2022年6月17日金曜日

恥ずかしい時の、参考


 きのうは、恥ずかしいという気持ちについて、書きました。
恥ずかしいからといって、恥ずかしくないようにしよう、と
考えたり、
工夫をすればするほど、
がんじがらめになって、うまくいかなくなったりもします。

私は、趣味で、
ダンスを習っています。
その醍醐味は、特に即興の時です。
輪っかの中に出ていって、一人、踊るのです。
はじめは、かなり抵抗があります。
みなさん、同じようです。

さて、
それでも、そういう集まりに何度も参加しているうちに、
だんだん慣れてきてしまいました。
先生に言わせると、
慣れてしまえば、あとは、カンタンだということです。

私が、とても参考になった、
衝動的思い出というのがあります。
それ以来、考えがずいぶん変わりました。
それは、集まりで、ハンディを持った方々の踊るのを、
見ていた時です。
中でも、ダウン症の方々。
その、踊り方といったら!

喜びいっぱいで踊っているのです。
それは、「うまい vs. へた」という考えを通り超えて、
「楽しい vs. 楽しくない」という世界に入ってしまった感じ。
生き生き、どんどん踊っています。
とっても楽しんでいる様子!

こういう集まりでは、
とてもうまい人が踊った後などは、
気後れがして、誰も輪っかに入らなくなったりします。
「私なんか出てくる場面じゃない」という気持ち、
私もよくわかるのです。

でも、この方たちは、
そんなの関係ないようです。
ただ、楽しんでいます。
その楽しみを、
まわりの人にも、ガンガン届けています。

あぁ、それ、それ、それなのだ、と思いました。
とってもいいレッスンを受けたような気持ちになりました。
彼らは、私の師です。











Chiyo

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