私の好きなドイツ作家のエッセイに、
「無為のすすめ」というのがあります。
なんのことだろうと、不思議に思いながら読んでいますと、
最後には、
イタリア語で「ファルニエンテ」という訳が出ていましたので、
そうか!と、
ひざを叩いて、納得します。
どういうことか、と言いますと、
「何もしないこと」のすすめなのです。
フランスでは、
「ファルニエンテ」という言葉は、よく登場するのです。
なので、すぐピンときます。
「無為」より、わかりやすいです。
さて、その「何もしない」というのは、
作家、芸術家にとって、とても大切だというのです。
そして、
無理して、「無為」を心がけなくとも、
創作活動の最中には、
スランプだの、疲労だの、
ちっとも進まない期間もあるので、自分は、
「無為」は、ちゃんとやっている、ということです。
私も、それに同感です。
ピアノをやっていて、
ちゃんと、思うように仕事が進んだ覚えは、
今まで、ちっともありません。
勝手に、
飽き飽きする、
用事ができてしまう、
他のことに気をとられる、
ミニスランプ状態になる、
くたびれ果てる、
風邪をひく、、、という状態になっています。
だから、
そうなる前に、こちらから、
「無為」をやってしまうのもいいのだと思います。
つまり、
休む、ということ。
休暇をとる、
気晴らしをする、
ゴロゴロする、など。
思いっきり。
その後には、
また、違う感じ方がしたり、
新しい気欲がでてきたりすると思います。
* まとめ
「何もしない」のすすめ
Chiyo
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