「今の若いもんは」と、お年寄りがフレーズを始めるやり方は、
ずーっと昔、
古代ローマ時代にも、そういう文献が残っているそうです。
きょう、私が書くことも、
そんな感じになります。
とはいうものの、
若い人も、そうでない人も、
同じく、対象になります。
、、というのは冗談ですが、
傾向として、
最近では、
ピアノタッチが浅くなっている人が多くなりました。
これに気がついたのは、
10年くらい前です。
もちろん、そうでない方も、たくさんあります。
ですが、
知らず知らずの間に、手首を高めにして、
パラパラと、軽く弾く人が増えているのも、たしかです。
たぶん、パソコンの習慣だと思います。
これは、仕方のないことで、
例えば、
テニスをやっている人は、
テニスっぽい手首の使い方になりますし、
フェンシングの人、
乗馬の人、
それぞれ、特徴が出ています。
ですので、たまには、
ベートーベンの時代には、
水道も、電気暖房もなかった、
だから
井戸へ水を汲みに行った、とか、
薪を運ばなくてはならなかった、という、
筋肉運動のことを、思い浮かべてみるのも、
役に立つかもしれません。
気を向けるだけで、
割とかんたんに、クリアできると思います。
それに、
今、現代のピアノは、
ベートーベン時代の楽器よりも、さらに、
タッチが深かったり、重かったりするのです。
それを使いこなせれば、
音の表現にも、また立体感が出てきて、
ますます、かっこよくなると思います。
* まとめ
パソコンタッチと、ピアノタッチは違うのだと、
思い出すだけで改善
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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