです。
ピアノでも、フォルテでも、音量が同じです。

そこは、
ふだんから、生のピアノや、オーケストラを聴いている人なら、
かまわないのです。
この音色なら、この音量、というのが、
体で、つかめています。

ですが、
いつも、MP3, MP4ファイルで音を聞いている人は、
その区別が、まだできるようになっていません。

そのためには、
やはり、生の楽器の演奏にふれていると、いいです。

楽器を演奏するには、
弾けるようになる指、手の動きを習うだけでなく、
いい耳を育てることが必要です。

今は、あまりコンサートも行われないのですが、
行かれるようになったら、
どんどん聴きましょう。
そして、耳を育てて、
音のエキスパートになりましょう。
ものすごく小さいピアノ、
ものすごく大きいフォルテ、が出せるピアニストになってください。




* 耳を育てるには、生の演奏を聴くことが必要

 
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2021年5月1日土曜日

部分練習のときは、できるのに

部分練習のときは、できるのに、通して弾いてみると、できない場合に、
どうしたらいいか、というご質問を受けました。

答えは、簡単です。
簡単すぎて、がっくりします。

まず、
部分練習をする、というのは、いいことです。
なんとなく、うまくいかない部分を、
集中的に、くりかえし、くりかえし、弾いていると、
だんだん、できるようになります。
ゆっくり、ゆっくり、くりかえし
リピート練習、とも言います。

この練習法は、すぐれものです。

ですから、
答えは、同じく、
「通し」の練習をします。
つまり、
通して弾くときに、つっかえる部分を、見つけ出します。
そこを中心として、前後を加えて、
つまり、連結部を、くりかえし練習するのです。

虫メガネで、よく観察すると、
だいたい、つっかえる部分には、一つの音、一つのジェスチャーがあります。
たった一つ、のことが多い。
それを見つけたら、もうしめたものです。
そのあたりを、集中的に、ゆっくり、ゆっくり、くりかえし。

と、
私は、くりかえし、申し上げます。

* まとめ

どこでつっかえるのか、を、見つける



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