とても音楽的には弾けるけれども、
テクニックがイマイチなので、と入ってこられた新入生があります。
さっそくレッスンが始まりました。
本当に、音楽表現が上手で、
意欲マンマンでもあります。
さて、どうやったらテクニックを伸ばせるか。
私の感想は、
曲を作り上げていく時の手順を、
もう少し整理整頓すれば、すぐに解決できそう、
ということです。
こういう例が多いのか、少ないのか、
よくわかりませんが、
参考になるかもしれないので、
書いておきます。
例えば、
今回は、ベートーベンの「テンペスト」の3楽章。
これを、
まぁ、うまく弾いてらっしゃいますが、
なんとなく、はっきりしない、
技術的に、不足、という感じがするのはたしかです。
さぁ、どうするか。
それを、分解してみます。
つまり、
ペダルを外し、
左右別々に弾いてもらおうとします。
すると、
いろいろなことがわかってきます。
* リズムを正確に弾くこと
* 保持する音と、しない音の区別
が、まだできていません。
これでは、失礼ですが、聞こえは良くないです。
でも、逆にいうと、
これができれば、かなりピカピカの演奏になるだろう、
とも思います。
特に「リズムを正確に弾く」というのは、
美しい演奏の、大事なカギだと思います。
あまり、言われることではありませんが、
ここに注目するのもいいと思います。
片手ずつ、正確なリズム。
そして両手で。
それができるようになると、
かなり素晴らしい演奏になるはずです。
* まとめ
片手ずつ、きちんとリズム通りに弾ける習慣
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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