「年だから」という表現を、よく聞きます。
年だから、こんなの着られない。
年だから、今さら、レベルなんか上がらない。
年だから、体力が衰えていって当たりまえ。
などなど。
ピチピチした若い人を見ると、
肌もきれいですから、
「差」を感じてしまいます。
もう、若くなんかなれないのです。
ですが、
昭和生まれの私は、思います。
年でも、できることは、いくらでもあります。
私が、そう確信したのは、
90歳のアイロンマンをやっている方を見てからです。
トライアスロンという過酷なスポーツで、
その中でも、
極度にハードなものだそうです。
それが、
定年後に始めたという日本人男性と、
シワだらけのアメリカ女性が、まだ規定時間内で
アイロンマンをやり遂げている、というのです。
それを知った時、
あ、人間は、筋肉は、年取っても
使っていれば大丈夫なのだ、と思いました。
そういえば、
日本の高齢の女性は、
農業をやっている方にも多いそうです。
腰がまがっているのに、
毎日、けっこうハードなことをなさっている方を、
テレビで見たりします。
などの例が、いくつもありますので、
私は、「年だから」とは思わないことに決めてしまいました。
ピアノだって、筋肉を使って弾きます。
感性も必要ですが、
これは、もしかすると、若い人より熟しているかもしれません。
ピアノに関していえば、
どんな年でも、可能性はリミットレスだと思います。
実際、
私は、そういう例をいくつも見ています。
Chiyo
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