ピアノ発表会で、暗譜がわからなくなって、
それ以来、ずーっと「暗譜」が気になる、というのは、
私の話です。
実際、音楽院でも、
そういうかわいそうなアクシデントは起こりますし、
過去にそういうことがあったから、と
暗譜を敬遠なさる方もあります。
意外とその数は多いです。
私は、音楽など、
暗譜で弾こうが、
楽譜を見ようが、どちらでもいいと思っています。
オーケストラの人は、
皆、楽譜を見て弾いていますが、
素敵な音が出ています。
指揮者さんだって、見る人と見ない人がありますが、
どちらだって、良いでしょう。
ピアニストだって、
合奏ですと、必ず楽譜を見て弾きます。
それでは、なぜ、暗譜しようとするのでしょうか?
ピアニストが楽譜を見ずに弾く、というのには、
便利さもあるのです。
*手の移動が複雑な時は、鍵盤だけ見ていたい、
* 楽譜を「見る」見るより、「聴く」方を優先して、より音楽的に、
* 譜めくりがめんどくさい
などです。
でも、この便利さ以上に、
暗譜することがストレスになるのでしたら、
楽譜を見れば良いと思います。
私は、だいたい暗譜で弾きますが、
自分にとって、あんまり複雑な曲ですと(現代物、バッハフーガなど)
迷わず、楽譜を見て弾きます。
無理して暗譜しようとするくらいだったら、
そのぶん、音楽的なことを練習する方がいいと思います。
Chiyo
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